内戦状態の南スーダンにカトリック教会が平和センターを開設

2016年10月20日19時33分 記者 : 行本尚史 印刷
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15日に同国の首都にあるジュバ大司教区で開設された「よき羊飼いの平和センター(グッド・シェパード・ピース・センター)」(写真:フィデス通信)

「よき羊飼いの平和センター(グッド・シェパード・ピース・センター)」。南スーダンのように内戦で引き裂かれた国にとっては好意的な名前ではある。このセンターは15日、同国の首都にあるジュバ大司教区で南スーダンのローマ教皇大使であるチャールズ・ダニエル・バルボ大司教によって開設された。カトリックのニュースメディア「フィデス通信」が19日に報じた。

開設に当たっては、ジュバのパオリノ・ルクドゥ・ロロ大司教と3人の他の司教たち、教区管理者のほか、多くの教区司祭や修道司祭から支援を受けた。この日、数人の大使や地域の高官たちを含め、800人を超える群衆が、この喜びに満ちた機会のために集まった。

南スーダン修道院長会会長のダニエレ・モスチェッティ神父は、「このセンターは、この若い国において平和を追求するための前向きな力となるだろう」と語った。

同センターの職員を務める最初の共同体は、南スーダン人のコンボーニ修道司祭、フィリピン出身でビンセンシオ会の司祭、米国出身で純心聖母会の修道女に加えて、ルワンダ出身のイエズス会司祭とウガンダ出身の聖マルティン・デ・ポレスの修道士からなる。

同センターには、40室の風呂・トイレ付き寝室があり、全室ベッドが2つ収容可能となっている上、60人を収容可能なユースホステルもある。ゆったりとした会議室や食堂、中央のチャペルのほか、多くのセミナー室がある。

モスチェッティ神父は、「このセンターが存在するということは、あらゆる困難にもかかわらず、多くのことができることを示している」と語り、「このセンターは南スーダンの国民、とりわけこのセンターから訓練を受ける人たちにとっては、希望の賜物だ。それはまた、カトリック教会が平和と正義、そして和解のために、その職員と施設を通じて具体的に責任を負っていることを示す大きなしるしでもある」と話した。

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