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宗教改革500年

地域合唱団と教会がコラボ 宗教改革500周年「J・S・バッハ:ヨハネ受難曲《ダイジェスト版》」開催へ

2016年12月13日17時44分
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関連タグ:宗教改革バッハ
地域合唱団と教会がコラボ 来年1月に宗教改革500周年記念「J.S.バッハ:ヨハネ受難曲《ダイジェスト版》」を開催+

混声合唱団コルス・クビクルム東京と日本福音ルーテル三鷹教会のコラボレーション企画、宗教改革500周年記念「J.S.バッハ:ヨハネ受難曲《ダイジェスト版》」(主催:日本福音ルーテル三鷹教会)が2017年1月29日(日)、日本福音ルーテル三鷹教会で開催される。J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」より、ルターから脈々と受け継がれてきた賛美歌「コラール」を中心に構成したダイジェスト版は、宗教音楽ファンはもとより、あまりなじみのない人もその世界を味わえ、宗教改革からちょうど500年となる記念の年の幕開けにふさわしい演奏会だ。入場無料。

東京・調布を拠点に活動する混声合唱団コルス・クビクルム東京は、J・S・バッハを中心にバロック・古典派の合唱曲を愛好してきた人たちが集まり、2015年に結成したアマチュアの混声合唱団。「コルス(Chorus)」とはラテン語で「合唱」、「クビクルム(Cubiculum)」とは同じくラテン語で「小さな部屋」の意で、国にとらわれず、ルネサンス~バロック~古典期におけるヨーロッパの宗教曲を軸に、古楽器の音色に溶け込む美しい響きの実現を目指している。今回は、地域の教会とのコラボレーションにより、宗教改革500年を記念しての演奏会を実現させた。

今回の演奏会は、単に「ヨハネ受難曲」を演奏するのではなく、コラールに焦点を当てたプログラムとなっている。「ヨハネ受難曲」は、同じくJ・S・バッハの「マタイ受難曲」に比べ、ソロではなく合唱の比重がかなり高いことで知られるが、それが大きな魅力ともなっている。

合唱団のまとめ役である重田亮治氏も、「ヨハネ受難曲」のコラール(賛美歌)をこよなく愛する1人だ。両親がクリスチャンだったことから、小さい頃から両親に連れられて教会に通い、賛美歌は常に身近なものだったという重田氏は、「ヨハネ受難曲」のコラールの美しさを強調する。そして、「コラールは、500年前の宗教改革がなければ生まれなかった音楽です」と、宗教改革の時に、ラテン語ではなくドイツ語を用いることを主張したルターが、たくさんのコラールを必要とし、自らも作っていたことを話した。

地域合唱団と教会がコラボ 来年1月に宗教改革500周年記念「J.S.バッハ:ヨハネ受難曲《ダイジェスト版》」を開催
J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」の直筆譜(画像:重田亮治氏提供)

ルターは、言葉の問題だけでなく、音楽を聖書と並んで信仰を強めるための強力な手段と考えていたという。そして、この考えは200年後に誕生したバッハにも受け継がれ、ドイツ・バロック音楽はもとより、現代に至るまでさまざまな音楽の形式に影響を与えていった。こういったことを考えると、ルターが私たち日本人にも身近な人物として感じられ、宗教改革の持つ意味の偉大さをあらためて考えさせられる。そして、このことを実際の演奏を通して明らかにしてくれるのが、混声合唱団コルス・クビクルム東京の今回の演奏会だ。

演奏会では、コラールを中心に11曲が抜粋され、演奏される。また、コラールにちなんだオルガン独奏曲も取り上げる。指揮は、同合唱団を指導する中川郁太郎氏が務める。中川氏は、多数の宗教曲のソリストまた指揮者として活躍する傍ら、東北学院大学宗教音楽研究所特任准教授として教鞭もとっている。さらに、オラトリオ・カンタータをはじめとした宗教曲のソリストとして数々の演奏会に出演するテノール歌手の鳥海寮氏を迎える。

オルガン演奏は、ドイツの国家演奏家資格を取得し、現在は日本基督教団聖ヶ丘教会、桜新町教会オルガニストとして奉仕する中川紫音氏が担当する。当日は、宗教改革500年を記念して、最終コラール「Ach Herr, lass dein lieb Engelein (ああ 主よ、あなたの愛する天使を遣わされ)」を、会衆と一緒に日本語で歌うことも予定している。

地域合唱団と教会がコラボ 来年1月に宗教改革500周年記念「J.S.バッハ:ヨハネ受難曲《ダイジェスト版》」を開催
混声合唱団コルス・クビクルム東京のまとめ役・重田亮治氏。今回の演奏会で多くの人にバッハのコラールの美しさを知ってもらい、2018年春に「ヨハネ受難曲」全編を共に歌う仲間を増やしていきたいと意気込みを語る。

今回の演奏会に当たり、指揮者の中川氏は、「混声合唱団『コルス・クビクルム東京』では、ルターの宗教改革500年を記念する、来たる2017年の1月29日に、バッハ《ヨハネ受難曲》を、コラール(賛美歌)を中心に抜粋の形で演奏いたします。ルター自身の作による〈主の祈り〉のコラールも登場する《ヨハネ受難曲》ですが、ルターから約200年後に教会音楽家として人生を全うしたバッハは、教会当局との対立や折衝による改作を繰り返しながらも、生涯にわたってこの受難曲を演奏し続けました。レントへの備えの時、《ヨハネ受難曲》の核心であるコラールを、聖書の御言葉と共に多くの皆様と分かち合うことができましたら幸いです」とメッセージを寄せた。

同演奏会を主催する日本福音ルーテル三鷹教会の李明生牧師は、「2017年には宗教改革500年を迎えます。宗教改革者ルターの最も大きな貢献の1つは聖書を自国語(ドイツ語)に翻訳したことでした。また賛美歌を創作し、礼拝に多様な音楽を取り入れるきっかけを作りました。こうした宗教改革の影響を受けて、中世以来の、福音書に基づいてキリストの受難を歌う受難曲の伝統は、ルーテル教会の礼拝の中でさらに大きな発展を遂げることになります。バッハは宗教改革後の17~18世紀に生きた人物ですが、楽器演奏と共にドイツ語聖書に基づいた歌詞が歌われるその受難曲は、ルターから始まる宗教改革がなければ生み出されることはなかったといえるでしょう。受難曲を通して聖書の言葉を味わい、現代の私たちへと続く宗教改革の歴史を覚えたいと思います」と演奏会への思いを語った。

地域合唱団と教会がコラボ 来年1月に宗教改革500周年記念「J.S.バッハ:ヨハネ受難曲《ダイジェスト版》」を開催
混声合唱団コルス・クビクルム東京の練習風景(写真:重田亮治氏提供)

「ヨハネ受難曲《ダイジェスト版》」は、2017年1月29日(日)午後3時(開場2時半)より、日本福音ルーテル三鷹教会(東京都三鷹市大沢3‐10‐20 ルーテル学院大学内)で開催。入場無料(定員180人)。問い合わせは、コルス・クビクルム東京事務局(メール:[email protected])まで。

なお、混声合唱団コルス・クビクルム東京は、次回の演奏会(2018年春)に、ヨハネ受難曲を、古楽オーケストラと共に全編演奏することを予定しており、一緒に歌う団員を募集している。練習日時は、月3回・日曜日(午後1時半~)、場所は、調布市文化会館「たづくり」、初心者、男声歓迎。詳細は、コルス・クビクルム東京事務局(メール:[email protected]、ホームページ)まで。

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