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リオ五輪

薬物中毒、ホームレスからリオ五輪へ 信仰が変えたオーストラリアの水泳選手ダニエル・スミスの人生

2016年8月22日18時26分 翻訳者 : 小又香織
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関連タグ:リオデジャネイロオリンピック(2016年)麻薬オーストラリア
薬物中毒、ホームレスからリオ五輪へ 信仰が変えたオーストラリアの水泳選手ダニエル・スミスの人生+
オーストラリアの水泳選手ダニエル・スミス(中央)(写真:2016オーストラリア五輪チーム公式サイトの動画より)

オーストラリアの水泳選手ダニエル・スミス(25)は、薬物中毒からの信じられない回復を遂げた。この夏、リオデジャネイロ五輪に出場する前は、ホームレスになり、犯罪に手を染めてしまった過去もあった。

スミスと彼のチームメイトは、リオ五輪競泳男子800メートルリレーに出場。昨年の世界選手権では銅メダルを獲得したが、リオ五輪では4位とメダルには届かなかった。しかしスミスは、それがあるからキリスト教信仰により頼むことができるのだと言う。

「いろいろなことを学びました。この場にいられること、生きていること、健康であること、そして素晴らしい人生を生きていることが、嬉しく、感謝です。主が、私にこれらのことをしてくれているのです」。スミスは、スポーツメディアの団体「パッション・フォー・スポーツ」にそう語った。

リオ五輪での結果はさておき、スミスの復帰は「素晴らし過ぎる復帰」と呼ばれている。子どもの頃から水泳で成功していたが、10代でアルコール依存症に陥り、18歳で飲酒運転事故を起こす。事故は、彼が初めてオーストラリアの水泳競技で公式タイトルを獲得したわずか4週間後の出来事だった。

「世間が自分に対して投げ掛けてくる全て、私はこれが人生の答えだと思いました」とスミス。「私はオーストラリアでトップの位置に上り詰めました。私は速く、泳ぐのも上手でしたが、でも私の個人的な生活では、どうしていいかまだよく分かっていなかったのです」

彼は飲酒運転で事故を起こした際、「恥、罪、困惑について対処する方法」を知らず、その時の自分を「大きな空虚感、喪失感で満ちた壊れた青年」だったと回想した。

「怒り、不安、そういったあらゆるものがあり、マスコミから注目されるのが嫌でした。そして当時、それらに対処する最も良い方法は、マリファナを吸い、たくさん酒を飲むことだと思って、始めてしまったのです」

「人生が足元から崩れ去ってしまいそうでした。自分は大丈夫だろうと思ったのです。ちょっとドラッグをやれば、全て大丈夫になると思ったのですが、それは私の人生を文字通りに破壊しました」

スミスは、クリスタル・メス(別名アイス、日本ではスピードなどの名で知られる)という覚せい剤にたどり着いた。初めて試してみたとき、ある男が3カ月以内に全てを失うだろうと言ってきた。しかし実際は、「1カ月のうちに、冗談抜きで、全てを失いました」という。

スミスは、金を得るために犯罪に手を染めるようになり、家族からは家を追い出され、路上生活を始めた。「薬物は私の家族を破壊しました」とスミス。「私は、家族の心の痛みを見ました。その傷を付けたのは私です。愛する息子がそのようになってしまったところを目の当たりにすることを、想像できるでしょうか。その息子はオーストラリアのチャンピオンであり、五輪に出場していてもよいのです。それなのに薬物中毒になり、路上にいるのです。こういう状態に直面したら、誰の心でも痛むでしょう」

やがて、幾つかの健康上の問題があることが分かり、スミスは自殺願望を持つようになった。しかし、そんな崖っぷちからスミスを救い出すことになったのは、彼の信仰だった。

「私はクリスチャンで、信仰があります。なぜなら、私は文字通り、猫よりもずっと価値のある命を持っています。私は文字通り、地獄に行き、そこから戻ることを経験しました。神の御手が、常に私の人生の上にあったのです。このことを否定することはもはやできません」

「私はいつも限界を超えようとしてきましたが、私は今、完全に新しい人になりました。これが、主が私の人生にしてくださったことです。主が私を新しくしてくれました。そして私は、主が私の内にしてくださったことの故に、本当に感謝しています」

スミスは、混乱の中に生きていたが、神の内に平安を見つけることができた。「むなしさを埋めようとしていました。そして、そのむなしさを埋めてくれたのが神でした。神は内側からも外側からも私を満たしてくれました」

しかし、最も大きな変化は、神が「本当に私の人格をつくり変えることに取り組んでくれたことです」とスミスは言う。

「クリスチャンになったとき、スポーツの世界に戻りました。私は、『イエス様が水の上を歩いたのだから、私も超自然的なことができるはず、私がやりたいことは何でもできるんだ』と思いました。でも、水泳でそのようにはならなかったのです。私は本当に人格面をつくり上げることに努力を要しましたし、満足したと同時に分かったことは、金メダルや勝利、その他のものが自分を決めるのではないということです。水泳は、ただ単に私が行っていることにすぎない。このことに気付くまでに長い時間がかかりました」

「水泳は私自身ではなく、私がやっていること。私は、聖霊による人であり、神は私を愛している。そのことに本当に気付くまでにはちょっと時間がかかりました。神は金メダルなどは必要としておらず、私の人格や中身にもっと気を掛けてくださっているのです」

2020年の東京五輪を見据えて、スミスは楽観的だ。「主が一緒なら、私の五輪の旅と私の水泳に限界はありません」「 私はこれまで以上にやる気に満ちていますし、(自分の人生に対して)よりはっきりと見えてきました。私は今、自分の将来にとても期待しています」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:リオデジャネイロオリンピック(2016年)麻薬オーストラリア
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