闇から光へ~的外れからの解放~(99)X信者のための祈り 佐伯玲子

2019年12月3日18時29分 コラムニスト : 佐伯玲子 印刷
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この連載を始めさせていただいたのは、TBS「爆報 ! THEフライデー」(2015年12月4日放送)から約3カ月後の、2016年3月1日からでした。テレビでは語り尽くせなかったこと、演出上フィクションだった部分は実際どうであったか?・・・記憶をたどりつつ、このコラムで詳しく証しさせていただけたことは、本当に感謝でした。

クリスチャンが勝ち取るべき“7つの山”があると教わりました。「政治」「経済」「教育」「メディア」「家庭」「宗教」「芸術エンターテインメント」。最近「医療」も加わり、“8つの山”とも聞きます。どの山も重荷を感じるところはありますが、やはり「宗教の山」にはとりわけ強い重荷を感じます。

世の中には、かつての私みたいに「宗教」に縛られ、身も心もボコボコにされながら「苦しい。抜け出したい。何か違う」とどこかで感じつつも、闇の強い洗脳から「でも、ここを離れたら死んでしまうかもしれない!」という“恐れ”の呪縛で脱会できず、苦しんでいる方々がたくさんいらっしゃると思います。そういった方々が、このコラムを読んでイエス様の愛に触れ、救われ、解放され、本来の自分を取り戻してほしい! そう祈りつつ、つづってまいりました。「その中に、X信者の方々がいてほしい」とも願っていました。

するとある時期から、元信者やそのご家族、親族の方々から B.B Wonderland の問い合わせフォームにコラムの感想や激励の言葉と共に、Xの情報が届くようになったのです!(「現役信者」の方々からはいまだありませんが f(^_^;))そこには、私が知らなかったXの実態がいろいろと記されていました。その幾つかをご紹介させていただきます。

【エピソード1~うそマーク~】
「Y氏の車に貼られていた“障害者マーク”は、サービスエリアで“障害者専用駐車スペース”に止めるためだけの目的で入手したものらしく、本当に必要とする方たちのことなどまったく考えていない行為に『本当に神職者なのか?』と疑問を持った、との情報」

私は、重病人や障害を持っておられる信者さんを乗せるために貼り付けていると思っていました。

【エピソード2~俺とお前と大五郎~】
「Xのある施設において、夜な夜な酒盛りをしていた疑惑。珍事件発生も頻発していた?!」

そういえば、4L入り焼酎「大五郎」の空容器がたくさん置いてあるのを見たことがあったが、その時は、信者たちが躍起になって汲みまくる御神水(観音像の手から流れる仕組みになっていた、ただの水道水)をより多く持ち帰れるようにと、信者の誰かが大量に寄付したのだろうと思っていたのだが、あれはY氏と側近スタッフが飲み干したものだったということか?!

【エピソード3~神リンゴジュースの正体~】
「『Y先生、手絞りリンゴジュース』と称して、2L1万2千円で販売していたリンゴジュース。リンゴ園を営む信者から毎回送られる高級リンゴを、Y氏自ら手で絞り、波動がたっぷり入った奇跡のジュース!と言われていた物。『これを入院していた重病信者に飲ませたら、たちまち点滴や多くの管が取れ、元気に復活した!』という自慢話を何度も聞かされていたが、実は激安市場で大量に買い占めたリンゴを使って“スタッフ”が“ジューサー”で作っていた!というではあ~りませんか・・・。疑問に思った人がY氏に質問したところ『ここにあるものすべて、物にも、人にも、天からの波動が流れている。だから、私以外の誰かが作っても、波動は入る』と返答されたという」

(マ、マジですか?!さすがに当時は貧乏だったから、2L入りは買えなかったけど、極々たまに1杯1500円か1800円だったかの、グラス売りは飲んじゃいましたよ! それはそれはもう、大切に、大切に、アリガタヤ~、アリガタヤ~と、チビチビとね! 何も起きなかったけど(笑)あの自慢話、本当だったのか・・・??)

【エピソード4~ネズミ講と言われた家族〜】
メールではなく、滅多に利用しない駅でばったり会ったCさんからは、直接お話を聞くことができました。Xに一家で献身的に仕えていたCさんが脱会したのは、私が信者だった時代でした。その時にY氏から聞かされた理由は「X内で、ネットワークビジネスをしていたことが発覚し、それを悔いて辞めた」というものでした。しかし、Cさん曰く「深く接していくにつれ、矛盾を感じることが募り、“ここの教えは違う!”と確信。すべてのXグッズを返還し、一家全員で脱会した」ということでした。Cさんのことは、他の人からも「嫉妬から来る理不尽な理由でY氏から酷い攻撃を受けていた」との情報も寄せられました。

他にもさまざまな情報が寄せられましたが、最も驚いたのは、自らが唱えていた教理に大きく反した行為を平気でしていたことでした。内容はプライバシー保護のため控えさせていただきますが、もしこれが事実だとしたら、どこかの「霊感商法」と同じだと思いました。他にも、耳を疑うような情報もいろいろと頂きましたが、さすがに掲載は控えさせていただきました。寄せられた情報をうのみにするつもりはありません。しかし、一つ一つ読んでいくうち、Xに対し、この御言葉が浮かびました。

肉の行いは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。(ガラテヤ5:19〜21)

「真実は何なのか?どこにあるのか?」・・・Y氏含めX信者の人たちが、生きているうちに知ることができ、イエス様の救いと解放が起こり、御霊の実である愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制を持ち、キリスト・イエスにつく者となって、御霊によって生き、御霊に導かれる人生を進んでいけますように。互いにいどみ合うのではなく、神の国のために協力し合い、そねみ合うのではなく愛し合い、虚栄に走ることなく素直に、正直に、謙遜を持って、互いに認め合い、高め合って、平安に豊かに、主と共に人生を歩むことができますように。イエスの御名によってお祈り致します。アーメン!!

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佐伯玲子

佐伯玲子(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

B.B Wonderland公式サイト

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