Skip to main content
2025年9月16日11時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. インタビュー
イスラエル・ハマス戦争

駐日イスラエル大使インタビュー(2)ハマス側発表の死者数と人質解放のための努力

2024年2月10日22時39分
  • ツイート
印刷
関連タグ:SALTYイスラエルパレスチナガザ地区ハマス明石清正
ハマス/拉致/人質+
イスラエルのテルアビブ美術館の前の壁に張り出されたハマスに拉致された人々の顔写真。現在この場所は「人質広場」と呼ばれている=1月2日(写真:Jose HERNANDEZ Camera 51 / Shutterstock)

パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」が昨年10月7日、イスラエルに対して虐殺行為を含む大規模な攻撃を加えたことを発端に、ガザ地区で戦争が始まってから4カ月。戦争はいまだに終わりが見えない状況にある。この戦争をイスラエルはどのように見ているのか。

キリスト教オピニオンサイト「SALTY(ソルティー)」論説委員の明石清正牧師(カルバリーチャペル・ロゴス東京)が昨年12月、ギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使に単独でインタビューをした。インタビューから既に1カ月半ほどたっているものの、明石牧師は「その内容はほとんど古びていません。それどころか、イスラエルが今の状況をどのように考えているのかを理解する上で重要な鍵となる言葉を、大使は次々と発しています」と話す。ソルティーに掲載されたインタビューを、一部省略・編集した上で掲載する。(第1回から続く)

◇

――ニュースで扱われているパレスチナ人の死者数は、ハマス側が発表していますが、これは民間人と戦闘員の死者数を一緒くたにしています。イスラエル側では、どのようにして民間人と戦闘員の死者数を分けていますか。

そう、そこが問題です。ハマスが発表する人数は信用できないのです。(ガザ地区の死者数を発表する)保健省は、ハマスの配下にあります。民間人の死者は、残念ながら出ています。その中には、ハマスの戦闘員もいて、彼らは軍服を着ていないのです。銃を取ったときに初めて、その違いが分かるという状態です。

ハマスの戦闘員の死者は(昨年12月20日時点で)1000人ほどだと思います。捕虜にしている者たちもいます。しかし死者のうちの、民間人とハマスのテロリストの割合について、正確な数字は分かりません。ハマスは、そのことをもって、イスラエルが病院を空爆したと悪玉にしようとしています。実際は、彼らのロケット弾が病院に落ちています1。

ガザ地区の病院爆発、被害受けたのは地区唯一のキリスト教病院 聖公会が運営
爆発による炎が上がるガザ地区内の様子(写真:国連児童基金=ユニセフ / Eyad El Baba)

これが、民主主義国がテロ組織と戦うときの姿であり、問題なのです。イスラエルは自国民を守るために戦いますが、ハマスは市民を人間の盾にして、市民の中に隠れるのです。モスク、学校、民間の建物の下に隠れるのです。私たちが民間人を殺したと、非難の矛先を向けさせようとするのです。

私たちは、誰も死んでほしくありません。子どもを含め民間人は死んでほしくありません。ハマスにだけ銃弾が当たってほしいのです。これは、パレスチナの人々に対する戦いではなく、ハマスに対する戦争です。

――人質のご家族が来日されました。イスラエル政府は人質解放のために、対ハマスの戦闘の他に何をしていますか。

政府がハマスと戦っているのは、人質を解放するためですが、ハマスはトンネルに隠れるなどしており、その作戦は困難です。諜報活動もしています。しかし軍事攻撃によって、ハマスに圧力をかけられるので、それによって交渉の条件が良くなります。

駐日イスラエル大使インタビュー(2)ハマス側発表の死者数と人質解放のための努力
東京タワー前で開かれたハヌカ(ユダヤ教の祭り)のイベントに参加し、ハマスによる拉致被害者の早期解放と国際社会の支援を訴える拉致被害者家族ら=2023年12月11日(写真:駐日イスラエル大使館のフェイスブックより)

人質約100人を解放するための交渉で、戦闘を一時休止しました。1人につき3人の囚人を、イスラエルは解放しました。これら囚人は犯罪者たちです。イスラエル人を殺すなどしたテロ犯なのです。裁判所の法廷で判決を受けた者たちです。それに対して、私たちの人質は無辜(むこ)であり、拉致されました。なぜこのことを言うかといいますと、パレスチナはこれを人質交換だと言うからです。しかし、イスラエルが解放するのは人質ではありません。

今、2回目の人質と犯罪人の交換のための交渉をしています。その時、戦闘は休止します。(ハマスとの交渉を仲介する)エジプトとカタールは、大きな助けになっています。米国もそうです。軍事的な圧迫によって、今と将来の取り引きを有利に進めます。私たちの(軍事攻撃の)目的は、人質解放です。そして、生きている人質のみならず、遺体の引き取りも交渉しています。(続く)

<<第1回へ     第3回へ>>

  1. 昨年10月17日にガザ地区唯一のキリスト教病院であるアル・アハリ・アラブ病院で大きな爆発があり、ガザ地区の保健省は、イスラエル軍の空爆によるものであり、470人以上が死亡したと発表した。しかし、イスラエル軍は空爆を否定しており、ハマスと協力する過激派組織「イスラム聖戦」のロケット弾の誤射が原因だった可能性が指摘されている。

関連タグ:SALTYイスラエルパレスチナガザ地区ハマス明石清正
  • ツイート

関連記事

  • 駐日イスラエル大使インタビュー(1)イスラエル軍がガザ地区で戦う2つの理由

  • 駐日イスラエル大使インタビュー(3)ハマス排除後のガザ地区、誰がどのように統治?

  • 拘束されたハマス戦闘員らが証言、少女の遺体を犯す許可 人質獲得者には高額報奨金

  • フランクリン・グラハム氏、ハマスに襲撃されたキブツ訪問 ネタニヤフ首相とも面会

  • イスラエル軍、ガザYMCAの建物を攻撃 6人死亡 世界YMCA同盟が抗議声明

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • シリア語の世界(32)シリア語聖書の人名・地名小辞典 川口一彦

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.