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ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー

2017年7月27日15時48分 執筆者 : 青木保憲
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関連タグ:JAG(Japan Association for Gospels)チャリティ・ロックハート
ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー+
7月の日本ツアーで熱唱するチャリティ・ロックハート

ゴスペルが人々の希望となる。そのことは、キリスト教徒であるかないかを問わず、多くの日本人が認めるところである。この歌声をストレートに、そして惜しみなく歌い切るシンガーが7月に来日した。

彼女の名は、チャリティ・ロックハート。現在はアリゾナ州を拠点に、全米で「ホィットニー・ヒューストン・ショウ」を展開しているゴスペルシンガーである。しかし、彼女の来日は決して信仰的な動機ではなく、またその後の働きもまったく別のところから始まった。

だが現在、不思議な神様の導きの中で、日本に確実に大きなインパクトを与える存在になっている。今回は、そんな彼女の2017年7月に行われた日本ツアーの様子をレポートしよう。

出会いはまさに「突然」だった

チャリティと筆者(青木)との出会いは、まさに「突然」だった。私が以前勤めていた教会に、彼女がふらりとやって来たことに始まる。5年前のうだるような暑さの午後、私は睡魔に襲われながら、必死にこれと闘っていた。

もう陥落寸前であったとき、いきなり教会の扉が開いた。ふと目を向けると、黒人女性が入ってきたのである。髪の毛はチリチリ、そしてクロヒョウを思わせるその目力に、私の眠気は一瞬にして吹き飛んでしまった。

彼女は「ここは教会ですか?」と尋ねてきた。「そうだ」と答えると「私はゴスペルシンガーです」と返してきた。さらに「何か私にできることはありませんか?」と尋ねてきた。この黒人女性こそ、チャリティ・ロックハートだった。

話す中で、彼女が米国のペンテコステ教会に属していたこと、その教会の牧師の娘であったことなどが分かってきた。私は「いろいろ助けてもらいたいことがあるんだけど」と切り出すと、彼女は「OK」と二つ返事で返してくれた。

しかし、話の中でどうも彼女は明日帰国しなければならないということが分かる。そんな状況なのに「何かできることを」と言ってきたことにびっくりしたが、とりあえず、連絡先を交換してその場は別れたのである。フェイスブックに登録していたので、それから1年間、いろいろメールでのやりとりをするようになった。

ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー

リアリティーある彼女の証し!

チャリティのコンサートは、確かに素晴らしい歌唱力に支えられている。しかし、それと対をなすようにひときわ目立っているのが、彼女の証しであった。自分の半生を赤裸々に語るその姿は、神の前に何も恥じることのない、信仰者のそれであった。

9年前に彼女は離婚し、2人の子どもを連れておんぼろの車1台でオハイオ州からアリゾナへ向かって旅をしたという。なぜアリゾナか?まったくアテはなかったらしい。手元にはたった100ドル。その時、彼女は初めて神を真剣に求めたという。

米国において、「牧師の子ども」を意味する隠語に「PK(Pastors’ Kid)」というのがある。彼女は自分をPKだったと語る。聖書の物語、言葉は知っている。しかし、それを本当に自分の体験としては受け止められていない。そんなアンビバレントな信仰状態をPKと表現したのだろう。

そのPKが真剣に神に祈り、そして今まで学んできた「歌うこと」を通して一からやり直す人生をスタートさせたのであった。その方法はすさまじい。まず飛び込みでナイトクラブに出向き、そこで歌う。その歌がオーナーに気に入られて日銭をもらう。

次の日、またそのクラブで歌ったとき、別のクラブのオーナーが一緒に来ていて、彼女の歌を聴き、自分のところにも来るようにとオファーが入る。そんなことの繰り返しで、次第に生活の基盤を構築していくことができたのだという。

ただ神によって生かされていることを実体験し、神が決して自分たち家族を捨てないという確信を得たことで、彼女の中に1つのビジョンが生まれたという。それは、自分に神様が与えてくれた「歌うこと」を通して、今度は多くの人々の心に希望を投げ掛けたいという思いであった。

ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー

日本でのゴスペルツアー敢行!

その願いを今回、太平洋をはさんだこの日本にまで届けることができたということで、チャリティはとても喜んでいる。彼女はいつも歌うときにまず天を見上げる。それは「今日もこのように歌う機会が神様から与えられた」ことに感謝をささげるためである。

そして歌い出すと・・・止まらない。7月21日に京都平安女学院聖アグネス教会で行われたコンサートでは、2時間半ほぼノンストップで、しかも1人で歌い切っている。

コンサート後、彼女に「どうしてここまでするのか」と尋ねた。すると、こんな答えが返ってきた。「神様が私にこの声(そして歌)を与えてくれたのだから、それを大いに用いることは私の喜びであり、生きがい、すべてなの」と。

今回のツアーでは、守山市、京都市、大阪市、姫路市、名古屋市へ出向いている。ライブハウスだったり教会だったり、時には同志社大学の両キャンパスだったりする。その一回一回で彼女はハイトーンヴォイスを余すところなく披露し、大きな拍手を受けると天を指さして自らも神に感謝の拍手を送る。

そんな姿に多くの日本人が、クリスチャン、ノンクリスチャンが勇気と希望を頂いた。そのほんのワンシーンだが、こちらからお聞き願いたい。

チャリティ・ロックハートは来年も日本にやって来る。現在、JAG(Japan Association for Gospels)で彼女の来年のコンサート申し込みを受け付けている。また、7月21日の聖アグネス教会でのコンサートは好評につき、DVD化されることに(1枚500円・送料実費)。希望者はJAG(メール:[email protected])まで。

■ チャリティ・ロックハートの公式ホームページ

◇

青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

関連タグ:JAG(Japan Association for Gospels)チャリティ・ロックハート
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