Skip to main content
2025年11月9日23時51分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

神の言葉は生きています 穂森幸一(73)

2017年2月3日11時50分 コラムニスト : 穂森幸一
  • ツイート
印刷
関連タグ:穂森幸一

ヨーロッパ各地の洞窟に古代人の描いたと思われる絵が残されています。1万数千年前のクロマニョン人が描いたと思われる壁画を研究している学者がテレビで紹介されていました。

動物は躍動感のある鮮やかな描き方です。そこには人物の動きも残されています。また、さまざまな記号も残されています。その記号がテレビに映されたとき、とても驚きました。

今の時代に用いられているメールの絵文字にそっくりだったからです。その研究者の話では、記号を組み合わせて古代人がコミュニケーションしていたのではないかということでした。

最近、メールを送るとき、文字が少なくなり、記号がたくさん使われているようです。中には、全く文字を使わずに絵文字だけで意思疎通している方々もいるようです。洞窟に描かれた記号がテレビに映されているのを見ながら、人類は先祖返りしているのかなと思ってしまいます。

しかし、人類の生み出した文字は大きな力を持っています。仏教のお坊さんたちは、お経を唱えるときに、必ず経文を読まなければならないそうです。たとえ、完璧に暗記していても読まなければならないのです。それは文字の中に力が秘められているために、その力を頂くために読むというのです。

メディアバイブルや電子バイブルが登場したときは、紙に印刷された聖書はなくなるのではないかと心配しました。しかし、印刷された聖書も書籍も今まで通り出版されていますので、私の思いは杞憂(きゆう)にすぎなかったようです。やはり印刷された聖書の文字を見ていると気持ちが落ち着きます。

「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます」(ヘブル4:12)

聖書の言葉は特別な力を秘めています。旧約聖書と新約聖書全体は、およそ1千年にわたり、数十人の方々が編集や執筆に関わったにもかかわらず、まるで同じ人が同じ時期に執筆したかのように感じます。また、最終的な編集がなされたのは、1900年くらい前なのに、まるで最近書かれたようなインスピレーションを受けます。神の聖霊が時空と地域を乗り越え、働いておられるのを実感できます。

これはある人の体験談ですが、戦時中に政治的迫害のために投獄されていたそうです。全ての書籍の持ち込みが禁止されたのに、聖書だけが手元に1冊あったそうです。

その時はクリスチャンではなかったのですが、聖書しか読むものがなくて、繰り返し読んだそうです。何度も読むうちに、神は生きて働いておられることを実感できたそうです。獄中、1人で信仰告白し、1人で洗礼も受け、クリスチャンになったと話しておられました。

神様は、私たちがどこで祈ろうとも応えてくださるし、自己流の祈りであってもその思いを受け止めてくださいます。

「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です」(Ⅱテモテ3:16)

ある時、仏教のお坊さんたちのグループで、私のキリスト教体験をお話しする機会がありました。どのようにして聖書に出会い、信仰に導かれたかをお話ししました。

座談会の折、「聖書のどの箇所が好きですか」とお尋ねしました。そうすると、「詩篇が好き」とか、「ローマ書はいいですね」などと話されましたので、聖書をかなり読んでいらっしゃることが分かりました。

また、企業の経営者の方々も「重大な決断をしなければならないときとか、指針を求めているときは聖書を読みます」と話されます。私たちの目には映らないところにも、神様は隠れた求道者を配置し、導いておられます。

<<前回へ     次回へ>>

◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:穂森幸一
  • ツイート

関連記事

  • 主の言葉は確実に履行される 穂森幸一(72)

  • ビジョンに生きる 穂森幸一(71)

  • 闇の中にある大きな光  穂森幸一(70)

  • 主は与え、主は取られる 穂森幸一(69)

  • 包み込む愛 穂森幸一(68)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ローマ教皇レオ14世に聖書協会共同訳のミニチュアバイブルなど献呈

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • ワールドミッションレポート(11月9日):ブラジル 世界最大のカトリック国で起きている劇的な地殻変動(2)

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.