ヒルソング教会、カール・レンツ牧師めぐり独立調査を実施へ

2020年11月18日15時00分 印刷
+ヒルソング教会、カール・レンツ牧師めぐり独立調査を実施へ
ヒルソング・ニューヨーク教会の礼拝の様子=2020年1月(同教会のフェイスブックより)

ヒルソング教会のブライアン・ヒューストン主任牧師は12日、「道徳的な過ち」などを理由にカール・レンツ牧師を解雇したことをめぐり、レンツ牧師が担当していたニューヨークを含む米東海岸の4教会で調査を行うと発表した。

ヒューストン氏はツイッター(英語)で、「私たちはニューヨークおよび米東海岸のヒルソング教会の内部構造について、間もなく独立調査を開始します。刷新と新たなスタートに向けて、私たちは堅固な基盤を必要としています。最善の環境がやって来るのはその後です」と述べた。

ヒューストン氏はこれに先立ち、「道徳的な過ち」や「指導者としての問題」を理由にレンツ氏を解雇したことを明らかにしていた。レンツ氏もその後、妻のローラさんに対する不貞を認め、インスタグラムに謝罪のコメントを掲載した(関連記事:ヒルソング教会、カール・レンツ牧師を解雇 不貞認め謝罪「私のせい」)。

一方、ヒューストン氏は、ヒルソング教会の公式サイトに掲載した声明(英語)で、次のようにつづっている。

「この措置は軽々しく取られたものではなく、レンツ氏を含むすべての人々の最善の利益のために取られたものです」

「この決定に至らしめた出来事に関して詳細を述べることは、適切ではないことをご理解ください。現時点における私たちの焦点は、神をたたえ、東海岸の教会共同体とレンツ家を牧会的にケアすることです」

米東海岸の4教会を担当していたレンツ氏は、ジャスティン・ビーバーやカイリー・ジェンナー、セレーナ・ゴメスなどのセレブたちとの親交で知られていた。

英タブロイド紙「ザ・サン」の米オンライン版(英語)によると、レンツ氏が関係を持っていたとされるのは、ラニンという名のイスラム教徒の女性。34歳のパレスチナ系エジプト人で、女優兼デザイナーとして働いているという。この女性によると、2人の関係は今月初めに破綻するまで5カ月余り続いていたという。今年初め、ニューヨーク・ブルックリンの公園「ドミノパーク」で、レンツ氏の方から女性に接近してきたが、女性はレンツ氏が著名な牧師であることを知らず、「キリスト教界に関する知識は皆無」だったと話している。また、既婚であることをレンツ氏から明かされたのは、関係を持ってからしばらくしてからだったと語っている。

「私はセックスのためだけに彼と交際していたわけではありません。互いに気兼ねなくいることができて、深くて特別な関係でした。私はとても傷ついています。私たち2人は、互いに対して同じ気持ちを持っているからです」と女性は話している。

弁護士で、キリスト教界内の虐待問題などを扱っている非営利団体「GRACE」の代表でもあるボズ・チャビジン氏は11日、GRACEが以前、ヒルソング・ニューヨーク教会における性的不品行について警鐘を鳴らそうと試みたが無駄だったとツイッター(英語)で述べた。

「ヒルソング・ニューヨーク教会では、これまでにも数多くの性的不品行が行われています。私たちは2017年にその問題を取り上げようとしましたが、ゴシップを広めることになると言われました。これは、不品行の当事者と組織の評判を守る目的で、指導者たちが被害者を黙らせるために使う常套手段なのです」とチャビジン氏は指摘している。

クリスチャンポストはさらなるコメントを求めてGRACEに連絡を取ったが、記事掲載までに返答はなかった。

ヒューストン氏は1983年、牧師で妻のボビーさんと共にオーストラリアのシドニー郊外でヒルソング教会を設立。同教会は特にワーシップソングで有名になり、現在、働きは世界的に広がり、5大陸の主要都市に拠点を置くまでになっている。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


国際の最新記事 国際の記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース