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ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏、裁判所で聖書を引用

2021年2月26日22時00分
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関連タグ:ロシア
ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏、裁判所で聖書を引用+
アレクセイ・ナワリヌイ氏=2013年(写真:IlyaIsaev)

ドイツからの帰国直後に逮捕され、過去の有罪判決の執行猶予が取り消されていたロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が25日、首都モスクワ市内の拘置所から別の場所に移送された。収監のため刑務所に移送されたとみられている。一方、ナワリヌイ氏側が執行猶予取り消しに異議を申し立て、20日に行われた法廷審問では、ナワリヌイ氏が聖書の一節を引用する場面があったという。

米USAトゥデイ紙(英語)や英BBC(英語)によると、ナワリヌイ氏はモスクワ市裁判所で行われた法廷審問において、以前は無神論者だったが、神を信じるようになり、その信仰が困難に立ち向かう助けになったと言い、新約聖書の一節を引用。「山上の垂訓」と呼ばれるイエス・キリストの有名な説教の中にある「義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる」(マタイ5:6)の言葉を語り、これを信じるが故に帰国したことは後悔していないと語った。

ナワリヌイ氏はこの他、人気シリーズ「ハリー・ポッター」の登場人物も自身の主張に織り交ぜた。ロシア国民に向け「政府の仕事はあなたに恐怖を与え、あなたが一人であるかのように信じ込ませることだ」と訴え、現政権を批判。ウラジミル・プーチン大統領をハリー・ポッターの最大の敵である闇の魔法使い「ヴォルデモート卿」に例え、「宮殿にいるわれわれのヴォルデモート卿もまた、私が孤立を感じることを願っている」などと語った。

ロシア政府の汚職問題やプーチン氏を長年批判してきたナワリヌイ氏は昨年8月、飛行中の旅客機内で、致死性の高い神経剤によって襲われ、2週間以上にわたって意識不明の重体となった。ドイツで治療を受けていたが、今年1月に帰国したところを逮捕された。2014年に横領罪で有罪となっていたナワリヌイ氏は、執行猶予付きの禁錮刑を言い渡されており、自身の居場所を警察に定期的に報告することが義務付けられていたが、それに違反したためとされている。ナワリヌイ氏の逮捕後、ロシア国内では大規模なデモが行われ、数千人が当局によって拘束された。

モスクワ市裁はこの日、6週間の刑期短縮は認めたものの、ナワリヌイ氏側の異議申し立てを棄却し、禁錮2年6月の実刑を命じた。ナワリヌイ氏側は不服を訴える方針だったが、刑確定前に移送された形となった。

ナワリヌイ氏は2011年、ロシアの小説家で日本文学研究家のボリス・アクーニン氏と行った対談(英語)で、自身の信仰について触れている。

「教会や宗教に関しては、恥ずかしながら、私は典型的なポストソビエトの信仰者で、断食を守ったり、教会の前を通るときには十字を切ったりしますが、実際にはあまり教会には行っていません」

自身の信仰が政治活動に大きく影響することはないとしつつも、「私は自分の信仰を宣伝することはありませんが、一方で隠すこともありません」と言い、次のように語っていた。

「私は信仰者です。私はクリスチャンであり、正教会の一員であることが好きです。何か大きく宇宙的なものの一部であると感じることが好きです。独特の精神性や禁欲主義があることも好きです。しかし同時に、私は無神論者が多い環境で生活していることにも満足しています。父親になった25歳くらいまでは、神父であれば誰でもひげをつかんでやろうというくらいの無神論者でした」

ナワリヌイ氏の逮捕をめぐっては、日本や米国を含む主要7カ国(G7)や欧州連合(EU)各国首脳らが、政治的な意図に基づくものだとして釈放を求めている。

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