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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(5月18日):トーゴ

2023年5月18日09時55分 執筆者 : 奥山実
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米国のある牧師がトーゴで井戸を掘るために、豊かな自分の教会を去った。米国のマイケル・サイモンは一軒家に数人で集まっていた教会からスタートして、3千人以上の会員を抱えるメガチャーチにまで成長させた。ある日、彼は心に引っかかりを感じ、主がささやかれるのを感じた。「今わたしは、新しい旅のために、お前を別の場所に移そう」と。

その新しい旅とは、西アフリカのトーゴ出身の牧師ミケーレとデンマークでバッタリ出会ったことから始まった。サイモンはミケーレに 「君はどんなビジョンを持っているんだい?」と尋ねると、彼はこう答えた。

「私の夢は、自分の村を救うことです。助けてくれませんか。私の村にはきれいな水がなく、人々はいつも病気がちで、農作物もうまく育てられない」。ミケーレの夢は、自分の村に井戸を掘ることだった。

このミケーレの呼びかけが、サイモンの人生を変えた。サイモンは、井戸を掘った経験はなかったが、ミケーレを手伝うことにしたのだ。しかし、すぐに致命的な問題があることが分かった。地質調査の結果、この村で水を確保するのは無理だということだった。しかし、それでもサイモンはチームを結成して機材を調達し、トーゴに飛ぶことにした。

日曜日には、約500人の村人が集まり、野外教会での礼拝が行われた。サイモンは、ネヘミヤ書2章20節から説教した。「私たちに成功を与えてくださるのは、天の神です!」と大胆に語った。それでも彼は、自分が細い糸のような信仰にぶら下がっていることを内心に認めざるを得なかった。

1週間ずっと掘削を続けたが、水は出なかった。「ところが最終日、村を去る時間が残り30分前まで迫っていたときです。なんと突然、水が飛び出してきたんです! 村人たちは拍手喝采で大喜びしていましたよ。でも、それで終わりじゃなかったんです」

1年後、サイモンが村の様子を見に行ってミケーレを訪ねたとき、ミケーレは「大きな水源が必要なんだ。花崗岩を300フィート掘り下げて帯水層を掘り当てれば、水は永遠に確保できる」と言う。

最初に掘った井戸は1つの村に必要な量の水しか確保できなかった。しかし、水を必要とする村はもっとたくさんあった。そこで米国の教会は資金を調達し、別のチームを派遣することにした。

「今回は花崗岩を真っすぐ掘り進み、大きな帯水層に突き当たったんです。すると水が爆発するように噴出したのです! 私たちは慌ててふたをして給水塔を建てました。そこにパイプを引き込んで、その結果、一挙に22の村が真水を入手できるようになったんですよ」

サイモンは、神が自分を新しい方向へ導いていることに気が付いた。彼はトーゴに水、医療、教育、孤児のケアを提供するためのネットワークを立ち上げた。この「トーゴ・ネットワーク」は人々、教会、企業によって複合的に構成されている。彼が今立っている使命は、数百の村に供給できる深い井戸を掘る事業を通して、村の人々の内側から湧き上がって永遠の命に至るキリストの命の泉を掘ることだという。

世界の国々には、いまだ水などの基本的なライフラインに恵まれない地域がある。そのようなニーズに届くため、サイモンのように、豊かな国の豊かな教会を飛び出し、出費を惜しまず取り組む者がいる。彼らは主に喜ばれる宝を天に積んでいるのだ。そしてこの現実の水源の提供が、人々をキリストにある永遠の命の水源へと導くなら、どれほど出費をしたとしてもそれは微々たるものだ。

これらの働きがいよいよ祝され、トーゴに実際の水源と永遠の命に至る水源をもたらすよう祈っていただきたい。

■ トーゴの宗教人口
プロテスタント 18・1%
カトリック 25・3%
イスラム 17・5%
土着の宗教 36・87%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
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