Skip to main content
2021年1月20日18時18分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

危険を冒して北朝鮮の大学で働く「宣教師」たち

2017年5月17日23時48分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:北朝鮮アメリカ
危険を冒して北朝鮮の大学で働く「宣教師」たち+
平壌科学技術大学(PUST)の学生と、同大を訪れた米コロンビア大学国際公共政策大学院(SIPA)の学生たち=2012年5月(写真:Uri Tours)

北朝鮮唯一の私立大学である平壌科学技術大学(PUST)では、4月から5月にかけて、米国出身の2人の教授が当局に拘束された。しかし大きな危険の中にあっても、数十人の米国人とキリスト教の「宣教師」らが、依然としてPUSTで働いている。

金正恩(キム・ジョンウン)政権が今月6日に拘束したクリスチャンのキム・ハクソン氏も、PUSTで教えることを選択した米国人の1人だ。かつてハクソン氏は、困窮する北朝鮮国民を支援するため、すべてをささげる覚悟があると語っていた。

ロイター通信(英語)によると、ハクソン氏は北朝鮮への旅費や奉仕の資金を捻出するため、諸教会を通じて資金調達していた際、インターネットの投稿で次のように語っていた。「私はこの仕事に、私の血を最後の一滴まで注ぎ込む覚悟です」

PUSTは、韓国系米国人で福音派信者のジェームズ・キム氏によって創設された。年間経費は200万ドル(約2億2千万円)近くに上り、500人の学生と60人の大学院生を擁するという。

名誉総長であり共同設立者のパク・チャンモ氏によると、大きな危険があるにもかかわらず、毎学期、約60人の米国人がPUSTで働いている。ただし現在は「それよりも少ない」という。

北朝鮮政府は現在、米国人4人をさまざまな罪状で拘束しているが、主な罪状は国家安全保障に対する脅威とされている。

米下院外交委員会や他の迫害監視団体は、北朝鮮には宗教の自由がまったくなく、10万人もの人々が労働収容所で過酷な労役を余儀なくされていると警鐘を鳴らしている。

キリスト教迫害監視団体の米国オープン・ドアーズなどは、北朝鮮を、キリスト教徒にとって世界で最も危険な地域としており、信者らは聖書を所有しただけでも投獄されるという。

PUSTは、米国人教授2人の拘束は大学での仕事と「まったく無関係」だとしており、大学の唯一の目的は、北朝鮮の近代化と他国との交流に必要なスキルを、将来のエリートたちに得させるためだとしている。

ウェブサイト(英語)では、北朝鮮最大の外国人コミュニティーを擁していると説明し、大学の使命は「国際的展望を持って教育の卓越性を追求すること」だとうたっている。また、「それは学生たちが勉学に専念し、革新的な研究を行い、実直な人格を形成し、朝鮮と世界の人々に光明をもたらすためだ」としている。

ロイター通信によると、PUSTはキリスト教系であることは隠していないが、大学が宣教活動を行っているという印象を与えることを教職員は願っていないと、元教員らは話している。

「大学生聖書読み宣教会」(UBF)シカゴ支部のエイブラハム・キム支部長によると、同支部は2013年、PUSTの医学部新設キャンペーンに3万ドル(約330万円)を寄付している。エイブラハム氏は「直接、神の言葉を説くことはできませんが、善きクリスチャンであることによって、大学にいる人たちに間接的に影響を与えることはできます」と言う。

一方、PUSTの教授の中にはまったく宗教的ではない人もいる。ミシガン大学の研究員をしているウィル・スコット氏は、2013年と15年にPUSTでソフトウェア工学を教えたが、彼自身は無神論者だ。

「(大学にいる)外国人たちは日曜日、礼拝に出席すると思いますが、彼らは学生たちの周囲や講義の中で礼拝について話すことはありません」とスコット氏は語った。

元講師らによると、学生たちは北朝鮮以外の国については、ほとんど情報を持っていないという。「(大学で教えていると)生徒たちの心が開き、世界観が広がり、好奇心が高まり、倫理的側面が生活の中で具現化するのが分かります」と、匿名の元講師は語った。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:北朝鮮アメリカ
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 北朝鮮拘束の4人目の米国人はクリスチャン 「宣教師」とも

  • 「平和の神よ、統一の夢実現のために助けを」 韓国・北朝鮮のキリスト者がイースターの祈り

  • 北朝鮮の反キリスト教宣伝映像か 子を殺す西洋人風神父の映像がネットに

  • 北朝鮮伝道への新たな取り組み 韓国和解率先ネットワークカンファレンス

  • キリスト教徒の12人に1人が迫害に直面 北朝鮮は16年連続で最悪

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「私たちは平和の職人として召されている」 教皇、キング牧師記念日にメッセージ

  • 群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模

  • 世界3億4千万人のキリスト教徒が迫害下に コロナ禍で差別増、北朝鮮が20年連続ワースト1位

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 米、中国のウイグル族など少数派に対する「ジェノサイド」を認定

  • 映画「羊飼いと風船」 宗教と現代性、その普遍的な対立を見事に描き切った秀作

  • 真理はあなたを自由にします イエス・キリスト・エクレシアよろこび研究会

  • 記憶のアルバムを整理しよう 安食弘幸

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(1)イエス様の愛はどんな愛?①

  • 追う人もないのに逃げる人生からの脱却 菅野直基

  • 群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模

  • 世界3億4千万人のキリスト教徒が迫害下に コロナ禍で差別増、北朝鮮が20年連続ワースト1位

  • 映画「羊飼いと風船」 宗教と現代性、その普遍的な対立を見事に描き切った秀作

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 緊急事態宣言、7府県に拡大 対象地域のカトリック教区が相次いで対応方針発表

  • 真理はあなたを自由にします イエス・キリスト・エクレシアよろこび研究会

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 書き損じ年賀状でコロナ禍の子どもたちの支援を チャイルド・ファンド

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(112)「富」の支配を打ち砕く信仰の力 広田信也

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模

  • トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 榊原寛氏死去、79歳 お茶の水クリスチャン・センター顧問

  • イエス時代の儀式用沐浴槽、ゲツセマネで発見 地名の由来裏付けに

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

編集部のお勧め

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 「聖書通読、回重ねるごとに喜びがある」 『1年で聖書を読破する。』の鈴木崇巨牧師

  • “難病だからこそ生きる意味がある“ 「35歳までの命」余命宣告受けた筋ジストロフィー患者の保田広輝さん

  • 「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.