Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会
宗教改革500年

時代を超えて伝え続けることの幸いを 日本ルーテル教団、宗教改革500年礼拝を開催

2017年5月13日06時57分
  • ツイート
印刷
関連タグ:日本ルーテル教団
時代を超えて伝え続けることの幸いを 日本ルーテル教団 宗教改革500年礼拝を開催+
礼拝終了後には出席者全員で記念撮影の時間を持った=3日、東京ルーテル・センター教会(東京都千代田区)で

日本ルーテル教団(NRK)は「宗教改革500年礼拝」を3日、東京ルーテル・センター教会礼拝堂(東京都千代田区)で行った。また今年は3年に1度持たれるNRK定期総会の年でもあり、「第17回定期総会派遣聖餐礼拝」も兼ねた。

この日、司式を務めたのは白井真樹(まさき)大麻ルーテル・北見聖ペテロルーテル教会牧師と齋藤衛(まもる)東京ルーテル・センター教会牧師。礼拝の最初である「招きの部」の後、聖書の御言葉が朗読された。第1の朗読は申命記6章20~25節、第2の朗読はコリントの信徒への手紙1、3章1~2節、そして、マルコによる福音書10章17~22節が読まれ、日本ルーテル教団の清水臣(しん)議長(戸塚ルーテル教会牧師)が「わたしを『善い』と言うのか」と題して説教を語った。

「宗教改革500年という節目の年にこの地上で生をいただいていることに感謝したい。500年を記念することで一番大切なのは、私たちが考えたこと、行ったことを、出会うことのない将来の人たちに伝え続けることではないか。伝えるべき最も大切なことは、目に見えない救いの神の御業と、その神様が救い主であること。教会が伝えるべきものは、ご復活の主イエスだ」

そして、第2朗読の1コリント書から、「主の救いを伝えるために、教会が用いられ、人間を用いられる。見るべきものは人間ではなく、ご復活の主。聞くべき声は人間のものではなく、主の声。どういう状況であれ、主を見て聞く者を、パウロは『霊の人』(Ⅰコリント3:1)だと語っている」

また、マルコ福音書で金持ちの男が「善い先生」(10:17)と言ったことには、「自分だけの先生」という思いが感じられ、「そこには他者が見えてこない」と指摘した。「イエス様は、自分だけ、教会だけのキリストではない。すべてのもののキリストであり、私たちはそのキリストに従う者」と信仰のあり方を問うた。

時代を超えて伝え続けることの幸いを 日本ルーテル教団 宗教改革500年礼拝を開催
礼拝で説教を取り次いだ日本ルーテル教団の清水臣(しん)議長(戸塚ルーテル教会牧師)

さらに、礼拝の最初の部分で行った罪の告白、「神様。私たちは思いと言葉、行いと怠り、また無関心によって、あなたから遠く離れ、御旨に背いてきました。今、ここに罪を告白します」という言葉を振り返った上で、「すでに罪を赦(ゆる)された私たちは、思いと言葉と行いとによって、すべてのもののためにキリストを伝え続けることが使命。このことは、今の時代だけではない。まだ見ぬ将来の伝えるべき人のためにも広げていかなければならない」

最後に清水氏は次のように語って説教を締めくくった。「日本ルーテル教団は、秋に新しいルターハウス(教職養成・信徒研修の場としての寮)が与えられる。地域と時代を超えて、伝え続けるための拠点が与えられていることに感謝し、一人一人が伝え続ける者となっていこうではないか」

説教の後、聖餐式が行われた。この日は、日韓宣教協力協定を結んでいる韓国ルーテル教会総会議長の金哲煥(キム・チョルファン)牧師と教会協力局長の李炳昶(イ・ビュンチャン)牧師も配餐補佐として加わった。

時代を超えて伝え続けることの幸いを 日本ルーテル教団 宗教改革500年礼拝を開催
この日は連休中にもかかわらず礼拝堂は信徒で埋め尽くされた。

礼拝の最後はルター作の「わが神はやぐら」を皆で賛美した。その後、来賓として招待された日本福音ルーテル教会総会議長の立山忠浩牧師(都南教会)があいさつで次のように語った。

「宗教改革の歴史の一面では、教会の分裂も引き起こしてきたのではないか。それは、カトリックとプロテスタントというだけでなく、プロテスタントの中にもいろいろな教派を生んできた。それは素晴らしいことである半面、分裂でもあった。宗教改革から500年たった今、その分裂は過去のものになったことを明らかにすべきだ。われわれは一致していること、交わりを持って建設的な働きをしていることをきちんと発信することが大事ではないか」

日本ルーテル教団ならびに日本福音ルーテル教会は、すでに神学校をはじめ、さまざまなことを合同で行っているが、11月4日(土)には、北海道地区と関東地区で宗教改革500年を覚えての合同記念礼拝を予定している。立山氏は、「これからも皆さんと一番近くの隣人として共に歩み、1つになっていく姿をこの日本に証ししていきたいと思っている」と強い思いを語った。

時代を超えて伝え続けることの幸いを 日本ルーテル教団 宗教改革500年礼拝を開催
宗教改革500年礼拝が行われた日本ルーテル教団の東京ルーテル・センター教会礼拝堂

今回の教団総会では、「キリスト者は祭司であり、すべてのものに仕える僕―私たちの改革、宗教改革500年からの前進」という主題のもと、「受けるよりは、与える方が幸いである」(使徒20:35)の主題聖句を掲げ、仕え合う教職・信徒、教会を目指して歩むこととした。なお、本総会で清水氏が議長に再任され、任期は5月2日より次回総会(2020年)までの3年間とされた。

関連タグ:日本ルーテル教団
  • ツイート

関連記事

  • 「私たち自身の改革を」日本ルーテル教団宣教総主事、宗教改革500年を語る

  • プロテスタント500年「全世代が1つとなって日本宣教を推進」 連日数千人でにぎわう 日本宣教フェスタ1

  • 音楽を断念した3日後、牧師バンドの道が開けた 牧師ROCKS結成4周年記念ライブ開催へ

  • 「評価に疲れた若者に『何とかなる』と話し掛けたい」日本福音ルーテル最年少で初の平成生まれの牧師 中島和喜さん

  • 第34回庭野平和賞にルーテル世界連盟議長

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.