Skip to main content
2025年10月22日14時57分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会
  3. 全般

アジアの宗教者、アフガニスタン情勢受けメッセージ 「祈り、行動を続けていく」

2021年10月21日18時45分
  • ツイート
印刷
関連タグ:アジア宗教者平和会議(ACRP)アフガニスタン
アジアの宗教者、アフガニスタン情勢受けメッセージ 「祈り、行動を続けていく」+
第9回アジア宗教者平和会議(ACRP)東京大会の開会式で歓迎のあいさつを述べる根本信博ACRP事務総長。大会2日目に開催されたアフガニスタンに関するセッションでも議長を務めた。(写真:ACRP提供)

第9回アジア宗教者平和会議(ACRP)東京大会は20日、アフガニスタンに関するセッションを開き、同国のために祈るとともに、現地で活動するパートナーと協力しながら、人道支援活動や中長期的な平和教育活動、共生のための対話活動の推進に尽力していくとするメッセージを採択した。

19日から始まった第9回ACRP東京大会は、21カ国から約300人が参加してオンラインで開催されている。アフガニスタンに関するセッションは開催直前に追加が決まり、現地で活動するNGOなど5団体の代表者ら7人を報告者として迎えた。各代表者は、米軍撤退に伴い、8月末にイスラム主義組織タリバンに掌握された現地の状況を伝えるとともに、そうした状況下でも取り組んでいる活動や、活動再開に向けた動きなどを報告した。

セッション最後には、アフガニスタンに向けたメッセージを満場一致で採択。宗教者が持つ責務と役割を指摘した上で、「アフガニスタンの私たちの家族のために祈り、行動を続けていきます」と宣言した。また、宗教者は「理想主義的理想主義者」ではなく「理想主義的現実主義者」だと指摘。「理想を掲げながら、まずできるところから汗をかいていく」とし、「アフガニスタンに安定と平和が一刻も早く訪れるように、パートナーたちと協力をしながら、人道支援活動、中長期的な平和教育活動、そして共生のための対話活動の推進に努めてまいります」とした。

メッセージ全文は以下の通り。

◇

アフガニスタンメッセージ
アジア宗教者平和会議

2001年9月11日に発生したアルカイダによる米国ニューヨーク市世界貿易センターテロ攻撃によって、アフガニスタンは長年の内戦から、泥沼の戦争へと突き進んできました。

本年に入り、米国軍のアフガニスタンからの撤退途次に、タリバンはアフガニスタン全土を制圧し(そのように宣言)、暫定政権を樹立しつつあります。結果、多くのアフガニスタン人が祖国を逃れ、第三国に亡命あるいは難民として流出しつつあります。

現地をめぐる状況はいまだに混とんとしており、各国もタリバン政権を基本的に承認しようとする立場、承認に否定的な立場、承認に慎重な立場と、合意形成には至っていません。

国外脱出を試みる人々の動きも現在はやや沈静化しているとの情報もあります。まだまだ予断を許さない状況にあり、タリバン政権の基本的方向性を見極めるには時間がかかることが予想されます。

ACRP並びに加盟組織は、1990年代後半からアフガニスタンにおける人道支援、復興、開発領域で現地NGO、国際NGOとの協力あるいは合同で積み上げてきたネットワークを有しています。

今、我々はアフガニスタンで困窮する人々に何ができるか、何をすべきか、単なる話し合いではなく、これまで、そして今も、今後も実直に活動を展開している私たちのパートナーの声を真摯(しんし)に聞き、今後のさらなる活動の展開につなげていく所存です。

あらゆる人々の平等なるいのちの尊厳に基づき、誰一人取り残されることなく、尊厳に生きる権利を実現していく、そのために私たち宗教者は大きな責務と役割を持っています。

主義信条、宗教、民族、部族、言語、文化の違いを互いに包摂し、尊重することの大切さ、違いは多様性がもたらす豊かで平和的な共存の根源であること、あらゆる宗教は、このことを慈悲、慈愛、隣人愛、兄弟愛、他者への奉仕など、それぞれの表現で説き、私たち一人ひとり、人類共同体に訴えています。

第9回ACRP東京大会で私たちはこのことを改めて深く認識し、アフガニスタンの私たちの家族のために祈り、行動を続けていきます。

私たち宗教者は決して「理想主義的理想主義者」ではありません。「理想主義的現実主義者」です。理想を掲げながら、まずできるところから汗をかいていく、特にACRPに集う私たちはこのことを肝に銘じ、アフガニスタンに安定と平和が一刻も早く訪れるように、パートナーたちと協力をしながら、人道支援活動、中長期的な平和教育活動、そして共生のための対話活動の推進に努めてまいります。

2021年10月20日
第9回ACRP東京大会参加者一同

■ 第9回ACRP東京大会:(1)(2)(3)

関連タグ:アジア宗教者平和会議(ACRP)アフガニスタン
  • ツイート

関連記事

  • 第9回アジア宗教者平和会議東京大会が開幕、21カ国から約300人が参加

  • アフガニスタンからキリスト教徒1200人救出 民間からの寄付金で

  • ローマ教皇、アフガニスタンのために祈りと断食を呼び掛ける

  • クリスチャン医師の中村哲氏、アフガニスタンで銃撃され死亡

  • 中村哲医師が講演 「アフガニスタンの歴史、決してひとごとではない」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(14)抗黙示思想と現代 臼田宣弘

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(249)聖書と考える「御社の乱れ正します!2」

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(10月21日):ソマリア 水の上を歩いて近づいてきた男

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.