宣教活動で出会った10代のカップル、結婚翌日に事故死

2017年8月22日13時37分 翻訳者 : 野田欣一 印刷
+宣教活動中に出会った10代のカップル、結婚翌日に事故死
オースティン・ウェッソンさん(左)とレベッカさん(写真:レベッカさんの母親であるレイチェル・ボウマさんのフェイスブックより)

今年初めに宣教活動をする中で出会い、今月4日に米カンザス州で結婚したばかりの若いクリスチャンのカップルが、結婚の翌日に事故で亡くなるという悲劇が起こった。

地元のウィチタ・イーグル紙(英語)などによると、事故は5日、フロリダ州西海岸の都市クリアウォータ―近郊で起きた。夕方6時半ごろに事故の通報を受けた警察が現場に駆け付けたところ、立木に衝突した自動車を発見した。自動車はカップルが乗っていたもので、夫のオースティン・ウェッソンさん(19)は事故現場で死亡が確認され、妻のレベッカさん(同)は病院に搬送されたが、6日午後0時半ごろに亡くなった。

2人は今年2月、オースティンさんの出身地である南アフリカで、宣教の奉仕をしている時に出会った。出会いから2カ月後の4月、オースティンさんはレベッカさんにプロポーズ。そして今月4日に、2人はカンザス州のセジウィック郡庁舎で結婚の誓いを交わした。

4日に撮影した写真には、郡庁舎の外で結婚証明書を手にしながら満面に笑みを浮かべ、ポーズを取る2人が写っている。レベッカさんは、シンプルだが上品な青いワンピースのドレスを着て、きれいなブーケを手にしていた。

この群庁舎での簡易な結婚式に参加したレベッカさんの母親、レイチェル・ボウマさんは7日、娘夫婦が亡くなった悲しい知らせをフェイスブックに投稿した。途方もなく疲れ切っていることを明かしつつも、娘が「安らかに愛する救い主の御腕に抱かれて行った」とつづった。

「娘は深く、そして喜びを持って主なる神を愛していました。今、彼女はその主なる神と共にいるのです。そして、1日だけの夫でしたが、オースティン・ウェッソンを心から愛していました。今、彼女はその夫とも一緒にいるのです。2人がここにいないことは、とてもつらく悲しいことですが、2人とも神の御もとにいることを神に感謝します。両家族のことを皆さんの祈りの内に覚えてください」

ケープタウン出身のウェッソンさんは、南アフリカではサーフィンの指導教官として働いていた。

一方、レベッカさんは4人のきょうだいと共に、カンザス州ウィチタで生まれ育った。ホームスクーリングで育てられたが、高校2、3年の時期にはウィチタにあるキリスト教系の私立高校「トリニティー・アカデミー」で学び、ウィチタ州立大学でも授業を受けていたという。

南アフリカには、学生向けの宣教旅行企画「ワールド・レース・ギャップ・イヤー」で訪れていた。この企画は9カ月間で3大陸を宣教して回るというもので、レベッカさんは南アフリカの前には、フィリピンとアルバニアを訪れ、宣教活動をしていたという。

トリニティー・アカデミーのトニー・リュフ学部長は、レベッカさんについて「彼女は明るい女の子でした。素晴らしい個性を持った、素晴らしい生徒で、人を愛する子でした。他の女の子たちの仲を取り持つようなタイプの子でした」と言う。

「私たちは、神の計画が何であるかをいつも知っているわけではありませんが、神が必ず計画をお持ちであることを知っています」

英デイリー・メール紙(英語)によると、2人はレベッカさんが通う予定だった大学のあるミシガン州に引っ越してからも、さらに別の宣教旅行をする計画を立てていたという。

2人の葬儀は15日、ウィチタの中央キリスト教会で行われた。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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