Skip to main content
2025年10月17日10時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化
  3. 音楽

賛美歌が宝石のように心に届きますように 久米小百合さんニューアルバム「7carats+1」発売

2017年11月23日06時59分
  • ツイート
印刷
関連タグ:久米小百合
賛美歌が宝石のように心に届きますように 久米小百合さんニューアルバム「7carats+1」発売+

久米小百合さんが22日、8年ぶりとなるニューアルバム「7carats+1(セブンカラッツ・プラスワン)」を発売した。久米さん自身が初めてプロデューサーとして携わった賛美歌アルバムで、ゴスペルシンガーの本田路津子さんとKishikoさんがゲストボーカルとして参加している。キーボード奏者で映画音楽作曲家としても有名な夫の久米大作さんが賛美歌を現代的にアレンジしているのも聴きどころの1つだ。

「前作『天使のパン くめさゆりさんびか集』(2009年)を出してから、次のアルバム制作については特に何も考えていなかったんです。このアルバムを作るきっかけは、今春にいのちのことば社の方から『一緒に作りませんか』とお話をいただいたこと。クリスチャンレーベルから出すアルバムなら堂々と賛美歌を歌うことができる。50代最後の年に、神様が『やってごらん』と言ってくださるならと、喜んでお受けすることを決めました」

タイトルにある「カラット」というのは、ダイヤモンドの重さを量る言葉だが、その語源は「いなご豆」。粒がそろっていて、昔は宝石の重さを量る時に分銅代わりに使われていたという。

「いなご豆といえば、『放蕩(ほうとう)息子のたとえ』で豚のエサとして登場したり(ルカ15:16)、あまりいいイメージがなかったのですが、ある時、ダイヤモンドとの関連性を知って、奥が深いなと感じました。クリスチャンにとって大切な賛美歌も、一般の方にとっては『いなご豆』のような存在かもしれません。ですが、このアルバムを通して1曲の賛美歌が宝石のように心に届きますようにと、祈りを込めて名付けました」

本作には、久米さんのお父さんが生前好きだったという「この世のなみかぜさわぎ」(『讃美歌第二編』157番)や、3人のハーモニーが美しい「さやかに星はきらめき」(同219番)、久米さんがアカペラで歌う「あら野の果てに」(54年版『讃美歌』106番)など、全8曲の賛美歌が収録されている。

賛美歌が宝石のように心に届きますように 久米小百合さんニューアルバム「7carats+1」発売

1 わが悩み知りたもう(NOBODY KNOWS)
2 この世のなみかぜさわぎ(LONDONDERRY)
3 鳥の歌
4 神はわがやぐら
5 海よりも深い主の愛
6 われらはきたりぬ(三人の博士)
7 さやかに星はきらめき(O HOLY NIGHT)
8 あら野のはてに

久米さんが初めて教会へ足を運ぶきっかけも賛美歌だった。当時、小学3、4年生だった久米さんは、教会に通っていたクラスメートが歌ってくれた賛美歌に興味を持ち、自分も習いたいと教会へ足を運ぶようになった。

「その時、『主われを愛す』を友達が歌ってくれたのですが、『主』や『われ』という意味が分からず、外国語のように聞こえて不思議だったんですね(笑)。でも、何となくいいなあと感じるものがあって、日曜学校でしか習えないなら私も行きたいと思ったんです」

しかし、幼かった久米さんは聖書やキリストには興味が持てず、いつしか教会へ通うことも辞めてしまう。

そのまま時がたち、短大在学中にCBSソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)に送ったデモテープを機に、1979年、久保田早紀として「異邦人」でレコードデビュー。そのエキゾチックで透明感のある歌はCMにも起用され、21歳の美人ニューミュージックシンガー・ソングライターとして久米さんは一躍、時の人となった。

こうして夢にまで見た歌手デビューを果たし、成功を手に入れたように見えたが、内心は不安でいっぱいだったという。

「初めに出した曲がいきなり売れてしまって、このまま自分はどこへ行ってしまうんだろうと思っていました。テレビ番組などで有名な方とご一緒するたびに場違いなように感じられて。芸能人には向いていない性格だったんですね。ぜいたくをしたり豪遊したりするよりも、地元の喫茶店で友達とコーヒーを飲んでいる方が私は好きでした」

違和感や苦しさが募るにつれて、「なぜ自分は歌っているんだろう」と自問自答する中で思い出したのは、幼い頃に日曜学校で歌った賛美歌だった。そこで、次の1歩を踏み出すヒントが見つかるかもしれないと、自身の音楽の原点でもある教会へ再び通い始める。自宅に近いめじろ台キリストの教会だ。

それでも初めのうちはまだ聖書を開く気にはなれなかったが、大きく心が変えられたのは、ある特別伝道集会で聞いた吉井秀夫牧師(キリストの教会鹿屋キリスト教会)のメッセージだった。

「人生には、穏やかな凪(なぎ)の日もあれば、嵐の日もあります。私たちは、どんな天候の中でも、沖へと進んでいかなければなりません。人生に本当のナビゲーターがいたら、嵐の時も前に進むことができ、道を誤りそうな時には助けてもらえます。あなたは今日、素晴らしいナビゲーターである救い主イエス様を受け入れて新しい人生を歩むこともできるし、これまで通り自分を神として生きていくこともできる。心の扉は内側にしかノブが付いていないので、あなたが扉を開けない限り、神様はあなたの心の中に入ることはできません。どちらの道を選ぶのも自由です」

芸能界という荒波の中、1人で小舟を漕(こ)いでいるような感覚でいた久米さんは、その言葉に心を打たれた。集会後すぐ吉井牧師に、「私は聖書のこともイエス様のことも何も分からないけれど、イエス様を迎え入れたいです。クリスチャンとしてこれからの人生を歩んでいきたいです」と伝えたという(ちなみに吉井牧師は今夏、召天した)。

1981年に洗礼を受けた久米さんは、85年には久米大作氏と結婚し、芸能界を引退。現在は各地のキリスト教会などで伝道コンサートを行うほか、東北のキリスト教会と協力し合い、「Love East・東北応援団」として被災地支援活動なども行っている。

「小坂忠さんや岩渕まことさんから、自分の言葉でイエス様を賛美する音楽の素晴らしさを教えていただきました。だから、結婚後は引退して、2人のような活動がしたいと憧れていました。

神様は一人一人に違うたまものと大切な役割を与えてくださっています。私は大きなホールでたくさんの方の前に立つよりも、小さなホールで歌ったり、皆さんと一緒になって手を動かす役割が与えられているのかなと思っています。

このアルバムも、クリスチャンではない方に聞いてもらいたいと思いながら作りました。堅苦しいイメージを持たれがちな賛美歌ですが、こんな歌もあるんだ、こんなふうにアレンジすることもできるんだと、お家で過ごす時間のBGMに使っていただけたら」

12月には『7carats+1』リリース記念イベントの開催が決定している。当日は、本田路津子さんとKishikoさんも加わり、スペシャルプログラムが企画されている。

12/11(月)トークショー&ミニライブ (新宿・dues新宿)

12/23(土)一夜限りのクリスマスコンサート(目黒・ブルースアレイ)

関連タグ:久米小百合
  • ツイート

関連記事

  • 百人一読―偉人と聖書の出会いから(37)久米小百合 篠原元

  • 映画「祈りのちから」公開初日 久米小百合さん×山下弘子さん「祈り」をテーマにトークイベント

  • 東京都:久米小百合の「バイブルカフェ」

  • 聖書の言葉をストレートに歌うニューアルバム「Jesus」 横山大輔さんに聞く

  • 赦されて「まる」になった私たちを神様の「まる」が囲んでいる Migiwa さんソロアルバム「にじゅうまる」リリース

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(5)妥協せず、信仰を働かせる 加治太郎

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • 花嫁(35)古い人を脱ぎ捨てて 星野ひかり

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • 栄光への脱出の道 穂森幸一

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 加速する聖書翻訳、3日に1つのペースで新しい言語訳の聖書が誕生

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.