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この時聖書を開いた

この時聖書を開いた(31)主と「同行二人」で歩む 藤田達雄

2017年3月25日19時05分 執筆者 : カレブの会
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関連タグ:カレブの会

主と「同行二人」で歩む
元NEC海外営業部門担当 藤田達雄

「主は、わたしたちのために死なれましたが、それは、わたしたちが、目覚めていても眠っていても、主と共に生きるようになるためです」(テサロニケの信徒への手紙一5章10節)

学生時代に演劇部に誘われて、当時評判になった黒澤明監督の映画「生きる」を舞台で上演することになりました。志村喬扮する初老の市民課長が胃がんと宣告され、死への恐怖から自暴自棄になり、夜の歓楽街をふらついているときに、知り合った女性から「まだ自分にもできることがある」と教えられ、さまざまな妨害や脅迫を乗り越え、住民希望の公園が彼の働きで完成にこぎ着けます。

雪の降るその夜、公園のブランコに揺られながら「命短し、恋せよ乙女・・・」と歌いつつ息を引き取るラストシーンは、今でも忘れられず、「生きる」という言葉を聞くとなぜか、青春時代を懐かしく思い出します。

東京オリンピックと新幹線の開業が重なった1964年の翌年に大学を卒業し、電子機器メーカーの海外事業部門で40年間勤めましたが、私にとって「生きる」とは「自己実現」の欲求を満たすことでありました。

退職後、椎間板ヘルニアの痛みに半年以上悩まされ、耐えかねて死をも望むことさえありましたが、幸い手術後は痛みも徐々に取れ、「生かされている」恵みを感謝する日々が戻ってきました。

時同じくして、教会の牧師先生より、特別養護老人ホームの施設長を手伝ってほしいとの依頼があるが、やってみないかとのお誘いがありました。今までの仕事と全く違う分野であり、戸惑いもありましたが、故郷の牧師から頂いた著書の中の「あなたは、これまで自分のために生きてきました。これからは人のために生きてみませんか。本当の生きがいのある人生とは、自分のために生きるのではなく、人のために生きることです」との文章に出会い、それから4年間、利用者や従業員、ボランティアの皆さんに助けていただき、楽しく勤めさせていただきました。

自分には関係のないと思っていた高齢者福祉の現場のさまざまな問題や課題に向き合う日々を通して、それまでのサラリーマン生活で得られなかった貴重な経験と、それに倍する喜び、感謝を頂きました。自分の力で生きるのではなく、「生かされる」日々であったように思います。

その後、休む間もなく、今度は教会の事務の手伝いをしてほしいとのご指名を頂き、週の半分、教会の事務周りの仕事をさせてもらうことになりました。礼拝を中心とした教会の諸活動を支える仕事は、500人を超える教会員の名前を覚えるのも一苦労ですが、神と教会にもっと仕えて「生きよ」との命令と受け止め、感謝してお受けしています。

「同行二人」とは、私の故郷の四国お遍路さんの傘や背中に書かれている言葉ですが、イエス・キリストが自我にまみれたこの私と共に、日々一緒に歩いていてくださることを信じ、お任せしたいと願っています。

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*

【書籍紹介】

 カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

私たちはみな、退職後のさまざまな不安を抱えています。夫婦や家族関係の在り方、体力の衰え、病、経済のこと、伴侶との離別、孤独等々。この世の人々が行く同じ道を歩みます。「夢」がコインの表だとすれば、弱さを味わう「軟着陸」はその裏面です。幸いなことに、この弱さは私たちを成熟へと導いてくれるだけでなく、しばしば夢と使命を与え、御国を広げる道へと導いてくれるのです。

現役で働いている方にとっては、示唆に富んだ言葉に、生き方の確かなヒントやアドバイスが与えられます。同世代の人にとりましては、生きる勇気や力が湧き上がり、その励ましを共有できる本です。

ご注文は、全国のキリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

《 目次詳細を表示 》 / 《 非表示 》

目次
 巻頭言 約束を信じた人々     「カレブの会」代表  小川 吾朗

私が教えられたこと①
一章 愛・希望・勇気を人間関係から学んで

営業経験を生かした人脈造り                市村昌三郎
古里伝道を目指して                    遠藤 誠一
なくなる食物のためではなく                香川 和生
三つのチャレンジ                     北原 祥光
聖句 隣人を愛しなさいは、私の人生の永遠のテーマです   佐藤 文紀
教育の原点は愛にあり                   原田 浩司
仕事と人生                        本田 英一
キリストに接木されて                   山本 文夫
主ご自身が、私たちの心を慰め強めてくださる        横倉 順治
仕える者に                        吉田 富次

私が教えられたこと②
二章 クリスチャンビジネスマンの使命を与えられて

三回のリストラからの奇跡的な解放             秋山 幹生
定年ではなく、墜落による退職とその後           伊藤 博康
一所懸命から一生懸命へ                  志田 保夫
クリスチャンビジネスの原点                棚沢 英樹
神様が示される道を求めて                 田宮  清
私は〝スルメ〟                      根田 裕道
存在感のある人になる                   八尋 隆幸
主の恵み・世と誠実にかかわる               山田 貫司
権威に従う                        星野 隆三

私が教えられたこと③
三章 主と共に夢実現の道を歩んで

いつも相談に応じてくださる神さまに感謝!         伊藤 紘一
クリスチャンの「コレクティブハウス」を創ろう       江波戸啓悟
神様の深いご配慮に守られて                加々美 要
退職経験から学んだこと─主の救いと導きに感謝─      神山  武
数々の試練を通して与えられた教訓             門谷 晥一
困難を極めた就職活動・悪戦苦闘の日々と神様の恩寵     来間 幸夫
御言葉が示すミッションとビジネスの成功法則        田口 誠弘
私たちの心は燃えていたではないか             谷  雅史
傘寿を迎えて                       西山 久生
ビジネス経験が退職後の別世界に生かされる         畠山 義則
「主と同行二人」で歩む                  藤田 達雄
主の恵みに生かされて。リタイアの前、直後、そして今    吉野 輝雄

◇

カレブの会

カレブの会

切り株から芽を出す「カレブの会」のロゴマークは、リタイア後も御言葉の約束を信じ、それぞれが置かれた場所で、豊かな実を結ぶ現代のカレブのような人々のスピリットを表現している。「主から夢を頂き、夢の実現のために互いに助け合う」こと、「人生のソフトランディング(軟着陸)を助け合う」ことを目的に2006年12月に活動を開始。そのビジョンは宇都宮、仙台、西宮へと、御霊の風に乗って運ばれ、今ゆっくりと広がり続けている。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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