Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

日本でユダヤ人に福音を  エターナル・ラブ・イスラエルの宮本純子さんが活動再開

2018年1月7日07時30分 記者 : 内田周作
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラエル
日本でユダヤ人に福音を  エターナル・ラブ・イスラエルの宮本純子さんが活動再開+
ユダヤ人露天商の女性と共に。1990年代、駅前や商店街でアクセサリーなどを販売する外国人がおり、その多くがユダヤ人だった。(写真:エターナル・ラブ・イスラエル提供)

宮本純子さん(シャローム教会牧師)は、ユダヤ人伝道の働き「エターナル・ラブ・イスラエル」を1993年から始め、イスラエル宣教師だった期間も含めて14年間、ユダヤ人に福音を伝えてきた。2007年から結婚と子育てのため、一時休止していたが、昨年夏、10年ぶりに活動を再開した。

日本でユダヤ人に福音を

現在、法的な規制で見かけなくなったものの、1990年代、駅前や商店街でアクセサリーなどを販売する外国人がおり、その多くがユダヤ人だった。母国イスラエルでの兵役を終えた若いユダヤ人が、世界中を旅しながらストリート・ショップを開いていたのだ。

宮本さんは彼らにヘブライ語のトラクトや聖書、また夏には缶ジュース、冬にはホッカイロなどを手渡し、福音を伝える活動を続けてきた。日本ではヘブライ語を目にする機会はめったにないため、とても喜ばれたという。

その後、宮本さんは聖契神学校で学び、卒業後は世界宣教研修センター(WMTC)の第1期生として半年間、訓練を受けた。そして99年、宣教師としてイスラエルに渡る。

エルサレム旧市街にあるクライストチャーチは、150年以上前に、聖公会のユダヤ人伝道団体CMJ(Church's Ministry Among Jewish People)によって設立された教会だが、宮本さんはそのゲストハウスで奉仕をしながら、個人伝道や路傍伝道をした。日本で知り合って帰国していたユダヤ人とも積極的に連絡を取り、中には現地のコングリゲーション(教会)につながって洗礼を受けた人もいたという。

ユダヤ人の痛みを知るために

日本でユダヤ人に福音を  エターナル・ラブ・イスラエルの宮本純子さんが活動再開
日本に滞在するユダヤ人に配ったさまざまな種類のヘブライ語のトラクト(写真:同提供)

宮本さんが教会に通うようになったのは思春期のこと。中学1年の夏に両親が離婚し、転校先の学校でひどいいじめに遭う中、近所にあった教会を見つけ、礼拝に出てみた。そこで、「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」(ヘブル13:5、新改訳)という聖書の言葉に出会い、毎週、教会に通うように。そして、16歳の時に洗礼を受けた。

いじめは高校まで6年間も続いたが、人々からあざけられたキリストの姿を思いつつ、どんなに嫌なことがあっても学校は休まなかった。そして、自分を十字架につけた人々のために赦(ゆる)しを求めたイエスのように生きたいと願い、どんなにいじめられても笑顔で耐え、いじめっ子のために祈った。

しかし、悲劇は続いた。高校卒業後、幼い頃からの友人が飛び降り自殺をし、ストーカー被害に遭っていた母親も殺され、宮本さんがかわいがっていた愛犬も生き埋めにされた。一度に多くの大切なものを失い、抜け殻のようになった宮本さんは、死に場所を探すような思いで、母親と来た思い出のある遊園地を訪れた。観覧車に乗り、ゴンドラが頂上に達したとき、車も建物も人間も何もかもが小さく見えた。その時、ふと思った。

「神様はこの地上のすべてをご存じだ。人間がいかに罪深いかも。それなのに神様は、こんなちっぽけな罪深い一人一人を愛しておられる。母を殺した犯人のことも。そして、私のことも」

そして、自分が経験したすべての痛みは、迫害に満ちた悲しい歴史を持つユダヤ人を心から知るためだったと気付いたという。宮本さんが通う教会では、長年、ユダヤ人の救いのために祈っており、宮本さんの心にはいつもユダヤ人への思いがあったのだ。

「私が受けた試練の数々は、ユダヤ人の心に今も深く残る痛みや悲しみを理解するため、神様から与えられた大きなプレゼントでした。すべては神様の深い摂理だったと心から感謝しています」

日本でユダヤ人に福音を  エターナル・ラブ・イスラエルの宮本純子さんが活動再開
エルサレム旧市街を背景に(写真:同提供)

セカンド・ステージの始まり

10年の休止期間を経て「セカンド・ステージの始まり」と意気込む宮本さん。昨年11月には、イスラエルの名所を描いた聖地画のポストカードを発売した。それまで1年に1枚ずつ、宮本さんが時間をかけて描いてきた作品だ。

今後はユダヤ人観光客にヘブライ語のトラクトを配り、留学や観光で来日するユダヤ人のホストファミリーとなる活動を中心に行うという。日本人がユダヤ人を伝道する利点について、宮本さんは次のように話す。

日本でユダヤ人に福音を  エターナル・ラブ・イスラエルの宮本純子さんが活動再開
宮本純子さん自身が描いた聖地画のポストカード。7枚1セット500円(税別)でイーグレープから昨年11月に発売された。(画像:同提供)

「日本はユダヤ人にとって遠い国で、日本人がユダヤ人を迫害した歴史もないため、アプローチしやすい。そして、日本は仏教や神道の国という印象が強いので、『私はクリスチャンです』と言うと、『なぜ日本人なのにイエスを信じるの』と質問されます。こうした質問の受け答えから伝道の機会が与えられるのです」

活動が軌道に乗れば、メシアニック・ジュー(ユダヤ人クリスチャン)を講師とした講演会やイスラエルのための祈祷会も開催する計画だ。また志願者がいれば、イスラエルに宣教師を派遣し、自身の経験を生かしてサポートしていきたいと話す。

■ エターナル・ラブ・イスラエル
ホームページ:https://eternalloveisrael.amebaownd.com
電話:090・8729・0856
メール:[email protected]

関連タグ:イスラエル
  • ツイート

関連記事

  • 東アジア初、日本でユダヤ人伝道の国際会議 12の国・地域から参加

  • ネット時代に進むユダヤ人伝道と携挙のタイミング 第8回再臨待望聖会

  • 「テロは決してわれわれを分裂させられない」 キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の指導者らが書簡

  • ユダヤ教超正統派のハバットハウス京都で「ユダヤ伝統料理教室&コーシャ認定日本酒」を体験!

  • 【ユダヤ文化と聖書1】ハヌカとクリスマス―光の祭典を祝う― 関智征

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.