Skip to main content
2025年12月19日17時07分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
そうじ力

そうじ力(9)使う頻度の低い物をシェアする 菅野直基

2016年7月27日17時30分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基

以前、教会ではバザーを定期的に行っていました。中心的にバザーを仕切ってくれていた教会員がいたので、安心して任せていました。

その教会員の職場が変わって遠い場所に引っ越しをされたので、教会に通えなくなり、それ以来バザーはできていませんが、今思うと懐かしいです。たくさんの地域の人が教会に足を運んでくれました。中には、バザーがきっかけで教会に通い続けるようになった人もいます。

バザーが良かったのは、使う頻度の低い物を安価で売ってシェアすることができたからです。こちらも気持ちがいいですし、安く買って喜んで帰って行かれる方の顔を見て、2度うれしくなりました。今でも、使う頻度の低い物は、必要そうな人にシェアするようにしています。

教会には、いろいろな食べ物を持って来てくれる人がいます。それを家族だけで食べるのもいいですが、日曜日の礼拝後に教会員と一緒に食べると、何倍もおいしいものです。

分かち合うと、不思議ですが、また別のところから分かち合っていただけます。

「与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。あなたがたは自分の量る秤で量り返されるからである」(ルカ6:38)

必要なものであったとしても、今それを必要な人がいるとしたら、それを惜しみなく分かち合いたいものです。

休日のある日、自動車ディーラーのお店に、タイヤがパンクして困っているお客さんが来ました。タイヤを交換する必要がありましたが、あいにく、そのタイヤの在庫が切れていました。

「お客さん、今日は休日ですし、あいにく在庫が切れているため、ご要望にお応えできず申し訳ありません」と言ったでしょうか。

そうではありませんでした。メカニックは、とっさに、ショールームに展示してある展示車のタイヤを外して、タイヤの交換をしてあげました。

これから遠出をする予定だったので、その機転を利かせた対応に驚き、感謝し、いっぺんにそのお店のお得意さんになってしまったそうです。

休日なので、車を見に来たお客さんが聞きました。「この展示車のタイヤがなんで1本ないんですか?」「先ほど、パンクしてお困りのお客さんが来られたので、この車のタイヤを外して、タイヤを交換したのです。申し訳ございません」とお詫びをしました。

このお客さんも驚き、感動して、「このお店で車を買おう!」と決意し、後日このディーラーで車を買ったそうです。

分かち合うことは喜びであり、分かち合った相手からも喜ばれ、さらに、それを知った人からも喜ばれるということもあるのです。分かち合うことで、不用品を減らすことができ、整理・整頓を劇的に減らすことができて、一石何鳥です。

使う頻度の低い物を分かち合い、時には、必需品であっても、目の前にそれを必要とする人がいるならば、分かち合う心を持っていきたいものです。

<<前回へ     次回へ>>

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • そうじ力(8)使う頻度で物の置き場所を決める 菅野直基

  • そうじ力(7)処分の期限を定める、聖域を作らない 菅野直基

  • そうじ力(6)必要な物を必要なだけ持つ 菅野直基

  • そうじ力(5)目に見えないスペースを作らない 菅野直基

  • そうじ力(4)捨てる痛み 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 第4回ローザンヌ世界宣教会議で発表の「ソウル声明」 日本語版が公開

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 金城学院大学と名古屋YWCAが協定締結、外国ルーツの子ども支援で協力

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 聖心女子大学と鹿児島純心女子中学・高校が協定締結 共にカトリック系

  • ワールドミッションレポート(12月19日):インドネシアのマンガライ人イスラム教徒のために祈ろう

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(12月18日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(4)

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

編集部のおすすめ

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.