Skip to main content
2025年8月19日07時56分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

「これからも分裂の可能性」植松首座主教、首座主教会議の結果報告

2016年2月2日19時11分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:聖公会日本聖公会アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)首座主教会議
「これからも分裂の可能性」植松首座主教、全世界聖公会の首座主教会議の結果報告 コミュニケの邦訳を掲載「これからも分裂の可能性」植松首座主教、全世界聖公会の首座主教会議の結果報告+
1月に英カンタベリーで行われた全世界聖公会(アングリカン・コミュ二オン)の首座主教会議での夕べの祈り(写真:ACNS)

日本聖公会管区事務所は、1月11日から15日まで英カンタベリーで開催された聖公会の世界的共同体「アングリカン・コミュニオン」の首座主教会議に参加した植松誠首座主教による正式な報告記事とコミュニケ(声明)の邦訳を公式サイトに掲載した。

同サイトにある1月25日付の「日本聖公会管区事務所だより」No.308号(2016年1月)の中で、植松首座主教は「聖公会首座主教会議に参加して―緊張感みなぎる中での開催―」と題する報告記事を著している。

その中で植松首座主教は、「首座主教会議ではアングリカン・コミュニオンがこれからも共に歩むことが確認されたが、米国聖公会およびカナダ聖公会のこれまでの一連のヒューマン・セクシュアリティー(人間の性)への取り組みが世界の聖公会の多くの管区において深い傷を与えたこと、また今回の米国聖公会の決定が、過去の首座主教会議、ACC決議、ウインザー・リポート、ランベス会議決議などを無視する一方的な進め方であったことが厳しく指摘された」と述べた。ACCとは全聖公会中央協議会のことを指す。

そして植松首座主教は、「その結果、米国聖公会に対して、今後3年間、アングリカン・コミュニオンの全ての部門、会議、ネットワーク、委員会などには正式参加をしないようにという勧告と、カンタベリー大主教に対して、今後この問題について検討するための特別委員会を設けることが提案され、これらの勧告・提案は大多数の首座主教の賛成で可決された」などと報告した。

植松首座主教によると、今回の首座主教会議では、多くの主教が、教会における、また聖書で定められている結婚とは男女間の忠実な、生涯にわたるものであるという点を強調し、そこから、米・加聖公会の同性婚の取り組みは正統信仰から離脱していると主張したが、首座主教の中にはそれらに真っ向から反対する者もあり、考え方や理解に大きな違いがあることも明らかとなったという。

1月14日に合意文書で発表されたこの問題(本紙の関連記事:アングリカン・コミュニオンの首座主教会議、合意文書を発表 同性婚問題で米国聖公会の意思決定参加などを停止)については、コミュニケの3、4ページ目にある「補遺A」にも掲載されている。

「私は、今回の首座主教会議の結果に関しては大変複雑な、重く沈んだ気持ちでいる。世界の聖公会が分裂せずに、共に歩むことは確かにうれしいことではあるが、その代償を見たときに、それがあまりに大きく、しかも正しいとは思えない」と植松首座主教はコメントしている。

また同首座主教は、「今回、キリストの愛の内に共に歩むというが、これらの勧告・提案の中に、性的マイノリティーの人々(LGBT)への思いやりは少しも感じられない。この勧告が、米国、カナダだけではなく、世界のLGBTの人々に深い痛みと悲しみ、また教会に対する不信を与えることを私は危惧している」と付け加えた。

その上で、植松首座主教は、「今回の首座主教会議の結果は、少しも問題解決にはなっていないし、これからも分裂の可能性は否定できない」と指摘。「米国聖公会がこの3年間で、先の総会の決議を取り下げることは考えられないし、カナダ聖公会では今年の総会で、米国聖公会と同じような決議がされるかもしれない。また、英国聖公会内でも激しい議論が起きているからである」と説明している。

さらに同首座主教は、「今後、アングリカン・コミュニオンの管区間でも、双方間の交流や対話をもっと充実していかなくてはならないであろう」などと述べている。

関連タグ:聖公会日本聖公会アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)首座主教会議
  • ツイート

関連記事

  • 聖公会の首座主教らが会議 一致に焦点 同性愛問題で分裂?

  • 世界の聖公会首座主教が来年1月に英国で会議 カンタベリー大主教が招集

  • アングリカン・コミュニオン、新総主事にナイジェリア教会主教を任命

  • カンタベリー大主教「一致へどんな犠牲も」

  • カンタベリー大主教がアングリカン世界の混乱認める

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(9)心地よく食べ、心地よく眠るということ 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.