世界宣教祈祷課題(6月25日):イエメン

2020年6月25日09時56分 執筆者 : 奥山実 印刷
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空爆を受けたイエメンの首都サナア=2015年10月

2015年から、ハディ暫定政権軍とフーシ派間で内戦の続いているイエメンであるが、これは、ハディ暫定政権を支援するスンニ派盟主サウジアラビアと、フーシ派を支援するシーア派盟主イランとの代理戦争の様相が強い。

ところが、ここに来て新たな局面を迎えている。イエメンの分離独立派「南部暫定評議会」(STC)は、ハディ暫定政権との間に昨年11月に結んだ権力分担協定が破綻したとして、4月26日イエメン南部の自治宣言をした。この暫定政権内部の足並みの乱れから、戦局は三つ巴の様相となりさらに混迷を極めている。暫定政権側は国連の要請に応じて、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月9日から停戦を呼び掛けているが、フーシ派側はこれに応じていない。

この5年間に及ぶ紛争の結果、イエメン2400万人の人口の80パーセントが人道援助を必要としており、既に1590万人が食糧不足にある。

それに加えて新型コロナウイルス危機が重なる。イエメンでは5月21日時点で180人の感染者があり死者は29人に上っている。しかし、実態はさらに深刻な可能性もある。イエメンではPCR検査可能な病院はわずか4つで、人工呼吸器は500個しかない。医療崩壊が起きた場合、甚大な被害は避けられない。

イエメンが戦禍とコロナウイルス禍から守られ、福音宣教が進むように祈っていただきたい。

■ イエメンの宗教人口
イスラム 99・9%
プロテスタント 0・02%
カトリック 0・04%
正教会関係 0・03%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
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