Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化
  3. 全般

三浦綾子記念文学館と見本林、宮部金吾命名の千島桜など 「北海道遺産」に選定

2018年11月12日16時54分
  • ツイート
印刷
関連タグ:三浦綾子記念文学館宮部金吾
三浦綾子記念文学館と見本林、宮部金吾命名の千島桜など 「北海道遺産」に選定+
北海道遺産第3回選定・選定証授与式=1日、ポールスター札幌(札幌市)で(写真:同遺産協議会提供)

「三浦綾子記念文学館と外国樹種見本林」や、植物学者で札幌バンドのメンバーとして知られる宮部金吾が命名した「千島桜」など15件が1日、「北海道遺産」に選定された。文学館は、市民が中心となった独自の民営手法が全国的にも注目され、見本林は、明治期から日本の森林事業の拠点であった北海道の歴史が今も残るとして評価された。千島桜は、北海道大学を代表する植物学者である宮部が命名したことや、北方領土とのつながりが選定理由に挙げられた。

同遺産は、後世に継承したい道内の貴重な遺産を有形・無形問わず選定するもの。2001年に第1回選定(25件)、04年に第2回選定(27件)を行い、北海道命名150年となる今年に合わせ、14年ぶりとなる第3回選定を実施した。昨年12月〜今年3月の募集期間中に64件の申請があり、▽北海道にとっての価値(過去)、▽地域の思い入れ(現在)、▽持続可能性(未来)の3点を中心に評価。各分野の専門家や同遺産協議会の理事ら24人による審査、同理事会による決定を経て15件を選定した。遺産はこれで計67件となった。

見本林は「北海道は私の文学の根っこ」と語り、35年にわたって小説を書き続けてきたクリスチャン作家・三浦綾子の「聖地」といえる場所。デビュー作『氷点』の舞台であり、今年開館20周年を迎えた文学館もこの地に立つ。今年9月には、綾子さんが夫・光世さんの手助けを得ながら執筆活動を行った書斎が復元され、文学館隣に分館としてオープンした。

同協議会は「旭川駅から『氷点通り』『氷点橋』『三浦綾子文学の道』を経て見本林へと続く道は、“三浦文学ワールド” と呼ぶにふさわしい。市民が守り育てる文学と森は、氷点のまち・旭川を象徴する癒やしと憩いのスポット」としている。

一方、千島桜は、宮部がハーバード大学留学時の学位論文で、千島列島に自生する桜として「チシマザクラ」と記述したのが最初とされる。毎年桜前線が北上し、最後に咲く桜として親しまれており、同協議会によると、かつて北方領土に住んでいた人々には「ふるさとの花」として親しまれている。

宮部は、北方植物研究のパイオニアとして知られ、北海道大学植物園初代園長や日本植物学会会長などを務めた植物学者である一方、札幌農学校(現・北海道大学)の2期生であり、内村鑑三や新渡戸稲造と共に米国人宣教師メリマン・コルバート・ハリスから洗礼を受けたクリスチャンでもある。3人は札幌バンドの中心的なメンバーで、それぞれは生涯にわたり親友同士だったとされている。

新たに選定された遺産は他に、近年発見された日本初の大型恐竜全身骨格化石である「むかわ竜」を含む「むかわ町穂別の古生物化石群」や、アイヌの人々の助言と協力を得ながら6度にわたって「蝦夷(えぞ)地」(北海道)を探索し、北海道の名付け親とされる「松浦武四郎による蝦夷地踏査の足跡」など。

これまでに選定された遺産でキリスト教にゆかりのあるものとしては、函館ハリストス正教会(函館市)やカトリック元町教会(同)などを含む「函館西部地区の街並み」や、米国人宣教師ジョージ・ペック・ピアソン、アイダ・ゲップ・ピアソン夫妻の私邸を用いた「ピアソン記念館」(北見市)などがある。ピアソン記念館は、信徒伝道者であり、建築家として日本で多くの西洋建築を手掛けたウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した日本最北の建築物でもある。

関連タグ:三浦綾子記念文学館宮部金吾
  • ツイート

関連記事

  • 三浦文学の魅力と底力(1)三浦夫妻との出会いと交流 込堂一博

  • ちいろば先生・榎本保郎と三浦綾子にとって「一番大切だったもの」とは?

  • 札幌独立教会所蔵、クラークゆかりの文書7点 札幌市の有形文化財に指定

  • 新渡戸稲造と内村鑑三の信仰 佐藤全弘

  • 三浦綾子読書会旭川全国大会2018(1)旭川六条教会でシンポジウム 三浦文学に関わる4氏が講演

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月9日):カンボジア ポル・ポトの迫害を乗り越えた西チャム族のために祈ろう

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.