Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 欧州
同性愛・LGBTQ

英国国教会の主教ら、同性カップルの「祝福」認める方針 同性婚は認めず

2023年1月21日10時07分
  • ツイート
印刷
関連タグ:英国国教会結婚同性愛LGBTQイギリス
カンタベリー大聖堂/Canterbury Cathedral/英国国教会/Church of England+
英南東部ケント州カンタベリーにある英国国教会のカンタベリー大聖堂内部の様子=2005年11月12日(写真:Philip Bird LRPS CPAGB / Shutterstock)

英国国教会は18日、同教会の主教らが、同性カップルを祝福することは認める一方、一組の男女間のものとする伝統的な結婚の定義は維持する提案を示す方針だと発表した。20日には、17ページにわたる提案の全貌を発表。その中には、LGBTQ(性的少数者)の人々に対する謝罪の言葉も盛り込んだ。

発表(英語)によると、主教らは「同性カップルのための感謝と献身、神の祝福を求める祈り」を提案するとともに、「同性カップルを惜しみなく、喜びをもって歓迎するよう、全ての信徒に促す」意向だという。

英国国教会はこの6年間、結婚やセクシュアリティーなどをテーマに取り組みを続け、20年にはそれまでの対話をまとめた資料「愛と信仰に生きる」(LLF)を発表。LLFを基に教会内で議論を進めてきていた。今回の提案はその一環で、来月ロンドンで行われる総会で議論される。

主教らによる提案の内容が決まったことを受け、英国国教会の主席聖職者であるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーは、次のように述べた。

「今日、私たちが行う提案が、ある人にとっては行き過ぎのように見え、他の人にとっては全く十分とは言えないように見えるのではないかという邪念は、私のうちには微塵もありません。むしろ私の願いは、合意内容が共通の利益を求める寛大な精神で受け入れられることです」

発表によると、この提案は「英国国教会の聖婚(結婚)の教義を変えることなく」、同性カップルに「最大限の牧会的配慮」を提供するもの。そのため、「一人の男性と一人の女性の間で生涯続くもの」という英国国教会の結婚についての正式な教義は変わらず、同性カップルが英国国教会所属の教会で結婚することはできない。

しかし、「市民婚(宗教施設以外で挙式を行う婚姻)やシビルパートナーシップ(婚姻相当の権利を認めること)の後、同性カップルが、献身の祈りや感謝の祈り、神の祝福の祈りを伴う礼拝を教会で執り行う」ことは許されることになる。

この提案には、「市民婚やシビルパートナーシップのような重要なステージを迎えた」同性カップルを、主教らが承認するために「自主的に」用いることのできるさまざまな祈りも含まれる。

18日の発表によると、「愛と信仰の祈り」と呼ばれるこれらの祈りは、英国国教会の「神学的多様性」を反映するものとなる。総会での議論を経た後、教区主教などで構成される「主教会」がこれらの祈りをさらに整え、使用を勧める。これらの祈りは聖職者が任意で使用するもので、さまざまな組み合わせで用いられる可能性がある。20日には、「愛と信仰の祈り」の草案(英語)が発表された。

18日の発表は、ヨハネの手紙第一4章16節「神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます」を引用し、次のように述べている。

「今日、初めて概要が明かされた歴史的計画の下で、同性カップルは教会を訪れ、市民婚またはシビルパートナーシップに感謝し、神の祝福を受けることができるようになるのです」

18日の発表段階では、提案の詳細は明らかにされていなかったが、20日には17ページにわたるその全貌が発表された。主教らはこの提案(英語)の中で、英国国教会がLGBTQの人々を「拒絶し排除してきた」と認め、「私たちは、神があなたがたを愛するように、あなたがたを愛してこなかった。それは大きな誤りだった」と述べ、謝罪した。

この提案の策定を任された主教グループの座長を務めるロンドン主教サラ・マラリーは、18日の声明の中で、「あらゆる立場の多くの人にとって、(これまでのプロセスは)犠牲と痛みを伴うものでした」と語った。

「私たちは、自分たちが見聞きしたことに感動しています。また、これらの疑問点を巡って、主教や多くの教会の中に見解の相違が今も見られる中、非常に明確に伝わってきたことは、そういった違いを乗り越え、キリストにあって歩みを共にし続けたいという強い願いでした」

英国国教会の次席聖職者であるヨーク大主教スティーブン・コットレルは、この提案は、英国国教会の中でLGBTQを自認する人々に向けられた「拒絶や排除、敵意」の実例から得られたものだと述べた。

「個人として、また同僚の主教らを代表して、私は、神の似姿に創造された一人一人を誰よりも尊ぶべき英国国教会が(LGBTQの)人々や彼らが愛する人々に対してこれまで取ってきた姿勢に、深い悲しみと嘆きを表明したいと思います」

「私たちは深く謝罪するとともに恥じ入っており、この機会に私たちの信仰が教えている悔い改めの精神をもってやり直したいと思っています」

主教らによるこの提案は、2月6日から9日にかけてロンドンで開催される総会に提出され、8日に議論が行われる見通し。

関連タグ:英国国教会結婚同性愛LGBTQイギリス
  • ツイート

関連記事

  • カンタベリー大主教、同性婚巡る自身の見解示さない意向

  • オーストラリア聖公会、同性婚巡り分裂 保守派が「南十字教区」設立

  • スコットランド国教会、牧師らに同性婚の執行認める改正案を可決

  • ウェールズ聖公会、同性カップルの「祝福」認める決定 教会での同性婚は依然認めず

  • 同性婚の祝福否定、バチカンの見解に賛否 米キリスト教指導者5人の反応

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.