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公認教会にも伸びる中国政府の手 「ほかに神があってはならない」十戒第一戒の削除を強要

2019年1月10日17時23分
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関連タグ:三自愛国運動(三自愛国教会)中国
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1605年に創建された北京最古のカトリック教会「宣武門天主堂」(通称・南堂)=2009年。政府公認のカトリック教会「中国天主教愛国会」で、現存する大聖堂は1904年に建てられた。(写真:Bridget Coila)

キリスト教会に対する多くの迫害が伝えられている中国で、共産党当局による圧力が政府公認教会にも及んでいる。旧約聖書に記されている「十戒」の最初の戒めが不適切だとして削除するよう強要されたのだ。

中国における信教の自由の侵害を報じるニュースサイト「ビター・ウィンター」(英語)によると、この事件は昨年11月、同国中部の河南省洛陽市洛寧(らくねい)県にあるプロテスタントの公認教会「三自愛国教会」で発生。30人余りの政府職員が同教会を視察し、壁に掲げられていた十戒のうち、第一戒を取り除かなければならないと言い、その場で複数の職員が直ちに取り除いたという。

モーセによってユダヤ人に与えられた十戒は、キリスト教やユダヤ教、イスラム教といった「アブラハムの宗教」の倫理基盤となっている。旧約聖書の出エジプト記には、その第一戒として次のように神の言葉が直に引用されている。

「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない」(出エジプト20:2〜3)

教会指導者らは、政府職員らの行動に強く反発。同教会の信者の一人は「これは正しくありません。彼ら(職員たち)は神の言葉を歪めています。これは主への敵対行為です」と語った。

しかし職員の一人は、中国の習近平国家主席が「この言葉(第一戒)に反対している」と応答。「あえて協力しない者がいるだろうか。同意しないなら、その者は国と戦っているのだ」とし、「これは国家の政策だ。おまえは状況を明確に理解すべきだ。政府に歯向かうな」と警告した。

教会はその日、「十戒」という表題も消すよう強いられたという。

中国の迫害情報を伝える米キリスト教団体「チャイナエイド」の創設者、ボブ・フー氏は昨年9月、米下院公聴会で証言し、キリスト教の「中国化」の一環で、旧約聖書の再翻訳がなされていると述べた。フー氏によると、中国政府は新約聖書の新たな解釈を提示する計画も練っている。また、その計画では仏教典や儒教の教えを用い、社会主義理念を擁護しようとしているという。

フー氏は当時、クリスチャンポストに次のように語っていた。

「新しい聖書は西洋的にではなく中国的な見方をすべきであり、儒教と社会主義の中国的な倫理を反映すべきだとする計画が存在します。旧約聖書は台無しにされるでしょう。新約聖書には、(それを解釈するための)新しい注解書が作られるでしょう」

米国オープン・ドアーズなどの迫害監視団体は昨年10月、この計画を非難した。

「中国の教会は受け身の体制から抜け出す必要があります。もし中国政府が聖書の編集を堅く望むなら、中国の教会は立ち上がることも視野に入れ、中国における歩みのあらゆる部分に信仰を積極的に運用する必要があります」と米国オープンド・アーズのデイビッド・カリー会長兼最高責任者(CEO)は述べていた。

「そのような指摘が求められると思います。これは祈りの問題であり、世界の教会に周知させるべき問題であると思います。それが私たちの認識するところです。クリスチャンが迫害されるたびに私たちは立ち上がり、声を上げる必要があるのです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:三自愛国運動(三自愛国教会)中国
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