Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

世界精神保健デー、息子を自死で亡くしたウォレン牧師夫妻がメッセージ

2018年10月16日23時55分
  • ツイート
印刷
関連タグ:リック・ウォレンケイ・ウォレン自殺・自死メンタルヘルス
リック・ウォレン、ケイ・ウォレン+
サドルバック教会(米カリフォルニア州)のリック・ウォレン牧師(右)とケイ夫人(写真:同教会)

「世界精神保健デー」を迎えた10日、5年前に息子を自死で亡くした米サドルバック教会のリック・ウォレン牧師とケイ夫人が、心の病を持つ子の親たちに向けてメッセージを公開した。

ウォレン夫妻は2013年に、当時27歳だった息子のマシューさんを自死で亡くしている。マシューさんは長年、心の病に苦しんでいたという。

フェイスブックに投稿された動画(英語)で、ウォレン夫婦は「心の病を持つ子の親として、他の子どもたちにはどう接するべきか」という質問に答えている。2人は、自分たちもうまくできているわけではないと前置きした上で、これと決まった方法があるわけではなく「臨機応変な」対応が必要だと話す。

「ある人たちは、あるやり方に最善な方法を見いだし、また別の人たちは別のやり方に最善な方法を見いだします。そして、すべての子どもはもちろん、まったく違う存在なのです。子どもや配偶者に同じ時間を割くべきだというのは神話にすぎません。子どもというのは平等に扱うのではなく、一人一人をユニークに扱うべきなのです。ある子どもにうまくいくことが、別の子どもにもうまくいくとは限りません。すべての子どもを同じように扱う親は、良い親とはいえません」

リック牧師はそう言い、心の病を持つ子は時に「キーキーと音を立てる車輪」のようなもので、より多くの時間と心遣いが必要だと話す。「(それぞれの子どもには)難しい時期があり、その子に親のすべての関心が向きます。また別の時には、別の子どもが難局に直面し、今度はその子に親のすべての関心が向きます」

「より多くの関心が注がれる時があり、またそれほどでもない時もあるということです。しかし、私たちの誰もが大切な存在であり、互いを必要とし合っていることを(子どもたちが)理解できるよう手助けしてあげなければなりません。長い人生のある時期においては、自分より他の誰かにより関心が向いても良いのです」

身体的な病気を治すことが必要であるように、心の病も治す必要があるとリック牧師は言い、その事例として視聴覚障害者への対応を挙げた。

「目の不自由な人のために、家の中に障害となる物を置かないようにするのは当たり前のことです。心の病についても同じことが言えます。互いに心配りをする必要があるのです。聖書は互いに配慮し合うよう教えています。これは分かりやすい言い方ですね。つまり、互いを大目に見るということです」

「心の病の場合、そのような便宜を受けにくくなると思います。心の病は目に見えないからです」とケイ夫人も続ける。

「(この話を聞いている)今ここでは(心の病を持つ子どもたちに)注意を払うことを考えるでしょうが、しかし他の子どもたちの面倒も見ながらであることを考えてください。自分が理解できない病気を持つ子どもたち、しかしその子たちは本当に大変なのです。これが(心の)病であり、(その子に)時間と関心を向ける必要があるのです」

心の病を持つきょうだいと一緒に暮らすことは、他の子どもたちにとっても難しいことだとウォレン夫妻は話す。そして、他の子どもたちに、自分たちが軽視されているとか、無視されていると感じさせてしまったのであれば、親は謝ることが大切だという。

「私たちは互いに寛大な心を示すことができます。また、自ら進んで謙虚になって赦(ゆる)しを乞うこともできます。そうすることは、憤慨して傷つけ合うのを避けることになります」

ウォレン夫妻は、心の病を持つ子を育てる親たち自身のケアの重要性も強調した。毎日ストレスを発散できる何かをし、毎週1日は休みを取り、年に一度は子どもの元を離れて休暇を取る。リック牧師は「自分自身の感情のはけ口も必要です」と言い、定期的に気晴らしをするよう親たちに勧める。

「世界精神保健デー」(10月10日)は、世界中でメンタルヘルス(精神衛生)に関する意識を高め、メンタルヘルスの向上を促進する国際デー。ウォレン夫妻は長年にわたりキリスト教界でメンタルヘルスの重要性を説く中心的な役割を担っており、このテーマに関するカンファレンスを催し、メンタルヘルスに関する問題に取り組むことを多くのクリスチャンに促してきた。

動画の最後、ケイ夫人は次のように述べ、行動を促している。

「すべての人には、世界精神保健デーと心の病を持つ人のためにする役割があります。それは、心の病を持つ人があなたの周りに大勢いるということを意識することです。その意識を持って人生を歩むならば、あなたは今より親切になっていくでしょう。あなたは人に対してもっと優しくなるでしょう。あなたは赦しの心を持つ人になり、人を裁かなくなるはずです」

「この国の精神衛生法は公平ではありません。精神医療は身体的医療ほど手厚い保証を受けていません。どちらも健康の問題であることに変わりありません。弱い立場の人のために声を上げてください」

関連タグ:リック・ウォレンケイ・ウォレン自殺・自死メンタルヘルス
  • ツイート

関連記事

  • 米メガチャーチの30歳牧師、うつ病で自殺 教会が声明「彼は今後も人々を導くでしょう」

  • 牧師の自殺と教会の沈黙(1)悩ましい統計、沈黙する教会

  • 世界自殺予防デー ウォレン夫妻、愛する者を失うことの「耐え難い苦痛」を語る

  • 「自殺をケアするということ」同志社大でシンポ(1)自殺予防対策の歴史を斎藤友紀雄氏が講演

  • 米バプテスト派牧師、出会い系サイトの情報公開で自殺 家族、同僚から悲しみの声

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.