Skip to main content
2025年9月11日22時33分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ナイジェリア:エイズ患者の汚名返上は聖書で始まる

2016年6月20日11時37分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:ナイジェリアエイズ
ナイジェリア:エイズ患者の汚名返上は聖書で始まる+
ナイジェリアの首都アブジャにあるナイジェリア国立教会(写真:Moises.on)

ナイジェリアで行われた、HIV・エイズに関する研究集会を指導した後、ジェシー・フバラ・マヌエルさんは、エイズへの対応がずっと暗い時代の中にあったときのことを思い起こした。「対応の第一段階は恐怖で満ちていた上に、裁きと拒絶、エイズは神の罰だという感情で特徴付けられていました」と彼女は語った。世界教会協議会(WCC)が10日、公式サイトで伝えた。

ありがたいことに、多くの人々がそうした神学を乗り越えて進展してきたと、フバラ・マヌエルさんは語った。「各国政府や諸教会が地域や国のHIV対応者たちと協働し、HIVの感染について人々を教育してきています」

一方、今、心配なのは、自己満足感が増大すれば悲劇的な破滅につながりかねないことだという。「ナイジェリアでは、エイズの流行が続いています。なぜなら、ナイジェリアは戦争状態にある国であり、HIVに対してより脆弱(ぜいじゃく)だからです」

性的および社会的、文化的な性に基づく暴力は、HIV感染を増大させる重大な危険要素となっている。5月25〜26日にナイジェリアで行われた研究集会では、教会指導者や神学者たちが性的および社会的、文化的な性に基づく暴力の原因や対応を探求するのを助けようと、主催者たちは文脈に根差した聖書研究(CBS)を用いた。CBSでは、ある特定の時における共同体の中で起きているテーマや問題を進める助けとなるような聖書のテキストを確かめることなどをする。

WCCの「エキュメニカルHIV・エイズイニシアチブおよび提言活動」(EHAIA)の西アフリカ地域事務所の協力を受けて、この研究集会は究極的には未来の教会指導者たちがナイジェリアで働く助けとなるだろうと、WCCは伝えた。

研究集会の参加者たちは、人々が自分たち自身の共同体の中で対処する助けとなる聖句を確かめる練習を行ったという。フバラ・マヌエルさんは、「私たちは、保健やHIV、暴力、生活の質、そして尊厳に関する諸問題に焦点を当てるために、CBSを用いる過程を人々が理解するのを助けようとしているのです。言い換えれば、信仰に基づく指導者たちはこれらの諸問題を議論するために、どうすれば聖書を賢く用いることができるのかということです」と語った。彼女はまた、どのような共同体でも、それぞれの地域の体験談は異なると付け加えた。

研究集会では最後に、主催者たちが参加者たちに対し、自らの共同体のために三つの目標を立て、3カ月後に報告を送るよう求めた。「このようにすれば、私たちはその効果が分かることでしょう」と、フバラ・マヌエルさんは言う。

また、研究集会の参加者たちは、性的および社会的、文化的な性に基づく暴力に反対する「黒い木曜日」運動に支持を表した。木曜日に黒い服を着ることにより、彼らは女性に対する暴力を終わらせるよう強く要求する世界的な運動に参加したのである。

女性たちとともに、若者たちはHIVに対してとりわけ脆弱であり、彼らは教会によって受け入れられているのだと感じる必要があると、EHAIA調整担当者のニャムブラ・ヌジョロゲ牧師は述べた。「教会には、若者たちが自分たち自身の性的な健康に対して責任を負うように促す上で、不可欠な役割があるのです。汚名や差別は死刑に等しいものとなり得るのですから」

HIV患者たちが自らの共同体や教会で受け入れられるとき、彼らはより長生きし、その受容自体が癒やしの軟膏(なんこう)としての役目を果たす。フバラ・マヌエルさんは、「ここで、教会は人が成長するか滅ぶかという差をもたらし得るのです」と語った。

この研究集会の前に、EHAIAの代表者たちは国連合同エイズ計画(UNAIDS)や国連児童基金(UNICEF)の国別代表と会合を行い、HIVの母から子への感染を撲滅するための方法を議論した。ヌジョロゲ氏は、「出生前の十分な配慮を得ていないかもしれない妊婦たちに手を差し伸べる上で、教会はとてつもない働きをすることができるのです」と語った。

関連タグ:ナイジェリアエイズ
  • ツイート

関連記事

  • 教皇「一致してエイズに打ち勝とう」 国際会議にメッセージ

  • アフリカから世界へ エイズ問題に関する諸教会の取り組み方を発信

  • ケニア宗教指導者、エイズ共生を赤いバラで強調

  • 途上国ジェンダー問題、エイズ蔓延の大きな要因

  • ボコ・ハラムに誘拐されたチボクの少女2人救出「もう211回の奇跡を望むだけ」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • ワールドミッションレポート(9月11日):ケニア 疲れ果てた足からバイク伝道へ

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(11)抗黙示思想と今この時のトーブ 臼田宣弘

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(243)聖書と考える「世界の果てまでイッテQ!」

  • シリア語の世界(32)シリア語聖書の人名・地名小辞典 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(9月10日):シリア アラウィ派に吹く御霊の風

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 2024年の聖書頒布統計発表、デジタル版が印刷版を初めて上回る

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 2024年の聖書頒布統計発表、デジタル版が印刷版を初めて上回る

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.