Skip to main content
2025年10月21日17時48分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

来日したエチオピア正教会のギオルギス主教に聞く 聖ミカエル東京エチオピア正教会

2017年10月4日06時58分
  • ツイート
印刷
関連タグ:エチオピア正教会
来日したエチオピア正教会のギオルギス主教に聞く 聖ミカエル東京エチオピア正教会+
洗礼機密にあずかる2人の子ども=1日、「幼きイエス会ニコラ・バレ」(東京四谷)で

コモス・アバ・ハイレ・ギオルギス主教がスイスから来日し、1日、東京四谷にあるカトリック女子修道会「幼きイエス会ニコラ・バレ」(同会による雙葉[ふたば]学園に併設)で聖ミカエル東京エチオピア正教会の聖体礼儀を執り行った。スイスにある5つのエチオピア正教会の責任を持つギオルギス主教は、今回で3度目の来日になる。

この日、洗礼機密にあずかったのは2人の子ども。そのうちの1人は、日本人とエチオピア人夫妻の子で、日本人の友人らも祝福に駆けつけた。

ギオルギス主教は、4年前、韓国釜山で行われたエチオピア正教会のシンポジウムに参加。在韓エチオピア正教徒に、日本にも少人数だが信徒がいることを教えられ、その後、日本に来たのが最初だった。主教は次のように話す。

「日本は、世界でもトップクラスの経済力を誇る国。歴史や文化を重んじる一方、最新鋭の技術を持っている国でもある。街はとてもきれいで、人々は非常に親切で礼儀正しく、何に対しても熱心だ。これが日本の原動力だと感じている。戦後、急発展した日本は、このような国民が支えていたのだと、来日してあらためて感じた」

主教は日本の食事、特にすしや緑茶が好きで、成田空港に到着するとすぐに「お茶が飲みたい」とリクエストするほど。また、1964年に行われた東京オリンピックでエチオピア代表のマラソン選手アベベ・ビキラ氏が大活躍したこともあり、「日本は遠いようで近い国」だった。

来日したエチオピア正教会のギオルギス主教に聞く 聖ミカエル東京エチオピア正教会
聖ミカエル東京エチオピア正教会の聖体礼儀

聖ミカエル東京エチオピア正教会は10年前、在日エチオピア人数名によって始まった。聖職者不在の中だったが、信徒たちは信仰を守り、奉神礼(正教会における礼拝、典礼)を続けてきた。現在では60人ほどの信徒が2週間に1度集まり、国費留学中のネガシ・アブラハさんを聖職者として奉神礼を行っている。日本に会堂はなく、都内のカトリック関連施設などをその都度借りている。

エチオピア正教会の本部にも日本の信徒の実状を話し、会堂建設に関する支援、またネガシさんが帰国した後も奉神礼を司式できる聖職者が与えられるよう伝えているが、支援が来るめどはまだ立っていない。

「教会は、毎日の生活の中で困った時、うれしい時に訪れて、祈りや感謝をささげる場所。また、外国にいる信徒にとっては、国が恋しくなったら、そこで共に祈り、故郷を感じられる場所でもある。建物が与えられるように祈りたい」と主教は話す。

来日したエチオピア正教会のギオルギス主教に聞く 聖ミカエル東京エチオピア正教会
コモス・アバ・ハイレ・ギオルギス主教

翌2日からは広島を初めて訪れる。ギオルギス主教は学生時代に広島や長崎の歴史に触れて以来、ぜひ1度は訪れたいと思っていたという。

「広島や長崎の原爆投下は、あってはならないこと。宗教者としてというより、この地球上に住む1人の人間として、とても悲しい。広島では、72年前に思いをはせ、被爆した人たちのつらさ、悲しさ、寂しさを少しでも分かち合うことができたらと思っている」

聖体礼儀の後、信徒たちは長い列を作り、主教から祝福を受けた。聖油を塗ってもらったり、十字架のペンダントを受け取ったりした。中には、聖油を耳に流し込んでもらう人も。「あれは何をしているのか」と尋ねると、痛いところに聖油を入れて祈ると、症状が緩和されるのだという。信徒らは、聖体礼儀が終わるまで朝から断食を行い、聖体礼儀の後に聖水を飲むのが習わしだという。

「日本にはクリスチャンは少ないかもしれない。しかし、信仰とは数ではない。1人でも2人でも、そこに神様はおられる。信仰を持って祈り、互いに愛し合っていれば、いずれ数は後からついてくる。信仰をさらに強めて、共に頑張りましょう」とインタビューを締めくくった。

関連タグ:エチオピア正教会
  • ツイート

関連記事

  • エチオピア正教会の「新年」聖体礼儀を体験 聖ミカエル東京エチオピア正教会

  • 第118代コプト正教会教皇タワドロス2世が初来日  われわれはキリストにあって決して少数派ではない

  • 5分で分かるエジプトのコプト正教会

  • 米国のコプト正教会を管轄するユーセフ司教が初来日 京都と東京で聖体礼儀

  • 京都の聖マルコ・聖母マリア・コプト正教会で初の成人洗礼式

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 都合の悪いお言葉(その1) マルコ福音書10章1~12節

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 花嫁(35)古い人を脱ぎ捨てて 星野ひかり

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(5)妥協せず、信仰を働かせる 加治太郎

  • ワールドミッションレポート(10月21日):ソマリア 水の上を歩いて近づいてきた男

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.