Skip to main content
2022年5月27日20時21分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ヘンリー英王子の婚約者メーガン・マークルさん、結婚前に洗礼へ なぜ?

2017年12月4日22時40分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:イギリス英国国教会バプテスマ(洗礼)マーク・ウッズ
ヘンリー王子・メーガン・マークル+
ヘンリー王子=2017年(左、写真:E. J. Hersom)とメーガン・マークルさん=13年(写真:Genevieve)

英国のチャールズ皇太子の次男、ヘンリー王子(33)と米国の女優メーガン・マークルさん(36)が婚約を発表し、英国では早くも祝賀ムードが高まっている。英王室の声明によると、2人の結婚式は来年5月、ロンドン郊外にあるウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われる。この礼拝堂では、ヘンリー王子が生後3カ月で洗礼を受けたほか、父親のチャールズ皇太子がカミラ夫人と再婚した際も祝福の式が行われた。

ところで英王室は、マークルさんが結婚前に英国国教会(聖公会)で洗礼を受けることになるとも発表した。一体なぜなのだろうか。

マークルさんの母親はプロテスタントで、父親は聖公会の信者とされている。マークルさん自身は、プロテスタントの信者として育てられ、カトリック系の学校に通ったことが報じられている。つまり、彼女の人生には、常にキリスト教が存在していたことになる。しかし、英王室が英国クリスチャントゥデイに認めたところでは、マークルさんはこれまで洗礼を受けたことがないという。

これは思うほど珍しいことではない。プロテスタントや聖公会の大抵の教会では、信者はバプテスマ(洗礼)を受けるのが標準的なもので、両親がキリスト教徒の場合、欧米では十代半ばから後半で受洗することが多いが、さまざまな理由から受洗しない場合もある。

では、なぜ今なのか。

英王室は英国国教会と密接な関係を持っており、マークルさんも公務の一環として、教会の礼拝に出席することが予想される。公務では時折、聖餐にあずかる可能性もある。英国国教会では、聖餐は受洗者を対象に行われている。

これは、英国国教会の教会法B15A「聖餐式の承認について」に規定されている。規定によれば、「受洗した信者で、三位一体の教義に同意する他の教会の聖餐式参加者、または、自らが所属する教会で良好な立場にある者」は、聖餐にあずかることができる。そのため、もしマークルさんが他の教会の信者として受洗しているなら、問題がないことになる。

しかし、マークルさんは洗礼を受けていないため、他の王族が祭壇に近づいて聖餐にあずかる間、彼女は座っていなければならず、それは見栄えのしない光景になってしまうはずだ。

では、洗礼は、新生活を円滑にする単なる形式的なものなのだろうか。そんなことはない。その要素はあるかもしれないが、これまで洗礼を受けていなかったからといって、彼女がキリスト教の信者ではなかったと考えるのはまったくの誤りである。大人として受洗することは、大きな一歩である。通常それは、地域教会に深く関わることになる。それが理想かもしれないが、誰もがそのような人生を送るわけではない。だとしても、その人たちが、信仰を持っていないというわけではない。

もう1つ言えることは、責任ある英国国教会の司祭なら、行政上の便宜のために教会を使うことを許可することはない。洗礼式でマークルさんは、誓いを立て、信仰の告白をしなければならない。もし彼女が本心からそれをしないなら、何の意味もないことになる。

これは、信仰の旅における新たな一歩なのだ。これまで彼女は、見えない形でそうしてきたにすぎない。クリスチャンはこうした信仰のステップアップを喜ぶべきであり、冷ややかな目で見るべきではない。

◇

マーク・ウッズ(Mark Woods)

マーク・ウッズ(Mark Woods)

バプテスト派牧師。ジャーナリスト。英ブリストル大学、英ブリストル・バプテスト大学卒業。2つの教会で牧会し、英国バプテスト連盟のニュースサイト「バプテスト・タイムズ」で7年間編集を担当。その後、英国のメソジスト系週刊紙「メソジスト・レコーダー」で編集顧問を務め、現在、英国クリスチャントゥデイ編集幹事。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イギリス英国国教会バプテスマ(洗礼)マーク・ウッズ
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 英シャーロット王女が受洗、カンタベリー大主教が洗礼式執行

  • ヒルソングNY教会の牧師「ジャスティン・ビーバーは真剣なクリスチャン」 洗礼の様子も詳細に明かす

  • 娘の手で102歳の洗礼式 「イエスを信じれば、あなたも家族も救われる」

  • スラム街の子どもたち400人が受洗、貧困で洗礼ためらう家庭も マニラ

  • イエスが洗礼を受けた場所が世界遺産に

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • アニメ制作は説教準備に相通じる?牧師必見の一作! 「ハケンアニメ!」

  • しっかりと韻を踏んだスカイアクション大作の続編にして贖罪の物語!「トップガン マーヴェリック」

  • 「イスラム国」系グループ、キリスト教徒20人の処刑映像を公開 ナイジェリア

  • 通りよき管 菅野直基

  • 米合同メソジスト教会、保守派が新教団「グローバル・メソジスト教会」を発足

  • カンタベリー大主教、カナダ寄宿学校の先住民虐待問題で謝罪

  • 菊地功・東京大司教が新型コロナウイルスに感染 教区が発表

  • サンフランシスコ大司教、ペロシ米下院議長の聖体拝領を禁止 中絶権の支持めぐり

  • 破顔一笑で一生幸せ 安食弘幸

  • アルケゴス社のビル・ファン氏、逮捕・起訴される 無罪主張

  • アルケゴス社のビル・ファン氏、逮捕・起訴される 無罪主張

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • 菊地功・東京大司教が新型コロナウイルスに感染 教区が発表

  • 「イスラム国」系グループ、キリスト教徒20人の処刑映像を公開 ナイジェリア

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • しっかりと韻を踏んだスカイアクション大作の続編にして贖罪の物語!「トップガン マーヴェリック」

  • 米合同メソジスト教会、保守派が新教団「グローバル・メソジスト教会」を発足

  • サンフランシスコ大司教、ペロシ米下院議長の聖体拝領を禁止 中絶権の支持めぐり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(147)献身的な信仰者を求める日本社会(3)広田信也

  • 燃えない症候群 佐々木満男

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • シンガー・ソングライター、牧師の小坂忠さん死去 73歳

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 16歳の高校生、洗礼受けた数時間後に銃弾受け死亡 米フロリダ州

  • 世界最高齢の田中カ子さん死去、119歳 戦後クリスチャンに 教会で幼稚園開設

  • 「悪」はいかに伝染するか 「心の闇」描くサイコサスペンス映画「死刑にいたる病」

  • 米教会銃乱射、牧師や信徒が命懸けで容疑者取り押さえ 犯行動機は台中関係への不満か

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

編集部のお勧め

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「妥協しない」テーマに ジーザス・レインズ、終戦記念日の8月15日開催へ

  • 「必ず日本にリバイバルは起こる」 首都圏イースター、高木康俊牧師がメッセージ

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.