Skip to main content
2025年10月24日23時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

イスラム教徒10万人がデモ、キリスト教徒のジャカルタ知事の投獄を要求

2016年11月11日22時07分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム教インドネシア
イスラム教徒10万人がデモ、キリスト教徒のジャカルタ知事の投獄を要求 「コーランを侮辱した」+
ジャカルタ特別州のバスキ・チャハヤ・プルナマ知事(中央左)=2016年3月3日(写真:在ジャカルタ・オーストラリア大使館)

インドネシア・ジャカルタ特別州のバスキ・チャハヤ・プルナマ知事が7日、警察から9時間に及ぶ事情聴取を受けた。キリスト教徒のバスキ氏がイスラム教の聖典、コーランを侮辱する発言をしたとして、ジャカルタでは4日には、10万人ものイスラム教徒がデモを行い、バスキ氏の投獄を要求するなどしていた。

インドネシアでは少数派の中国系キリスト教徒であるバスキ氏は2014年、世界最多のイスラム教人口を抱えるインドネシアの首都ジャカルタの特別州知事に、インドネシア独立後50年以上の歴史でキリスト教徒としては初めて選ばれた。

事の発端は、バスキ氏が9月、ジャカルタ北部のサウザンド諸島を訪問した際にしたコメント。そこでバスキ氏は、コーランがイスラム教徒に対し、非イスラム教徒に投票できないと教えているならば、コーランはイスラム教徒にうそを教えていると述べたという。

バスキ氏のコメントがソーシャルメディアを通して伝わった後、イスラム過激派はすぐに、プロテスタントのキリスト教徒であるバスキ氏を冒とく罪で告発し、接戦となっている17年のジャカルタ特別州知事選への立候補を辞退することを求めた。

バスキ氏は問題発言と受け取られた自身のコメントに関して謝罪をし、誰かを不快にさせるつもりはなかったと述べたが、再選を有力視されている知事選への立候補を辞退することは拒んだ。

オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙は、バスキ氏に対する抗議活動は、日中はおおむね穏やかであったと伝えた。しかし夜間に、警察とデモの参加者が衝突し、警察が催涙ガスを使用した後、デモの参加者の一部が暴徒化したという。

報道によると、警察が使った催涙ガスにより、ぜんそく発作を起こした1人が死亡、数人が負傷した。デモには10万人余りが参加したとされており、警察官も12人が負傷した。

米ニューヨーク・タイムズ紙によると、デモ参加者たちは警察に対して、「アホック(バスキ氏の愛称)を絞首刑にしろ、裏切り者を死刑にしろ」と要求した。一方、他の者たちは「手足を切って、国外に追放しろ」と繰り返し言ったという。

インドネシアでは、冒とく罪に対し最大で懲役5年の刑を定めている。バスキ氏のシラ・プラユナ弁護士は、警察による9時間近い事情聴取の後、メディアに対して、バスキ氏が国家警察からの22の質問に答えたと述べた。バスキ氏に対する事情聴取は、10月24日にも行われており、7日の事情聴取は2回目。

インドネシアの英字紙ジャカルタ・ポストによると、シラ氏は、バスキ氏が警察からの質問に快く答えたと述べた。

7日の事情聴取の後、バスキ氏は「もし他の質問をなさりたいなら、警察にお尋ねください」「私は家に戻りたいのです。私は空腹です」と述べるだけで、メディアに対しほとんどコメントをしなかったという。

デモと事情聴取は、バスキ氏ら3候補が争う知事選の半ばにさしかかった時に起こった。スカイ・ニュースによると、国家警察の広報担当者ボイ・アマル氏は、警察がインドネシアのジョコ・ウィドド大統領の主張に基づき捜査していると述べた。ジョコ氏は4日のデモの暴力化の背後には「政治家たち」がいたと述べていた。

ジャカルタ・ポスト紙によると、ジョコ氏は「私は深夜の物騒な状況を遺憾に思います。デモを終えるべきであった国民が暴徒と化したからです」「政治家たちが状況を利用しています」と述べた。

デモの暴徒化のため、ジョコ氏は当初予定されていたオーストラリアへの公式訪問を延期することを余儀なくされた。

バスキ氏が抗議に直面するのは、今回が初めてではない。14年の知事当選後、宣誓就任前には、キリスト教徒であることで抗議を受けた。ニューヨーク・タイムズ紙は、イスラム過激派がバスキ氏の事務所に突入すると脅迫することさえしたと伝えている。

迫害監視団体「オープン・ドアーズ」が発表している迫害状況の国別リスト「ワールド・ウォッチ・リスト」によると、インドネシアはキリスト教徒への迫害に関するランキングで43位に位置付けられている。キリスト教徒が全人口の約8・8パーセントであるのに対し、イスラム教徒はインドネシアの人口の87パーセント以上を占めている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イスラム教インドネシア
  • ツイート

関連記事

  • インドネシア首都ジャカルタ、50年ぶりにキリスト教徒州知事誕生 保守派は反発

  • インドネシアの教会でミサ中の司祭が襲われ負傷 自爆テロ未遂か

  • 保守派イスラム教徒が教会閉鎖を強制 「恐怖の中で生きる」キリスト教徒 インドネシア

  • クリスマスのIS襲撃に備え、教会警備に警察官1500人配置 インドネシア

  • 日本バプテスト連盟、17年ぶりにインドネシアに宣教師を派遣

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(10月24日):トルコ 静かな霊的復興―教会を生む教会へ

  • ワールドミッションレポート(10月18日):エチオピア アファル族に福音を

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.