Skip to main content
2025年11月5日11時30分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

カトリック司祭として生きたユダヤ人の人生を描く スピルバーグ監督次回作、年明けに撮影開始へ

2016年8月25日19時49分
  • ツイート
印刷
関連タグ:カトリック教会ローマ教皇イタリア
カトリック司祭として生きたユダヤ人の人生を描く スピルバーグ監督次回作、年明けに撮影開始へ+
スティーブン・スピルバーグ監督(写真:Gerald Geronimo)

宗教を取り巻く社会派のノンフィクション小説『The Kidnapping of Edgardo Mortara』が、スティーブン・スピルバーグ監督の次回作として映画化されると話題を呼んでいる。米映画情報サイト「Deadline」がこれまでに報じてきたところによると、同小説の主人公エドガルド・モルターラ(1851~1940)は、ユダヤ人の家族のもとに生まれながら、親元から連れ去られてカトリックの司祭として育てられた実在の人物で、彼の存在は当時の教皇ピウス9世含むカトリック教会、そしてイタリア全土にも大きな影響を与えることになったという。

同小説は、米歴史家・人類学者デビッド・ケルツァー(David Kertzer)が1997年に発表したもので、今回の映画化に当たっては映画「ミュンヘン」や「リンカーン」といった歴史・社会派映画でスピルバーグ監督とタッグを組んできたトニー・カーシュナーが脚本を手掛ける。

舞台は19世紀中ごろのイタリア。ユダヤ人家庭の使用人として働いていたカトリック信徒の少女は、主人の息子の幼いエドガルドが病にかかり、命の危険にさらされているのを見、ひそかに洗礼を施す。(カトリックでは、緊急の場合であれば誰でも洗礼を授けることができる)

しかし、当時は非キリスト教徒がキリスト教徒である子どもを育てることは違法とされていたために、洗礼を授けられてキリスト教徒と認定されたエドガルドは、宗教裁判所の命令を受けた教皇領の警察によって、両親のもとから盗まれるようにして連れ去られてしまう。

エドガルドは、当時のローマ教皇ピウス9世の個人的な保護を受けて育てられ、カトリック司祭となり、後にベルギーの聖アウグスチヌス教会に派遣されて、そこでカトリック信徒として帰天する。だが、彼の両親がなんとかして息子を取り戻そうと抗議の声を上げたために、この一連の事件は大きな論争の的になり、イタリア統一運動のさなかで巨大な政治闘争の一部に取り込まれていく。

早くて年明け、遅くとも2017年3月には撮影が始まり、同年中の公開が予定されており、すでにスピルバーグ監督作「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞した英俳優のマーク・ライランスが、ピウス9世役に決定したと報じられている。7月には、同じくスピルバーグ監督作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」で大ブレイク中の米俳優オスカー・アイザックが出演交渉に入っていることが分かり、続報が待たれている。

映画化に当たってもタイトルは原作小説と同名。宗教を取り巻く社会問題を浮き彫りにする壮大な歴史映画になることが予想される。自身もユダヤ人家庭に生まれているスピルバーグ監督が、どのようにエドガルドの人生を見、彼を取り巻くユダヤ人やカトリック教会を描き出すのか。同じくユダヤ人の歴史を克明に描き、今なお高く評価されている「シンドラーのリスト」に次ぐ大作になるのか、期待が高まる。

関連タグ:カトリック教会ローマ教皇イタリア
  • ツイート

関連記事

  • 大ヒット中の映画「シン・ゴジラ」をキリスト教の宣教論から考えてみた!?(ネタバレあり)

  • 新「ベン・ハー」、イエス・キリストを主題にした予告編公開(動画あり)

  • 映画「祈りのちから」公開初日 久米小百合さん×山下弘子さん「祈り」をテーマにトークイベント

  • マグダラのマリアを主人公にした初の伝記映画、続々とキャストが明らかに

  • 東京都:マザーの愛に満ちた活動の軌跡を一挙に上映 列聖記念「マザー・テレサ映画祭」 

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(11月5日):西サハラ 砂漠の民に福音を

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.