日出る国に、神が与え給いし「桜」 関智征

2016年4月6日23時09分 コラムニスト : 関智征 印刷
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日出る国に、神が与え給いし「桜」 関智征
(写真:野口英一)

「日本人として生まれて、よかった」
桜の花の美しさを愛でるたびに、日本に生を受けたことへの感謝の念が湧いてくる。

思えば「花見に行くぞ」と意気込んで行った名所の桜よりも、期せずして邂逅(かいこう)した町中の桜のほうが、不思議と美しさが脳裏に焼きついている。

「今年は忙しくて、花見に行けないかな」という年。仕事の打ち合わせに行く途中、たまたま通り過ぎた公園で、偶然出会った大きな桜の木。満開の桜は、誇らしげだった。

体調の悪い妻に代わり、必死に子育てした年。小さな子どもを2人自転車に乗せていたら、思いがけず自転車に降り注いできた大量の桜の花びら。神様が「子育て応援してるよ」と祝福のフラワー・シャワーを注いでくれているようだった。

日出る国に、神が与え給いし「桜」。その花は、太く短く、美しく咲き誇る。そして散り際は、潔い。

日本人の美学が、薄いピンクと純白の桜の色に凝縮されている。

人との出会いは、一期一会。桜との出会いも、また然り。
今年は、どんな出会いがあるのだろうか。

日出る国に、神が与え給いし「桜」 関智征
(写真:野口英一)

散りぬべき 時知りてこそ 世の中の
花も花なれ 人も人なれ(細川ガラシャ)

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関智征

関智征(せきともゆき)

ブランドニューライフ牧師。東京大学法学部卒業、聖学院大学博士後期課程修了、博士(学術)。専門は、キリスト教学、死生学。論文に『パウロの「信仰義認論」再考ー「パウロ研究の新しい視点」との対話をとおしてー』など多数。

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