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困難の中にあっても揺るがない心 安食弘幸

2021年6月23日14時28分 コラムニスト : 安食弘幸
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困難の中にあっても揺るがない心 安食弘幸+

「神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたにますます豊かに与えられますように」(2ペテロ1:2)

私は定期的に健康診断を受けています。その時、胃カメラでお腹の中を見てもらいます。私は一度、お腹の中を見てみたいなと思う人がいます。一人は「腹黒い人」。本当に黒いのか。どのくらい黒いのか。個人差はあるのか。もう一人は「チョーむかつく!」と言う人。胃がむかつくという話は聞きますが、腸がむかつくなんてどんな腸をしているのか大変興味があります。

健康診断の結果、悪いところがあるとドクターが指摘してくれます。しかし、それは叱るためではありません。「あなた!どうするんですか!この数値!人間の数値ではありません!もうあなたは生きている資格がありません!人間失格!」「あなたみたいな不摂生な人がこんな目に会うのです。これは天罰です。諦めてください」。そうではなく、ドクターが悪いところを指摘するのは、治すためです。健康を回復してほしいから、悪いところを指摘するのです。

神が人間の罪を指摘し、悔い改めを迫られるのも同じです。裁くためではなく、私たちを回復させ、神が本来意図された生き方、つまり神の栄光を現しながら生きる生き方へと回復してほしいと願われるからです。胃カメラのように飲み込むと、その人の霊的健康状態が診断できるような機械があればよいと思ったりします。そうすれば、霊的な病いを早期発見、早期治療ができるのではないでしょうか。

実は、人間の霊的健康状態を診断できる手段があります。それは、神のことばである聖書のことばに対する反応で分かります。聖書のメッセージにどれだけ納得できるかが、その人の霊的健康のバロメーターです。創造主なる神を信じることで、自分の存在の意味や価値、人生の目的を知ることができ、救い主イエス・キリストを信じることで、イエスの十字架の死と復活によって罪が赦(ゆる)された安らぎと、死を恐れない生き方が与えられ、聖霊の力に支えられて歩む人生へと導かれるのです。

1985年6月、地中海上空を飛んでいたトランスワールド航空847便が、イスラム教の過激派グループにハイジャックされました。この飛行機の機長は、飛行歴30年を超えるベテランパイロット、ジョン・テストレイクさんでした。彼はクリスチャンです。テストレイクさんの冷静な対応で乗客乗員153人は全員無事に解放されました。当時の心境を彼は次のように語っています。

「首筋に銃口を突きつけられ、顔には手榴弾を押しつけられ緊張しました。しかし、心の中には不思議と平安がありました。私のいのちはすでにキリストに委ねてあります。もしキリストがもう少し私を生かすことが御心なら、ハイジャッカーが銃の引き金を引いたり、手榴弾を投げたりすることはないと確信していたので、ハイジャック犯とも冷静にやりとりすることができたのです。私が冷静に対応したためか、最初は興奮していた犯人たちも徐々に冷静になってきて、大事件に至らないで済んだのです」

この時、キリストにしっかり信頼を置いている人が持つことのできる、困難の中にあっても揺るがない平安がテストレイクさんの心を支配していたので、パニックにならず冷静に対応できたのです。

「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある強き助け」(詩篇46:1)

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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