Skip to main content
2025年7月6日06時46分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

判断に迷ったとき 安食弘幸(40)

2016年4月5日20時51分 コラムニスト : 安食弘幸
  • ツイート
印刷
関連タグ:安食弘幸

「あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから『これが道だ。これに歩め』と言うことばを聞く」(イザヤ30:21)

今、あなたが野球のゲームに参加しているとします。9回の裏2アウト、味方は1点負けています。そしてあなたは2塁ランナーです。次のバッターがセンター前にヒットを打ちました。あなたが3塁に進めることは間違いありません。

しかし、さらにホームまで走るべきか、判断に迷います。セーフになれば同点でゲームに勝つチャンスが生まれます。しかし、アウトになればそれでゲームは終わり、負けです。3塁に止まって次のバッターに期待すべきか、ホームに突っ込むべきか、判断に迷うところです。

あなたが3塁ベースに向かって走っていると、スタンドから観客の声が聞こえてきます。

「止まれ!」「突っ込めー!」、それが味方の声なのか敵の声なのか分かりません。同じ味方でも「止まれ!」という人と「突っ込めー!」という人がいます。

センター前のヒットなので、プレーはあなたの背後で起こっています。従って、あなたは自分の目で見て判断することができません。誰かの的確なアドバイスが必要です。

こんな時、ランナーはただ一人の人物の指示に従います。それはサードコーチです。彼がストップの合図をしていれば止まります。もし、手を回していればホームへ突入です。彼の判断に従うのです。

なぜなら、全てを把握しているのは彼だからです。打球の飛んだ方向や位置、ランナーの走力と外野手の肩の強さ、そして次のバッターは誰か、一瞬の内に彼の頭の中のコンピューターは答えをはじき出してあなたに伝えます。

これは野球のゲームでのことですが、私たちの毎日の生活の中でも同じような場面に遭遇します。つまり「あれか、これか」と判断に迷うことがあります。

周りの人は「右だ」とか「いや、左だ」とか「進め」とか「いや止まれ」とか、それぞれがアドバイスをくれます。そんな時に、信頼できるサードコーチのような存在があれば何とありがたいことでしょうか。

実は、そんな存在がいるのです。全ての状況をいつも正しく把握して、私たちの性格や好みまで知り尽くし、私たちの幸せをいつも願っておられる全知全能にして愛ある神が、いつも私たちを導いてくださるのです。

その導きの一つは聖書の言葉です。判断に迷った時、聖書を開いてみてください。きっと、導きの光をその中に見つけ出すことができます。

「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です」(詩篇119:105)

もう一つの方法は、神は私たちの心に直接語ってくださいます。もちろん人間の声のようにはっきりと聞こえるわけではありません。しかし、それが味方(神)の声なのか、敵(悪魔)の声なのかは、心を静めて考えれば必ず分かります。それは直感的に、感覚的に分かります。

それは見知らぬセールスマンが、「この商品を買ってください」という話を持ってきたときの感覚と同じです。彼が信用できるか否かは、名刺や紹介状や商品説明だけでなく、その人が醸し出す雰囲気によって直感的に判断するようなものです。

「目を合わせようとしない」とか、「契約を急がせようとする」とかで、理屈抜きに「これは怪しい、信用できない」と判断するでしょう。

悪魔からの間違った誘いは、暗くて、孤独で、狡猾(こうかつ)な感じがします。それに対して神からの導きは、明るく、喜ばしく、平安な感じがします。

そして何よりも、私たちが神の導きを受けるために大切なことは、「自分は神からの導きを受けて、それに従って生きるのだ」という強い決意です。そのような強い意志を持っている人に、悪魔はなかなか手出しができないのです。

ちょうどそれは、繁華街を何の目的もなく、ブラブラと歩いている人には、悪い客引きや詐欺師が声を掛けてきますが、周囲に気を配りながらも、毅然(きぜん)とした態度で歩いている人には近づいてこないのと同様です。

<<前回へ     次回へ>>

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
■ 峰町キリスト教会 YouTube
■ 峰町キリスト教会 Facebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:安食弘幸
  • ツイート

関連記事

  • 牧師の小窓(22)福江等

  • なにゆえキリストの道なのか(34)カトリックとプロテスタントの違いはどこにあるのか 正木弥

  • 【聖書クイズ】ルカによる福音書のイエス様の系図で、最後から2番目に書かれている人名は?

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 聖書のイエス(12)「初めに、ことばがあった」 さとうまさこ

  • ワールドミッションレポート(7月6日):タイ 麗しきかな、良き知らせを告げる者の足は

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.