Skip to main content
2025年10月22日20時40分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

「イエスの墓」、数世紀ぶりに覆いが取り除かれる エルサレム

2016年11月4日17時18分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:聖墳墓教会エルサレム
「イエスの墓」の修復に1億3千万円寄付 米財団+
エルサレムの聖墳墓教会内にあるエディクラ。イエス・キリストの遺体が葬られた場所の上に建てられたと信じられている。(写真:Jlascar)

十字架刑の後、イエス・キリストの遺体が置かれていたと多くのキリスト教徒から信じられている石墓の覆いが取り除かれ、数世紀ぶりにむき出しの状態になった。「イエスの墓」として信じられているこの石墓は、エルサレムの聖墳墓教会内にあり、長年、大理石で覆われていた。

ナショナル・ジオグラフィック協会のウェブサイトによると、同協会所属の考古学者フレデリック・ヒーバート氏は、「石墓の大理石の覆いを取り除くと、その下の空間には充填材が詰められており、その量の多さに驚きました」と語った。

「長い期間をかけて科学的に分析されることになりますが、キリストの遺体が置かれていたと伝えられてきた石の表面を、ついに見ることができます」

聖墳墓教会には、毎年数十万人の巡礼者が訪れる。所有権や管理責任は、アルメニア正教会やギリシャ正教会、カトリック教会などの間で複雑に分担されている。

聖墳墓教会は現在、修復作業が行われている。訪問者の呼気(こき)で生じる結露に長年さらされ、近くで長時間燃えるろうそくの熱で損傷したためだ。

教会堂の中心部にはエディクラと呼ばれる小宮があり、その中に「イエスの墓」と考えられている石墓がある。聖墳墓教会で行われている修復作業は、このエディクラに対するもので、費用は340万ドル(約3億5千万円)に上る。現在のエディクラは、1810年に今の形に造られたとされており、今回の修復作業で徹底的に造り直されることになっている。

修復作業では、大理石の板を取り除き、エディクラの下にある12世紀の十字軍時代に建てられた小宮を修復し、その下にある墓の岩の割れ目をふさぐ作業などが行われる予定だ。騒音が出る作業は、巡礼者の混乱を最小限に抑えるため夜間に行れている。

修復作業の科学部門の監督主任を務めるアテネ国立技術大学建築学部のアントニア・モロポーロー教授は、自身が率いるチームが「エディクラ修復の要となる瞬間」に到達したと、ナショナル・ジオグラフィック協会に語った。

「このユニークな記念碑をデータ化するために使用している技術のおかげで、世界は後日、私たちの調査結果を研究することができるようになります。まるでデータの記録者が、キリストの墓の中にいたかのような精密さでです」と、教授は付け加えた。

石墓が露出するのをエディクラ外部で待ち構えていた正教会のエルサレム総主教セオフィロス3世は、露出の瞬間には「特殊な雰囲気があった」と述べた。

「ここにはフランシスコ会修道士、アルメニア正教徒、ギリシャ正教徒、イスラム教徒の守衛、またユダヤ人の警察官がいます」「この出来事を通して、不可能も可能になり得るというメッセージが伝わることを私たちは願い、祈ります。私たちは皆、平和と相互の尊重を必要としているからです」と総主教は付け加えた。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:聖墳墓教会エルサレム
  • ツイート

関連記事

  • 「イエスの墓」の修復に1億3千万円寄付 米財団

  • エルサレムの聖墳墓、200年の沈黙を破り3億2千万円を費やす修復工事に着手

  • 聖墳墓教会、今度は水道料滞納で紛争

  • イエスが洗礼を受けた場所が世界遺産に

  • イスラエルで3千年前の遺構発見、旧約聖書の記述の裏付けに

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(14)抗黙示思想と現代 臼田宣弘

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(249)聖書と考える「御社の乱れ正します!2」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • ワールドミッションレポート(10月22日):ザンビア 信仰と知識のバランス

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.