Skip to main content
2025年11月14日11時25分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

カンタベリー大主教、イエス洗礼の地を訪問 周辺にはいまだに数千の地雷

2017年5月13日07時52分
  • ツイート
印刷
関連タグ:カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーイスラエルパレスチナバプテスマ(洗礼)ヨルダン川西岸
カンタベリー大主教、地雷に取り囲まれたイエス洗礼の地を訪問+
伝統的にイエス・キリストが洗礼を受けたと場所とされているヨルダン川西岸の「カスル・エル・ヤフド」。現在は、イスラエルの管轄下にある。(写真:udi Steinwell)

9日午後、40度のうだるような暑さの中、英国国教会のトップであるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーは、伝統的にイエス・キリストが洗礼を受けた場所だとされているヨルダン川西岸の「カスル・エル・ヤフド」を訪れた。この地は、1967年の第3次中東戦争(6日間戦争)の時期、多数の地雷が埋められた地域で、2011年まで閉鎖されていた。周辺にはまだ多数の地雷があり、除去作業が続けられている。

ウェルビー大主教は、地雷除去を行う国際NGO「ハロ・トラスト」の後援者でもある。ハロ・トラストが、古代の教会や修道院もあるカスル・エル・ヤフドの地雷除去のために150万ドル(約1・7億円)の資金を募ったとき、大主教は未公表の金額を寄付している。

地雷に対する責任は今も議論されているが、紛争の結果、多くの対戦車地雷や対人地雷が、イエス・キリストが洗礼を受けたとされる場所に埋められた。地雷は第3次中東戦争の時期に、現在のヨルダンとの国境となっているヨルダン川に沿って敷かれ、その結果、約50年にわたり、その地にある教会には自由に行くことができない状態が続いている。

ハロ・トラストは冷戦終結時に設立され、現在は世界最大の地雷除去機関となった。タリバンなどのグループの元戦闘員を含む7500人の従業員を雇用しており、ヨルダン川西岸では2014年から、イスラエルとパレスチナの両当局の承認を得て地雷を除去している。

カンタベリー大主教、地雷に取り囲まれたイエス洗礼の地を訪問
(図:NordNordWest)

9日は、ウェルビー大主教と、元英陸軍少将のジェームズ・コーワン氏の再会の時でもあった。現在はハロ・トラストの最高責任者(CEO)であるコーワン氏は1年前、英国でウェルビー大主教と会っている。

コーワン氏は、現在の自分の仕事を「和解」だと語った。そして、ウェルビー大主教や地元教会の指導者たちに、除去され、無効化された幾つかの地雷を見せ、現代の技術によって地雷がどのように発見されたかを示した。

「平和の希望をもたらすために、ハロ・トラストが戦争で用いる武器を使っているのを見て、奮い立つ思いでした」。ウェルビー大主教は感動した様子でそう述べ、「私が今日考えさせられていることは、神が贖(あがな)うことのできないものは何もないということです」と語った。

地雷についての説明を受けた後、ハロ・トラストの帽子をかぶったウェルビー大主教は、世界中の巡礼者が歌い、洗礼を行うために訪れる川岸に降りた。12日間にわたる聖地訪問中のウェルビー大主教はちょうど1週間前、ヨルダン川東岸のヨルダン領側に立ち寄り、ハロ・トラストの働きのために祈っていた。

伝統的にイエス・キリストが洗礼を受けた場所とされているヨルダン川西岸の「カスル・エル・ヤフド」を訪れたウェルビー大主教

ハロ・トラストは現地で9月から、5、6カ月間ほどかかる地雷除去作業を開始することを計画している。地雷地帯では、カトリック教会と、アルメニア、コプト、エチオピア、ギリシャ、ルーマニア、シリア、ロシアの7つの正教会が、教会や土地を所有している。

この周辺には推定で計3800以上の地雷が埋められていると考えられているが、毎年約30万人の観光客が訪れている。

イエス・キリストが洗礼を受けたと考えられている場所には他に、ヨルダン川東岸(ヨルダン領)の「アル・マグタス」もある。アル・マグタスは2015年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーイスラエルパレスチナバプテスマ(洗礼)ヨルダン川西岸
  • ツイート

関連記事

  • イエスが洗礼を受けた場所が世界遺産に

  • 仏とイスラエルの考古学者ら、エルサレム近郊で「契約の箱」の発掘調査を計画

  • イスラエルの洞窟で十字架と燭台の希少な彫り物発見 イエス時代のものか

  • 聖公会のカンタベリー大主教、南スーダンに「深い憂慮」を表明

  • ジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教、シリアでの武力行使を支持

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 花嫁(37)鉄塔と母 星野ひかり

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 天にフォーカスして生きよう 菅野直基

  • その時、祈りは聞かれた 穂森幸一

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • 神の見えざる御手 佐々木満男

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • ワールドミッションレポート(11月14日):ブラジル 世界最大のカトリック国で起きている劇的な地殻変動(5)

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • ローマ教皇レオ14世に聖書協会共同訳のミニチュアバイブルなど献呈

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 神の見えざる御手 佐々木満男

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.