Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

銃弾くい止めた聖書、命つないだ第1次世界大戦の兵士は宣教師に

2018年11月18日07時52分
  • ツイート
印刷
関連タグ:第1次世界大戦イギリス英国聖書協会
弾弾くい止めた聖書、命つないだ第1次世界大戦の兵士は宣教師に+
英国人兵士ジョージ・バイナル氏の写真と、同氏が家族に、聖書と銃弾と共に送った手紙(写真:英国聖書協会)

第1次世界大戦で戦った兵士たちにとって、聖書は装備の中でも重要な役割を担っていた。死が間近に迫って来たとき、聖書は大きな意味を帯びた。

民間人を含め千数百万人の死者を出したとされる第1次世界大戦は今月11日、終結100周年を迎えた。英国聖書協会はその記念日に合わせ、聖書が前線部隊の兵士たちにとってどれほど大きな意味を持っていたかを紹介している。

第1次世界大戦では、欧州各地で大規模な塹壕(ざんごう)戦が展開され、ベルギー南部からフランス北東部にかけて構築された「西部戦線」は、大戦期間中、4年にわたる膠着(こうちゃく)が続いた。その西部戦線の塹壕で敵の戦火にさらされた英国人兵士ジョージ・バイナル氏は、間近に迫る死を経験した兵士の一人だ。バイナル氏が休息を取ろうと兵舎に入ると、一人の友人が近づいて来るのが見えた。バイナル氏が友人に声を掛けようと戸口に向かったその瞬間、兵舎に向かって数発の銃弾が打ち込まれ、バイナル氏は塹壕に向かって逃げ走った。

バイナル氏が兵舎に戻ってくると、10人ほどの兵士が負傷しており、そのうち2人は後に死亡した。バイナル氏は家族に1冊の小型聖書と3つの銃弾を送った。聖書は彼が上着のポケットに入れていたものだった。バイナル氏は手紙にこうしたためた。

「私たちが調べた限りでは、4発の銃弾が兵舎に打ち込まれた。1発は私が枕代わりにしていた装備の中に打ち込まれていた。もし友人が来ていなかったら、その1発は私の頭に命中していただろう。もう1発は床に打ち込まれていた。もし友人が来ていなければ、私はそこで横になっていただろう。3発目は見れば分かる通り、上着のポケットに打ち込まれていたが、聖書が(弾丸を)受け止めていた。4発目はギブソンの雨合羽を貫通していた。その雨合羽は、私の寝床の隣にある彼の寝床に掛けられていた。もし数秒前に彼が馬に乗ろうと立ち去っていなかったら、彼は寝床にいたはずだ。

分かると思うが、私たちが無事でいられたのはほんの数秒の違いからだ。前の手紙に『御手の内の守り』と書いたが、そのことの確かさを一刻も早く証明したかった。私がかすり傷一つ負わずに無事でいられるのは、そういう確かさのおかげなのだ」

弾弾くい止めた聖書、命つないだ第1次世界大戦の兵士は宣教師に
銃弾は旧約聖書のイザヤ書49章8節の箇所で止まっていた。(写真:同上)

バイナル氏の上着を貫通した銃弾は、旧約聖書のイザヤ書49章8節の箇所で止まっていた。そこには「わたしは恵みの時にあなたに答え、救いの日にあなたを助けた」と書かれていた。

手紙に「あなたたちに再会する日まで、主の真実がこれからもありますように。これが私の心からの祈りだ」と続けたバイナル氏は、その後も戦火を生き抜き、兵役を終えた後には宣教師となった。

英国聖書協会は、第1次世界大戦の間、80以上の言語で900万冊余りの聖書を英軍兵士や、至る所にいた捕虜たちに配布した。

塹壕の中では聖書が広く読まれた。特に兵士が負傷したり、死にかけたりしたときはそうだった。ダラム大学神学部のマイケル・スネイプ教授は次のように話す。

「兵士たちは重傷を負うと、胸のポケットから新約聖書を取り出して読むのが常でした。『ソンムの戦い』(第1次世界大戦最大の戦闘)の初日1916年7月1日に殺された兵士たちは、後に発見された際、その多くが(旧新約)聖書や新約聖書を手にしたまま死んでいました」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:第1次世界大戦イギリス英国聖書協会
  • ツイート

関連記事

  • 胸ポケットの聖書が銃弾2発止める 不良少年に襲われたバス運転手が命拾い

  • 「第1次大戦の過ちを繰り返すな」と教皇

  • 『キリスト教と戦争』著者・石川明人氏(桃山学院大准教授)インタビュー(1)

  • カメルーンで米国人宣教師殺害される、妻と子の目前で 派遣1カ月の惨事

  • 元テロリストから、日本で平和の福音を伝える教誨師へ ヒュー・ブラウン宣教師

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.