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素直に生きよう 菅野直基

2022年10月7日12時13分 コラムニスト : 菅野直基
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関連タグ:菅野直基

聖書は、人をマインドコントロールする書物ではありません。神からのラブレターであり、救いに至る道と、救われた人がどのように生きていったらよいかを教えます。

「信じる者は救われる」という聖書のメッセージを伝えると、大きく分けて3種類の反応が返ってきます。

①「そんなのおかしい!」
②「なぜ信じないと救ってくれないのか!?」
③「信じます!」

①の「そんなのおかしい!」というのは、常識的な考え方です。

「奥さん(社長)、うまい話ありまっせ!」と言ってくる人がいたら、警戒した方がよいでしょう。世の中にうまい話などありません。仮にあったとしても、条件付きであったり、何か裏があります。

大手の電気屋で、ノートパソコンが破格で買えると表記されていました。話を聞いてみると「インターネットを2年以上契約しなければならない」という条件付きでした。ノートパソコンが破格で買えるというのは、うそではありませんが、条件付きです。

うまい話には裏があるのです。「信じる者は救われる!」と言われて「何か裏があるのではないか!?」と考えるのは、常識的な考え方です。そしてこの世界では「何かを得るためには、それと同等の対価が必要」なのは当たり前です。

だから「信じる者は救われる」と聞けば、「そんなの申し訳なくて受け取れません!」あるいは「そんなのおかしい!」というのが自然な考え方です。

しかし、神は別格です。神は無条件で、一方的に与える恵みによって救ってくださいます。

次に、②の「なぜ信じないと救ってくれないのか!?」と反応する人がいます。

「信じること」は、条件でしょうか。もちろん「こちらが頼んだわけではないので、何も言わずに救ってくれたらいい!」と考えるのも自然な考え方です。しかし神は「あなたを救ってやった!」と恩を着せたいのではありません。

神は、人を造られた創造者です。人に自由意志を与えられた以上、人の意思を尊重されます。カルト宗教のマインドコントロールは、その自由意志を奪う行為です。それとは反対に、神は「私を救ってください!」と言うのを待っておられるのです。神は、あなたを一個人として見ておられ、あなたの意思を尊重しておられるのです。

「なぜ信じないと救ってくれないのか!?」と文句を言う人には、「あなたは無理やり何かをされてうれしいですか?」と聞いてみたいです。

願わくは、③の「信じます!」と感謝の心で受け止めたいものです。これは、神を神と認めることなのです。人が神に注文をつけたり、ケチをつけるということは、神より自分を高くしていることなのです。

聖書は「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされる」(ルカ18:14)と語ります。ある人は、自分自身を造られた神を信じるのではなく、人間が石や木で作った神を拝みます。多くの人は、神に仕えるのではなく、自分が主導権を持ち、自分が願う神を作り、その神を祭り上げて願いを聞いてもらおうとしています。

聖書は次のように語ります。「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。また、何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。神は、すべての人に、いのちと息と万物とをお与えになった方だからです。神は、ひとりの人からすべての国の人々を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、その住まいの境界とをお定めになりました。これは、神を求めさせるためであって、もし探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです。確かに、神は、私たちひとりひとりから遠く離れてはおられません。私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです」(使徒17:24〜28)

人が悩み、心配し、苦しむ理由は、神の実力がないのに、神になろうとするからです。人は神ではありません。神に造られた存在です。神から愛され、その受けた愛で神を愛し、人間同士が互いに愛し合うために造られ、生まれてきたのです。

自分が神であろうとすることをやめて、自分を超える存在がおられることを認め、信じましょう。

最初、神は先祖のアダムとエバを造られました。全てのことを許されましたが、たった一つだけ禁止されたことがありました。善悪の知識の木の実を食べることです。

「神である主は人に命じて仰せられた。『あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ』」(創世記2:16、17)

神を神と認め、神と共に歩むなら、何をしてもよかったのです。しかし人は、そのたった一つの法律を破ってしまいました。その背後にいた悪魔が、アダムの奥さんのエバを誘惑し、エバは夫のアダムを誘惑しました。

神との関係が切られました。その瞬間、死が入りました。

①根から切られた花束のように、人の死は時間の問題です。
②神との関係が切れたので、力がなくなり、人を愛する愛がなくなり、希望がなくなりました。体は生きていても、生きた屍(しかばね)です。

神は、人を楽園から追放しました。ノアの洪水によって全地は水浸しになり、滅ぼされました。それ以降、神がこの地に宿る場所がなくなりました。しかし神は、全人類の中からアブラハムを選び、アブラハムの子孫からイスラエル民族を生み出しました。

神は、イスラエル民族の中からレビ族を、レビ族の中からアロンの家系を、アロンの家系からアロンを選ばれました。神は、人に幕屋を作るように命じられました。大祭司アロンは全人類を代表して年に1度、幕屋の中心にある至聖所で神の栄光と対面しました。そのようにして、神との関係が保たれました。

ポイントは、神の言われた通りに信じ、従って幕屋を作ったという点です。神の言われた通りに従ったときに、神と出会えるのです。では、今日の私たちに、神は何と言われているでしょうか。

「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません』」(ヨハネ14:6)

神は、自動的に救うとも、「いわしの頭も信心から」といわれるように「信心さえあれば救われる」とも言いませんでした。

昔は、言われた通りの形に幕屋を作るなら、その幕屋を通して出会おうと言われました。しかし今は、ご自分の独り子イエスによってあなたと出会おう、聖霊を与え、あなたと共にいようと言われるのです。

神の言われる通りというのは、排他的なのではありません。人間との関係が完全に遮断され、この地に神が宿ることのできなくなった今は、昔、幕屋を通して出会ってくださったように、ご自分の遣わされたイエス様を通して出会う道を与えてくださったのです。

「はい、信じます」と、神が言われた通りに感謝して応えていきたいものです。私たち人間は神ではありません。神より少し低く造られたのです。素直に神に従っていきましょう。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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