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心のベルトをしっかりかける 安食弘幸(35)

2016年1月24日06時16分 コラムニスト : 安食弘幸
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関連タグ:安食弘幸

「主の祝福そのものが人を富ませ、人の苦労は何もそれに加えない」(箴言10:22)

「金のスプーンをくわえて生まれてきた人」という言葉があります。これは、何をしても成功し、誰からも愛される幸運な人を表す言葉です。

聖書は「神の祝福だけが人を富ます」と言います。神に祝福される人は、幸運な人生を歩むことができるのです。

旧約聖書の創世記の中に、ヨセフという人物が登場します。彼について次のように記録されています。

「神がヨセフと共におられたので、彼は幸運な人となり・・・神が彼と共におられ、神が彼のすること全てを成功させてくださった」。このような人生は、特別に選ばれた人だけのものでしょうか。

イエス・キリストは新約聖書・ルカの福音書15章で一つの例え話をしています。「放蕩息子の例え話」として有名です。

ある所に2人の息子を持つ父親がいました。ある日、弟息子が財産の分け前を要求し、それを持って家出をします。すぐに散財し、全てを失ってしまいます。もはや彼を助けてくれる人は一人もいません。その時、弟息子は我に返って反省し、雇い人の一人にでもしてもらおうと父親のもとに帰っていきます。すると父親は、帰ってきた弟息子を見つけると走り寄って何度も抱き寄せ、キスの雨を降らせました。弟息子の反省の言葉を遮るようにして、父親は帰ってきた弟息子のために盛大な宴会を催します。

そこに真面目な兄息子が帰ってきて、何事が起きているかと使用人に聞きます。

弟の帰還祝いの宴会だと聞くと、急に不機嫌になり、黙って家に入ろうともしません。すると父親は出てきて兄息子をなだめますが、彼は父親に文句を言います。「私には友人と楽しめと言って子山羊一匹くださったことはありません」。それに対して父親が言います。「私のものが全部お前のものじゃないか。自由に楽しんでもいいのだよ」

兄息子は父親を誤解していたために、自分の所有物を楽しんでいなかったのです。

この例え話の最後の場面は、非常に対照的です。兄は寒い家の外で、お腹をすかして怒りに震えています。弟は、暖かい家の内でご馳走に囲まれて笑っています。

2人の間に、どうしてこんな差が生まれたのでしょうか。父親は2人を差別したのでしょうか。もちろん違います。父親は2人を同じように愛していました。この差は、自分の父親がどんな父親であるかという理解の差です。

兄息子は、自分の父親はけちな父親だと思っていましたが、弟息子は、自分の父親は良い父親だと信じたのです。ですから帰ってきたのです。そして実際、父親は、彼が思っていた以上に良い父親だったのです。

私たちが、神からの祝福を受ける秘訣がここにあります。

弟息子のように

1. 神は、豊かな方であることを信じる。
2. 神は、愛と憐れみに満ちた方であることを信じる。
3. 神の前に心砕かれて帰っていくこと。

あなたも、この神と心のベルトをしっかりかけて、神に祝福された人生を歩み始めてみませんか。

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◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

1951年、島根県出雲生まれ。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球関西六大学リーグの強打者として活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒。哲学博士。現在、日本キリスト宣教団峰町キリスト教会主任牧師。NHK文化センター「聖書入門講座」「カウンセリング講座」講師、JTJ宣教神学院講師、とちぎテレビ「ゴスペルジェネレーション」の説教者。また、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設で講演活動を行っている。

■ 日本キリスト宣教団峰町キリスト教会ホームページ
■ 【安食弘幸著書】(Amazon)
■ 【安食弘幸著書】(イーグレープ)

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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