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ペンテコステ世界親交会、サンパウロで第24回ペンテコステ派世界会議を開催(2)

2016年9月16日18時07分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:ペンテコステ派(聖霊派)ペンテコステ世界親交会(PWF)
ペンテコステ世界親交会、サンパウロで第24回ペンテコステ派世界会議を開催(2)+
サンパウロにあるペンテコステ派教会での礼拝の様子(写真:Fábio Félix、2007年に撮影)

7日から10日まで4日間にわたりブラジル南東部の都市・サンパウロで開かれた、ペンテコステ世界親交会(PWF)の第24回ペンテコステ派世界会議。3日目の午前9時からは、ペンテコステ派ヨーロッパ親交会(PEF)議長のペレ・ホーンマルク牧師(スウェーデン)がメッセージを語り、世界でキリストのために迫害を受けている兄弟姉妹のために祈りを呼び掛けた。ホーンマルク牧師は、コロサイの信徒への手紙3章1~4節を引用し、天におられるイエスと共にある生き方によって、敵を赦(ゆる)し、人々を自由にし、何も持たなくても人生を歩むことができ、国境のない神の国を建設して全ての人たちを愛することができるなどと力強く説いた。

続いて行われた全体集会では、米国アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団理事長で世界アッセンブリーズ・オブ・ゴッド会長のジョージ・O・ウッド博士が使徒言行録16章22~25節を引用して、崩壊の時ではない打破の時について説いた。

ウッド博士は、1)主が私たちをかつてどのように導かれたのかは、主が私たちを次に導く導き方と必ずしも同じではない、2)困難な始まりは悲惨な終わりを意味しない、3)どこに行くのか分からないということは、どこにも行く所がないことを意味しない、4)打ち倒されることは敗退を意味しない、と述べた。

同博士は、「あなたがたの状況のただ中で神を賛美しよう。そして聖霊の働きを見つめよう。聖霊はあなたがたの前に崩壊を備えておられるのではない。聖霊が備えておられるのは打破である」などと語った。

次に、米オーラル・ロバーツ大学総長でエンパワード21の共同議長であるビリー・ウィルソン博士が「混沌のただ中における動き」と題してメッセージを語った。創世記1章2節と使徒言行録4章31節を引用したウィルソン博士は、「2016年の今日、私たちは不確実性や動揺・混沌の時代を生きている。しかし混沌が続くときも聖霊はなおも働いておられる」と語った。

ウィルソン博士は、士師記の中で満ちていた混沌や拒絶の中から、神が並外れた指導者を導かれたと指摘。「神は1つの戸を閉じられるとき、もう1つの戸を開けてくださる。神は常にとてもあり得ない候補者を指導者として用いてこられた。神はあなたがたを今この時に用いようとしておられる。聖霊は混沌のただ中を動き、その混沌の中から指導者を引き上げる。神の働きに方向性と秩序をもたらすために」と強調し、世界中のペンテコステ運動を聖霊が新しく満たし、一人一人を揺り動かしてくださるよう祈った。

世界宣教に関するワークショップの2日目、ハマライネン博士は、マタイによる福音書24章40節やヨハネの黙示録で全ての民族集団が語られているとして、福音がまだ伝えられていない民族に福音を伝えたいと語った。その一方で、マタイによる福音書23章23節では、ユダヤ人はイエス・キリストを自らのメシアとして受け入れなければならないことが記されていると同博士は語り、メシアニック運動代表の代理で若手アシスタントのナタナエル・シューベルマン氏を迎えた。

この日30歳の誕生日を迎えたという、米国出身でイスラエル在住のシューベルマン氏は、旧約聖書の創世記2章2節におけるヘブライ語の「シャバート(安息)」について述べた後、「ユダヤ人の歴史の初め」として、同3章において罪がこの世界に入り、アダムが神から歩き(ヘブライ語でイータレフ)去ることを選んだことから語り始め、アブラハム・イサクの後にヤコブがイスラエルと改名したこと、出エジプトを経て、レビ記26章でイスラエルの民が神と共に歩み(イータレフ)その戒めを忠実に守るならば、神はあらゆる良いものを与えることが記されていると述べた。

シューベルマン氏はさらに、イエスの名前がヘブライ語で救いを意味するヨシュアであると述べた。同じくヘブライ語のシャロームが直訳で「こんにちは、さようなら、平和」を意味するとした上で、その語根に言及し、「神はその御子ヨシュア(救い)が地上に来られるようにとお遣わしになったのは、ヨシュアがシャローム(平和)となることを神はご存じであったわけで、神が私たちの罪の代価(ヘブライ語でシレム)を支払って、私たちの罪の負い目が完全なものとされる(ヘブライ語でシュラム)ためであり、私たちが永遠にシャロームのうちに生きるようにするためであり、私たちが神と共に歩む(イータレフ)ため」だと説明した。

シューベルマン氏は「イスラエルでは今、そのヨシュアを誰もが認めているわけではない」と指摘しつつも、「神はそれでもイスラエルのために、教会のために、そしてメシアニック信者とキリスト教信者のためにご計画をお持ちであった」と語り、エゼキエル書36章8節を引用。「これは2千年前になされた預言であり、神はその預言を成就することができたし、今日もそれは現代のイスラエルで成就されつつある」と語った。

シューベルマン氏によると、今日、イスラエルには約800万人がおり、そのうち150万人はアラブ系イスラエル人で、2万人がアラブ系とユダヤ人を含むキリスト教信者だという。統計によって異なるものの、推計で1600万人のイスラエル人が世界中におり、そのうちの35万人はキリスト教の信者だと、シューベルマン氏は述べた。「畑は色づいているが、ユダヤ人に証しをするのはたやすいことではない」と同氏は語った。

その上でシューベルマン氏は、「今日、神はなおもご計画をお持ちである」と語り、それには2つの側面があると付け加えた。イザヤ19章に書かれていることは「今日もなお起こっている」とシューベルマン氏は述べ、ユダヤ人に福音を伝えるよう会衆に促した。

シューベルマン氏はマタイによる福音書23章37~39節を読み上げた上で、「私たちは主が来られるのにどれだけ近いのか?」と問い掛けるとともに、「福音はエルサレムから出て行き、ほぼ地球全体を旅して再びエルサレムに戻ってきた。メシアニック共同体は気が狂ったように成長しつつあるが、ひどい迫害にさらされている」と語った。

シューベルマン氏はさらに、「これらの共同体で、彼らは学び、主を賛美し、共に礼拝している。シャローム(平和)という同じ言葉が出て行っては、巡りめぐってエルサレムに戻ってきたのだ。そこで今は、あなたがたがユダヤ人のところに言ってこう語る機会なのだ。『目覚めなさい。あなたがたは神との契約を持つ民でしょう。神がご自身のシャロームを送り伝えたのです。あなたがたが今や完全に満たされているのは、あなたがたが永遠のうちにシャバート(安息)のシャロームをもって生きることができるようにするためなのです』」と語った。

シューベルマン氏は会衆に対し、1)エルサレムのために祈ること、2)イスラエルの目を覆っているベールが取り除かれるように祈ること、3)イスラエルが神の戒めに従って歩むことができるよう祈ること、4)イスラエルが自らの罪から立ち返るよう祈ること、という4つの祈りを要請した。

続いて、ブラッド・ウォルツ牧師が前日に続き、世界宣教のビジョンについて発題した。ウォルツ牧師は、「私たちがユダヤ人やイスラム教徒からベールをはぎ取れていないのは、私たち教会が自らのベールを被っているからだ」と指摘。「全世界に出て行って」とイエスが言われたのに、ペンテコステ派教会のほとんどは「自分たちの世界」にしか出て行かず、神の目から世界が見えていないと同牧師は述べ、神のビジョンから世界を正しく見ることができるよう悔い改めを訴え、神がその罪を赦してくださるよう祈った。

聖書にある事例として、ウォルツ牧師はヨハネによる福音書16章5~15節を引用し、「イエスは時間と場所、人間としての自らの体によって制限されていた。しかし聖霊はどこにでもおられる。だから聖霊には制限がないが、唯一制限があるとしたら、それは私たちが聖霊を制限している場合だ」と述べた。

ウォルツ牧師は使徒言行録2章14、41節に言及し、「ペトロは聖霊に満たされた人。神はペトロをすぐに用いておられる。それで、1日に3千人が救われた」と述べた。同じく使徒言行録3章6節、4章13、29~31節、5章15、16、41節、9章40、41節に触れ、ペトロが奇跡やしるし・不思議な業を起こすためにも用いられ、迫害にもかかわらず権威をもって責任を担ったと説いた。

しかし、エルサレムやユダヤしか視野に入れていなかったペトロは、ユダヤ人以外の異邦人にも宣教するビジョンを持っていたパウロとは違って、全世界に出て行くようにというイエスの大宣教命令に従っていなかったが、それほど障害になる者ではなかったと、ウォルツ牧師は使徒言行録10章1~20、44節に触れながら指摘。使徒言行録13章にアンティオキアへの最初の宣教旅行が記されていると付け加えた。

その後、熱烈な賛美礼拝がささげられ、ドイツのペンテコステ派伝道者であるラインハルト・ボンケ氏(「クライスト・フォー・オール・ネイションズ」創立者)が「最後の航程」と題してメッセージを語った。アフリカで福音を伝えていたボンケ氏は、旧東ドイツで病気に苦しんでいた自身の祖父が、米国から遣わされたペンテコステ派の宣教師によってたちまち癒やされ、聖霊のバプテスマを受けたことなどを語った。

ボンケ氏は、マルコによる福音書16章20節などを引用し、自身が若かった頃に英国で出会ったペンテコステ派のジョージ・ジェフェリーズ牧師から宣教の使命というバトンを受け継いだと述べた。ボンケ氏は、「私たちはただ座って祈るだけではなく、出て行って福音を説かなければならない」と繰り返し力説。その上で、「私はもう76歳。今夜、私はそのバトンをあなたがたに渡したい。イエスが来られるまで、そのバトンの炎は燃え続ける」と語り、ヘブライ人への手紙12章1節に言及。そのバトンを受け継いで走りたい人たちは前に出てくるようにと呼び掛け、異言で共に祈るとともに、自伝『Living a Life of Fire』を会場の出口で受け取るよう勧めた。(つづく)

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