Skip to main content
2025年5月15日12時47分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化
  3. 音楽

ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー

2017年7月27日15時48分 執筆者 : 青木保憲
  • ツイート
印刷
関連タグ:JAG(Japan Association for Gospels)チャリティ・ロックハート
ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー+
7月の日本ツアーで熱唱するチャリティ・ロックハート

ゴスペルが人々の希望となる。そのことは、キリスト教徒であるかないかを問わず、多くの日本人が認めるところである。この歌声をストレートに、そして惜しみなく歌い切るシンガーが7月に来日した。

彼女の名は、チャリティ・ロックハート。現在はアリゾナ州を拠点に、全米で「ホィットニー・ヒューストン・ショウ」を展開しているゴスペルシンガーである。しかし、彼女の来日は決して信仰的な動機ではなく、またその後の働きもまったく別のところから始まった。

だが現在、不思議な神様の導きの中で、日本に確実に大きなインパクトを与える存在になっている。今回は、そんな彼女の2017年7月に行われた日本ツアーの様子をレポートしよう。

出会いはまさに「突然」だった

チャリティと筆者(青木)との出会いは、まさに「突然」だった。私が以前勤めていた教会に、彼女がふらりとやって来たことに始まる。5年前のうだるような暑さの午後、私は睡魔に襲われながら、必死にこれと闘っていた。

もう陥落寸前であったとき、いきなり教会の扉が開いた。ふと目を向けると、黒人女性が入ってきたのである。髪の毛はチリチリ、そしてクロヒョウを思わせるその目力に、私の眠気は一瞬にして吹き飛んでしまった。

彼女は「ここは教会ですか?」と尋ねてきた。「そうだ」と答えると「私はゴスペルシンガーです」と返してきた。さらに「何か私にできることはありませんか?」と尋ねてきた。この黒人女性こそ、チャリティ・ロックハートだった。

話す中で、彼女が米国のペンテコステ教会に属していたこと、その教会の牧師の娘であったことなどが分かってきた。私は「いろいろ助けてもらいたいことがあるんだけど」と切り出すと、彼女は「OK」と二つ返事で返してくれた。

しかし、話の中でどうも彼女は明日帰国しなければならないということが分かる。そんな状況なのに「何かできることを」と言ってきたことにびっくりしたが、とりあえず、連絡先を交換してその場は別れたのである。フェイスブックに登録していたので、それから1年間、いろいろメールでのやりとりをするようになった。

ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー

リアリティーある彼女の証し!

チャリティのコンサートは、確かに素晴らしい歌唱力に支えられている。しかし、それと対をなすようにひときわ目立っているのが、彼女の証しであった。自分の半生を赤裸々に語るその姿は、神の前に何も恥じることのない、信仰者のそれであった。

9年前に彼女は離婚し、2人の子どもを連れておんぼろの車1台でオハイオ州からアリゾナへ向かって旅をしたという。なぜアリゾナか?まったくアテはなかったらしい。手元にはたった100ドル。その時、彼女は初めて神を真剣に求めたという。

米国において、「牧師の子ども」を意味する隠語に「PK(Pastors’ Kid)」というのがある。彼女は自分をPKだったと語る。聖書の物語、言葉は知っている。しかし、それを本当に自分の体験としては受け止められていない。そんなアンビバレントな信仰状態をPKと表現したのだろう。

そのPKが真剣に神に祈り、そして今まで学んできた「歌うこと」を通して一からやり直す人生をスタートさせたのであった。その方法はすさまじい。まず飛び込みでナイトクラブに出向き、そこで歌う。その歌がオーナーに気に入られて日銭をもらう。

次の日、またそのクラブで歌ったとき、別のクラブのオーナーが一緒に来ていて、彼女の歌を聴き、自分のところにも来るようにとオファーが入る。そんなことの繰り返しで、次第に生活の基盤を構築していくことができたのだという。

ただ神によって生かされていることを実体験し、神が決して自分たち家族を捨てないという確信を得たことで、彼女の中に1つのビジョンが生まれたという。それは、自分に神様が与えてくれた「歌うこと」を通して、今度は多くの人々の心に希望を投げ掛けたいという思いであった。

ゴスペルで人々に生きる勇気と真の希望を伝えたい! チャリティ・ロックハート日本ツアー

日本でのゴスペルツアー敢行!

その願いを今回、太平洋をはさんだこの日本にまで届けることができたということで、チャリティはとても喜んでいる。彼女はいつも歌うときにまず天を見上げる。それは「今日もこのように歌う機会が神様から与えられた」ことに感謝をささげるためである。

そして歌い出すと・・・止まらない。7月21日に京都平安女学院聖アグネス教会で行われたコンサートでは、2時間半ほぼノンストップで、しかも1人で歌い切っている。

コンサート後、彼女に「どうしてここまでするのか」と尋ねた。すると、こんな答えが返ってきた。「神様が私にこの声(そして歌)を与えてくれたのだから、それを大いに用いることは私の喜びであり、生きがい、すべてなの」と。

今回のツアーでは、守山市、京都市、大阪市、姫路市、名古屋市へ出向いている。ライブハウスだったり教会だったり、時には同志社大学の両キャンパスだったりする。その一回一回で彼女はハイトーンヴォイスを余すところなく披露し、大きな拍手を受けると天を指さして自らも神に感謝の拍手を送る。

そんな姿に多くの日本人が、クリスチャン、ノンクリスチャンが勇気と希望を頂いた。そのほんのワンシーンだが、こちらからお聞き願いたい。

チャリティ・ロックハートは来年も日本にやって来る。現在、JAG(Japan Association for Gospels)で彼女の来年のコンサート申し込みを受け付けている。また、7月21日の聖アグネス教会でのコンサートは好評につき、DVD化されることに(1枚500円・送料実費)。希望者はJAG(メール:[email protected])まで。

■ チャリティ・ロックハートの公式ホームページ

◇

青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

関連タグ:JAG(Japan Association for Gospels)チャリティ・ロックハート
  • ツイート

関連記事

  • ナッシュビルからの愛に触れられて(5)from gospel to Gospel 青木保憲

  • 統一協会、大物ゴスペル歌手を看板に米NYで大規模イベント 現地で警戒の声

  • 古典芸能で魅せる聖書の世界 ゴスペル落語会 in 東京

  • ナッシュビルからの愛に触れられて(1)絶望とかすかな希望と 青木保憲

  • 「音楽で日本の福音宣教に役立ちたい!」と願う一流ミュージシャンたちが来日へ JAG

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 神の憐れみ 穂森幸一

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(19)パタラからの悲報

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(3)コヘレトの探求 臼田宣弘

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(226)聖書と考える「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

編集部のおすすめ

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.