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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(4月1日):ラオス

2021年4月1日16時23分 執筆者 : 奥山実
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世界宣教祈祷課題(4月1日):ラオス+
ラオスのナムオウ川

村々を巡って物品の売買をする行商人、ペイ・マニボン(※安全のために仮名とする)姉妹は、聖書に登場する1世紀の商人と同じ方法で人々にキリストを伝えている。

マニボンはクム族だが、商売のために複数の部族言語を話す。さまざまな村や都市を巡るルートで商品を売買し、多くの人々と接触する商人ゆえの利点を生かし、彼女は日常の仕事の中で福音の種をまく。

行商先で、ある人が主イエスを受け入れたいと願うと、その人には後日マニボンの村に来てもらい、そこで信仰に導き、村の教会に行かせるのだ。彼らは教会でキリスト者の基本的な生活について訓練を受ける。

地元のミニストリーは、彼女の宣教を助けるために、バイクと伝道コンテンツの入ったSDカードとそれを再生するプレイヤーを与えた。信者としてはまだ年月の浅いマニボン自身にも、フェイスブックでライブ配信されるミニストリーリーダーのメッセージによって霊的に養われるようにとスマートフォンが与えられている。この結果、昨年は彼女の伝道を通して3つの家の教会が設立され、24家族100人以上の人々がキリストに導かれた。決してベテランではないが、マニボンは今主のために燃えているのだ。

土着宗教に固く結び付いている人々へのマニボンの伝道は、福音を伝えることから始めるのではなく、まず彼らの肉体的霊的必要を知ることから始まる。

彼女は言う。「村の人々は、病院に行くお金もなく、遠くて高額な医療を受けることができません。そのため彼らは癒やしのためにアニミズムの霊に水牛や家畜をささげます。しかし、結局何も起きないばかりか、以前よりももっと悪い状態になるのです。そんな彼らが『キリスト教の神はどんな病も癒やすことができる』と聞くと、私に近づいてくるのです。それで私が彼らのために祈ると、彼らは癒やされるのです」

ミニストリーのリーダーは次のように説明した。「悪霊的な土着宗教が、人々の心を曇らせキリストから遠ざけています。しかし、多くの人々がキリストに導かれる共通体験は、病人の癒やしです。ペイは『主イエスには、人々を罪から救う力があり、悪霊を追い出し、病を癒やす力もある』と伝えているのです。この良き知らせを聞いた人々は興味を持ち、彼女の話に耳を傾けるわけです。人々は『自分のために祈ってほしい』と彼女に頼み癒やされるのです。彼らは悪霊から解放されて、夜もぐっすり眠れるようになります」

一方、共産主義国の村々に福音が進むと迫害の北風も強まる。回心者の存在が村長の目に留まれば、彼は「改宗するのをやめろ」と叱責する。キリスト信者が増えて先祖代々の宗教から離れると、村長はマニボンを呼びつけ激しく怒り「なぜお前は人々に伝道し続けるのか!」と詰問した。

それに答えて彼女は「私が外に出て彼らに証しをしているのではなく、彼らの方から『イエスのことをもっと教えてくれ』と言ってくるのです。神について知りたいという欲求を持って来る者に対し、どうして私が沈黙できるでしょう。もしそうするなら私は神の前にも、彼らの前にも咎(とが)ある者となります」ときっぱり答えた。

現地の宣教師は、マニボンがキリストに導いた人々を訪問し、信仰を育み弟子化する役割を担っている。改宗者が迫害に直面しているときは、特にその働きが重要になる。SDカードやプレイヤーに収録されているコンテンツは、このプロセスに欠かせない弟子訓練のメッセージを彼らに届ける。

ラオス政府は、キリスト教を弾圧する幅広い権限を自治体に与えており「伝統的な習慣を損なう」と判断されたり、公的な許可のない場合、キリスト教徒への投獄や罰金制裁まで科すことができる。また棄教の要求に従わない場合、村からの追放、投獄、家屋の撤去などもなされる。

地域のリーダーは「この1年で5家族が追放され家を壊されました。4家族はまだ村に戻ることができません。1家族は戻れましたが、当局は家の修復を許可しません。他にも、4家族と1人の信者が信仰のために逮捕され、昨年4月から投獄されたままです」と語った。

教会の成長とともに迫害は大きくなる。昨年は、このミニストリーの宣教師によって39の家の教会が建てられ、13州の7部族から1852人の回心者が起こされた。

彼らは、反対にもかかわらず東南アジア全域でキリストを宣べ伝えている。彼らの働きがさらに前進し、アジア全域にわたる霊的な覚醒に至るように祈っていただきたい。

■ ラオスの宗教人口
仏教57・3%
プロテスタント 3・7%
カトリック 0・7%
イスラム 0・1%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
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