Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

世界最古のヘブライ語聖書、52億円超で落札

2023年5月18日15時13分
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカ
サスーン写本+
ヘブライ語聖書全24巻を含む単一の写本としては世界最古とされる「サスーン写本」(写真:サザビーズ)

現存するものとしては、最も欠損の少ない世界最古のヘブライ語聖書とされる「サスーン写本」が17日、米ニューヨークで競売にかけられ、3812万6千ドル(約52億4500万円)で落札された。写本としては、史上最高額だという。

落札者は、米国の元駐ルーマニア大使であるアルフレッド・モーゼズ氏(93)。ユダヤ系のJNS通信(英語)によると、モーゼズ氏は米首都ワシントンのジョージタウン地区のユダヤ人共同体の活動的なメンバー。

モーゼズ氏は、イスラエル最大の都市テルアビブにある「ユダヤ人博物館」(ANU)を支援する米非営利団体「ユダヤ人博物館米国友の会」の代理として落札。落札したサスーン写本は、ANUに遺贈する。モーゼズ氏は、ANUの国際理事会で議長の立場にある。

競売を行った米サザビーズ社によると、入札者はモーゼズ氏の他にもう一人いたが、入札開始から約4分で落札が決まった。

米ニューヨーク・タイムズ紙(英語)によると、モーゼズ氏は落札後に発表した声明で、「ヘブライ語聖書は、歴史上最も影響力のあるものであり、西洋文明の基盤を構成するものです」とコメント。「私は、この聖書がユダヤ人のものであることを知り、喜びを感じています。サスーン写本の歴史的重要性を認識し、それを世界の全ての人々がアクセス可能な場所に置くことが私の使命でした」と語った。

サスーン写本は、9世紀後半から10世紀初頭に作成されたと考えられており、ヘブライ語聖書全24巻を含む単一の写本としては、世界最古とされる。サザビーズ社によると、全24巻中、欠損しているのは12葉のみ。欠損のない完全体のヘブライ語聖書として世界最古とされる「レニングラード写本」は1008年の作成で、サスーン写本はそれよりも約1世紀古い。

名称は、ユダヤ教古文書収集家のデービッド・ソロモン・サスーン氏(1880~1942)に由来する。サスーン氏は1929年に入手し、その個人コレクションの中でも最も貴重な古文書の一つだった。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、1989年からはスイス人資本家のジャッキー・サフラ氏が所有し、一部の学者しか目にすることはなかった。

サスーン写本が競売にかけられることが発表されたのは今年2月。予想落札価格は、3千万~5千万ドル(約41億3千~68億8千万円)で、歴史文書として史上最高額で落札される可能性も指摘されていた。

これまでに高額で落札された歴史文書としては、米マイクロソフト社の創業者であるビル・ゲイツ氏が1994年に3080万ドル(約42億4千万円)で落札したレオナルド・ダ・ビンチの手稿や、米資産家のケン・グリフィン氏が2021年に4320万ドル(約59億4千万円)で落札した米国憲法の初版などがある。

ヘブライ語聖書は、トーラー(律法)5巻、ネビイーム(預言者)8巻、ケトゥビーム(諸書)11巻の計24巻で構成される。

トーラーは、いわゆる「モーセ5書」で、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記。ネビイームは、ヨシュア記、士師記、サムエル記、列王記、イザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書に、12小預言書が1巻でまとめられている。ケトゥビームは、詩編やヨブ記、雅歌、ダニエル書などの旧約聖書のその他の書。

サスーン写本で欠損しているのは、創世記の最初の10章。

関連タグ:アメリカ
  • ツイート

関連記事

  • 世界最古のヘブライ語聖書「サスーン写本」40年ぶり公開、5月に競売へ 史上最高額か

  • ダビンチのキリスト画「サルバトール・ムンディ」 美術品史上最高の506億円で落札

  • 世界最古のキリスト教書簡、スイスの大学が特定 初期キリスト教徒の生活知る貴重な資料

  • 国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」一般公開始まる

  • 世界最古のラテン語聖書、来年英国に帰還へ 1300年ぶり

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.