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飲酒運転事故で牧師が死亡、遺族と教会員が法廷で被告人赦す 検事も涙

2021年12月1日14時48分
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車/自動車/交通事故+
※ 写真はイメージです。(写真:Per Loov)

飲酒運転の車に追突され牧師が死亡した事故で、遺族や教会員らが法廷で被告人の男を赦し、抱きしめる場面があった。その光景に、男の罪を追及していた検事も涙した。

米司法ニュースサイト「リーガル・アドボケイト」(英語)などによると、デイビット・ネルソン被告(58)が運転するピックアップトラックが昨年11月、米ミネソタ州バッグリーの州道92号線でバーリン・ストレンジ牧師(当時69)が運転するジープに追突。当時、ネルソン被告は時速30マイル(時速約50キロ)の制限区域を時速70マイル(時速約110キロ)近くで走行し、血中アルコール濃度は0・267パーセントだったという。

この事故で、同州クリアブルックにある第一バプテスト教会を長年牧会してきたストレンジ牧師は死亡し、妻は重傷を負った。

地元テレビ局の報道(英語)によると、今年11月14日に行われた公判で約3年の懲役刑が言い渡されたネルソン被告に対し、ストレンジ牧師の遺族と教会員が、牧師が生前伝えた最後の説教のテーマであった「赦し」の言葉を伝えたという。

ストレンジ牧師の妻、娘、息子は公判の後、ネルソン被告に歩み寄り、彼を抱きしめた。彼らは、ネルソン被告を赦し、彼と彼の家族のために祈っていることを伝えた。そして、彼自身が自分自身を赦す必要があると強調した。

教会員のリック・ムーアさんは、「私たちはたくさんのことを赦されてきたのに、どうしてあなたを赦さないことができるでしょうか」と語った。

ストレンジ牧師の娘であるジェイミーさんは、「私たちはあなたを赦します、ネルソンさん」と伝えた。「最初は大変でしたが、私たちはこの1年間、あなたのために祈ってきたことを知ってほしいのです。なぜなら、あなたの人生が人生最大の過ちによって影響を受けたことを知っているからです」

エリック・シーファーデッカー判事は、こうした赦しの行為は今までに見たことがないものだったと語った。また、ケイティ・ロールスバッハ検事はその光景に涙を流した。

州警察によると、事故はネルソン被告が狩猟中に混合酒を飲んだ後に発生した。地元の消防署長が緊急通報し、ネルソン被告の車を追跡する中で事故が発生した。

ロールスバッハ検事は公判で、「バッグリーに到着したときには、彼は止められなくなっていました。(ストレンジ牧師の)車に追突する前の最後の瞬間、彼の足はアクセルを踏み込んでいました。車のブラックボックスには、交差点に入ってから事故が発生するまで、彼がアクセルから足を離さなかったことが示されていました」と説明していた。

ネルソン被告は法廷で自身の行動を謝罪し、「彼らが提起してくれた赦しという側面に非常に感謝しています。私は今日、赦しを請うつもりはないと決めていました」と述べた。

第一バプテスト教会を25年間牧会してきたストレンジ牧師は、「聖書の教えを熱心に学ぶ人」と評されていた。当時の死亡記事(英語)には次のように書かれている。

「彼は、毎年少なくとも6回は聖書を通読し、多くの聖句を記憶していました。彼のキリストへの愛は、数え切れないほどの地域社会や困っている人々を元気づけました。ウクライナの姉妹教会で青少年のデイキャンプを手伝うために、何度もウクライナを訪れていました。彼の強い信仰と旅への愛が、2020年に彼と妻をヨルダンとイスラエルに導きました。この旅は、彼の人生における大切なハイライトとなりました」

「彼は、自分が奉仕する地域社会や人々に無限の愛とエネルギーを与えました。数え切れないほどの結婚式や洗礼式、人生のイベントや葬儀を執り行いました。危機的状況や苦難の時、そして祝賀や勝利の時、家族に寄り添っていました」

ストレンジ牧師の死後、何十人もの人々が賛辞を投稿し、牧師が自身の人生に与えた影響について語った。

ある人は、「私たちにとって、そして多くの人にとってヒーローでした。この偉大な神の男を、私たちや彼から人生に影響を受けた人たちと分かち合ってくれたストレンジ家に感謝します。私たちには大切な思い出があります」と書いた。

また別の人は、「彼の愛と福音の証しの人生を見ていると勇気が湧いてきます。私の頭の中では、彼が聖句を言っているのが聞こえ、彼が毎日長い時間をかけて神の言葉を読んでいたことを思い出します。彼は私や多くの人にとって信仰のヒーローです」と書いた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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