Skip to main content
2025年12月15日11時26分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 世界宣教祈祷課題
世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(5月18日):トーゴ

2023年5月18日09時55分 執筆者 : 奥山実
  • ツイート
印刷

米国のある牧師がトーゴで井戸を掘るために、豊かな自分の教会を去った。米国のマイケル・サイモンは一軒家に数人で集まっていた教会からスタートして、3千人以上の会員を抱えるメガチャーチにまで成長させた。ある日、彼は心に引っかかりを感じ、主がささやかれるのを感じた。「今わたしは、新しい旅のために、お前を別の場所に移そう」と。

その新しい旅とは、西アフリカのトーゴ出身の牧師ミケーレとデンマークでバッタリ出会ったことから始まった。サイモンはミケーレに 「君はどんなビジョンを持っているんだい?」と尋ねると、彼はこう答えた。

「私の夢は、自分の村を救うことです。助けてくれませんか。私の村にはきれいな水がなく、人々はいつも病気がちで、農作物もうまく育てられない」。ミケーレの夢は、自分の村に井戸を掘ることだった。

このミケーレの呼びかけが、サイモンの人生を変えた。サイモンは、井戸を掘った経験はなかったが、ミケーレを手伝うことにしたのだ。しかし、すぐに致命的な問題があることが分かった。地質調査の結果、この村で水を確保するのは無理だということだった。しかし、それでもサイモンはチームを結成して機材を調達し、トーゴに飛ぶことにした。

日曜日には、約500人の村人が集まり、野外教会での礼拝が行われた。サイモンは、ネヘミヤ書2章20節から説教した。「私たちに成功を与えてくださるのは、天の神です!」と大胆に語った。それでも彼は、自分が細い糸のような信仰にぶら下がっていることを内心に認めざるを得なかった。

1週間ずっと掘削を続けたが、水は出なかった。「ところが最終日、村を去る時間が残り30分前まで迫っていたときです。なんと突然、水が飛び出してきたんです! 村人たちは拍手喝采で大喜びしていましたよ。でも、それで終わりじゃなかったんです」

1年後、サイモンが村の様子を見に行ってミケーレを訪ねたとき、ミケーレは「大きな水源が必要なんだ。花崗岩を300フィート掘り下げて帯水層を掘り当てれば、水は永遠に確保できる」と言う。

最初に掘った井戸は1つの村に必要な量の水しか確保できなかった。しかし、水を必要とする村はもっとたくさんあった。そこで米国の教会は資金を調達し、別のチームを派遣することにした。

「今回は花崗岩を真っすぐ掘り進み、大きな帯水層に突き当たったんです。すると水が爆発するように噴出したのです! 私たちは慌ててふたをして給水塔を建てました。そこにパイプを引き込んで、その結果、一挙に22の村が真水を入手できるようになったんですよ」

サイモンは、神が自分を新しい方向へ導いていることに気が付いた。彼はトーゴに水、医療、教育、孤児のケアを提供するためのネットワークを立ち上げた。この「トーゴ・ネットワーク」は人々、教会、企業によって複合的に構成されている。彼が今立っている使命は、数百の村に供給できる深い井戸を掘る事業を通して、村の人々の内側から湧き上がって永遠の命に至るキリストの命の泉を掘ることだという。

世界の国々には、いまだ水などの基本的なライフラインに恵まれない地域がある。そのようなニーズに届くため、サイモンのように、豊かな国の豊かな教会を飛び出し、出費を惜しまず取り組む者がいる。彼らは主に喜ばれる宝を天に積んでいるのだ。そしてこの現実の水源の提供が、人々をキリストにある永遠の命の水源へと導くなら、どれほど出費をしたとしてもそれは微々たるものだ。

これらの働きがいよいよ祝され、トーゴに実際の水源と永遠の命に至る水源をもたらすよう祈っていただきたい。

■ トーゴの宗教人口
プロテスタント 18・1%
カトリック 25・3%
イスラム 17・5%
土着の宗教 36・87%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
  • ツイート

関連記事

  • 世界宣教祈祷課題(5月17日):タイ

  • 世界宣教祈祷課題(5月16日):中東

  • 世界宣教祈祷課題(5月15日):ボンデイ族

  • 世界宣教祈祷課題(5月14日):モルドバ

  • 世界宣教祈祷課題(5月13日):中国

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • ワールドミッションレポート(12月14日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(1)

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(17)「制御不能な突然の出来事」 臼田宣弘

  • 花嫁(最終回)真昼の花嫁 星野ひかり

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • サマリタンズ・パースの輸送機、南スーダンでハイジャックされる 容疑者は拘束

  • ワールドミッションレポート(12月13日):タンザニアのマンダ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(12月9日):ウクライナ 砲火のとどろく中で、福音は止まらない(4)

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる

  • 希望に生きる 佐々木満男

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

編集部のおすすめ

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.