Skip to main content
2026年1月22日16時25分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化
  3. 全般

国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」一般公開始まる

2018年11月24日21時31分
  • ツイート
印刷
関連タグ:キリシタン澤田美喜記念館
国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」一般公開始まる+
国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」と、「神奈川の記憶」展の企画元となっている連載記事を担当した朝日新聞記者の渡辺延志(のぶゆき)さん=22日、横浜市歴史博物館(横浜市都筑〔つづき〕区)で

今月19日に発表された国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」の一般公開が、23日から横浜市歴史博物館(横浜市都筑〔つづき〕区)の「神奈川の記憶」展で始まった。信仰画は、多数のキリシタン遺物を展示する澤田美喜記念館(神奈川県大磯町)が所蔵していた。展示では、記念館が所蔵する他のキリシタン遺物に加え、フィリピンで日本軍に殺害された関東学院(横浜市金沢区)元教師のジェームズ・コベル宣教師に関する資料など、キリスト教関連のものも複数展示されている。

現存する最古級の信仰画 西暦表記も?

「ご聖体の連祷と黙想の図」は、長さ320センチ、幅22センチの薄手の和紙に、墨で文字と絵が描かれた巻物。ミサで用いる聖体(パン)をたたえる連祷(ご聖体の連祷)が仮名文字で書かれ、中央部分にマリアとキリストの生涯を伝える15の場面(黙想の図)が描かれている。

末尾には「御出世以来千五百九十二年」と記載されており、イエス・キリストの誕生を基準とする西暦表記と見られる。これが本当であれば、フランシスコ・ザビエルによる日本宣教が1549年に始まってから、約40年後の1592年に制作されたことになる。放射性炭素を用いた年代測定でも、1556〜1633年という結果が出た。また「黙想の図」に描かれた男性は、日本刀と見られる刀1本を、鞘尻が上向きになるように帯刀している。江戸時代(1603年〜)であれば、大小2本の刀を鞘尻が下向きになるように帯刀しているはずだ。そうした特徴も、末尾に記載された年の正しさを示唆する。

ポルトガル語訛(なま)りのラテン語の連祷を仮名文字で

文字の部分は、カトリックの司祭などに依頼して調べたところ、ラテン語の「ご聖体の連祷」を聞き取り、それを当時使われていた変体仮名で書き留めたものであることが分かった。また、書き留められたラテン語はポルトガル語訛りで、ポルトガル人宣教師が祈った連祷を、日本人信者が直接聞き、書き留めたのではないかと考えられる。

「ご聖体の連祷」は、全文が確認されているものは国内では他に、大阪府茨木市で見つかった1例しかなく、今回で2例目。さらに記念館所蔵のものは、茨木市のものよりも正確に書き留められているという。

国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」一般公開始まる
国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」(澤田美喜記念館所蔵)。仮名文字による「ご聖体の連祷」と、15場面の絵による「黙想の図」からなる。(写真:横浜歴史博物館提供)

初の日本画風「十五幻義図」

「黙想の図」は、受胎告知やキリストの受難などを15の場面で描いた「十五幻義図」と呼ばれるもの。各場面や表紙画の上部には、イエズス会の紋章中に含まれる「IHS」の文字と十字架が描かれている。欧州では多く見られる作品だが、国内ではこれまで3例しか見つかっていない。そのうち1つは長崎の原爆で消失したため、これが通算4例目、現存するものとしては3例目となる。

しかし現存する他の2例はいずれも西洋画で、17世紀以降の江戸時代に制作されたことが分かっている。一方、「黙想の図」は墨で描かれた日本画で、それよりも古い16世紀末に制作された可能性が高い。さらに「ご聖体の連祷」と「十五幻義図」が共に記されている例はこれまでになく、貴重な資料となっている。

国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」一般公開始まる
15の場面からなる「黙想の図」(写真:同上)

博物館の井上攻(おさむ)副館長によると、1590年代は豊臣秀吉のバテレン追放令(1587年)が出た後だったが、日本の信者は逆に増えた時期だという。そのため、日本にいた宣教師が聖画などを欧州側に依頼する手紙も残っている。そうした時代背景や、日本的な画風、目の粗い和紙が使われていることなどから、「信者が増えていく中で、(信仰を)教える人や(聖画などの)教える道具も足りなくなり、自分たちで作っていったのではないか」と推測する。

新聞の連載記事から生まれた企画展 キリスト教関連も複数

「神奈川の記憶」展は、朝日新聞(神奈川版)掲載の同名の長期連載記事で紹介された資料を中心に展示するもの。この連載は2015年10月に始まり、130話を超える現在も続く。その中から選ばれた20話ほどの関連資料が展示されている。記念館も連載で取り上げられており、展示のために詳しい調査を行ったことで、所蔵する信仰画が国内最古級と判明した。

国内最古級のキリシタン信仰画「ご聖体の連祷と黙想の図」一般公開始まる
フィリピンで日本軍に殺害された関東学院元教師のジェームズ・コベル宣教師に関する展示

展示ではこの他、小さな十字架を首にかけた漁師が刻まれた日本刀の鍔(つば)など、記念館が所蔵する他のキリシタン遺物も展示されている。また、関東学院で「殉教者」として位置付けられているコベル宣教師夫妻や、牧師の平賀孟が終戦翌年に神社の境内で始めたという孤児施設「ボーイズホーム」、澤田美喜が創設した「エリザベス・サンダース・ホーム」と同じように、戦後、米兵と日本人女性の間に生まれた孤児たちを収容したカトリックの「聖母愛児園」など、キリスト教に関係する資料も展示されている。

展示は来年1月14日(月・祝)まで。期間中、ミニシンポジウムや講座など関連事業も行われる。11月25日(日)午後1時からは、「ご聖体の連祷と黙想の図」調査報告会(参加費500円、当日先着順で定員150人)が急きょ開催される。連載の担当記者である渡辺延志(のぶゆき)さん(朝日新聞横浜総局)らが参加する。来年1月6日(日)午後1時〜2時半には、渡辺さんによる講座「関東学院のコベル宣教師とその時代」も行われる。詳しくは、博物館のウェブサイトを。

関連タグ:キリシタン澤田美喜記念館
  • ツイート

関連記事

  • 潜伏キリシタン関連遺産の世界遺産登録受け、長崎大司教が公式コメント 大浦天主堂では特別講演会

  • 神学書を読む(29)宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』

  • ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(3)キリシタン禁制の日本

  • 皆川達夫さんが語る隠れキリシタンの祈り「オラショ」 400年の時を超えて伝わる異国のグレゴリオ聖歌

  • 長崎・浦上の被差別部落とキリシタン 作家の高山文彦さんが講演 東京・練馬

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • お薦めのボンヘッファー入門書3冊 映画を観て興味を持った人のために

  • 山上徹也被告に無期懲役の判決 安倍晋三元首相銃撃事件

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(37)パンと魚の教会

  • ワールドミッションレポート(1月22日):中東・北アフリカ 「自分の言葉」で聞くとき、心が震える―加速する聖書翻訳の波

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • ワールドミッションレポート(1月21日):ブルネイ 豊かなイスラム教国で強いられる信仰の沈黙

  • 同志社前総長の大谷實氏死去、91歳 犯罪被害者支援に尽力

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • カトリックとプロテスタントが合同開催 キリスト教一致祈祷週間、18日から

  • 「信徒の友」「こころの友」などが休刊へ、日本キリスト教団出版局の事業整理・縮小で

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • お薦めのボンヘッファー入門書3冊 映画を観て興味を持った人のために

  • 同志社前総長の大谷實氏死去、91歳 犯罪被害者支援に尽力

  • 山上徹也被告に無期懲役の判決 安倍晋三元首相銃撃事件

  • 大きな喜びを引き寄せる御言葉の恵み 万代栄嗣

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • いのちのことば社、元職員の不適切な会計処理巡る質問・意見への回答を公表

  • 米福音派の著名作家、フィリップ・ヤンシー氏が不倫を告白 執筆・講演活動から引退

  • 米のベネズエラ攻撃・大統領拘束に対する現地の福音派キリスト者の反応

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 「信徒の友」「こころの友」などが休刊へ、日本キリスト教団出版局の事業整理・縮小で

  • 英ポルノ女優リリー・フィリップスさんが受洗 心からの回心?売名行為? 真意巡り議論

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 日本聖書神学校、2026年度から「基礎科」新設

編集部のおすすめ

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.