宮津カトリック教会聖ヨハネ天主堂、京都府指定文化財に指定へ

2019年3月18日17時28分 印刷
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2018年度の京都府指定文化財に指定される見通しとなった宮津カトリック教会聖ヨハネ天主堂(宮津市)の内部(写真:カトリック京都司教区)

宮津カトリック教会聖ヨハネ天主堂(宮津市、カトリック京都司教区所有)など17件が、新たに京都府指定文化財に指定される見通しとなった。府教育委員会から2018年度の府指定文化財について諮問を受けていた府文化財保護審議会が、指定に値すると答申した。現在、指定に向けた事務作業が行われており、正式に指定されれば、キリスト教の聖堂・会堂としては府内5件目の指定・登録文化財となる。

宮津カトリック教会は1888(明治21)年、フランス人宣教師のルイ・ルラーブ神父によって設立され、聖ヨハネ天主堂はそれから8年後の96(同29)年に献堂された。ルラーブ神父自らが設計し、地元の日本人大工が施工に当たった。カトリック教会の聖堂として全国でも初期に建築されたもので、キリスト教伝道の歴史を考える上で貴重な存在となっている。また、聖堂内の意匠の完成度も高く、西洋から導入された技術が民間に受容されていく一例を示すものとして、学術的にも価値が高いという。

府文化財データベースによると、現在府内で文化財として指定・登録されているキリスト教の聖堂・会堂は、いずれも京都市にある▽京都ハリストス正教会生神女(しょうしんじょ)福音聖堂(市指定有形文化財)、▽日本基督教団京都御幸(ごこう)町教会会堂(同)、▽日本聖公会聖アグネス教会聖堂(同)、▽日本聖公会京都聖三一教会(国登録有形文化財)の4件。この他、キリスト教関係では京都大学基督教青年会会館(同)などがある。

2018年度の府指定文化財としてはこのほか、同志社大学田辺キャンパス(京田辺市)内に所在する古墳時代終末期の「下司(げし)古墳群・大御堂裏山古墳」も指定される見通し。

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