Skip to main content
2025年11月19日23時15分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

心のベルトをしっかりかける 安食弘幸(35)

2016年1月24日06時16分 コラムニスト : 安食弘幸
  • ツイート
印刷
関連タグ:安食弘幸

「主の祝福そのものが人を富ませ、人の苦労は何もそれに加えない」(箴言10:22)

「金のスプーンをくわえて生まれてきた人」という言葉があります。これは、何をしても成功し、誰からも愛される幸運な人を表す言葉です。

聖書は「神の祝福だけが人を富ます」と言います。神に祝福される人は、幸運な人生を歩むことができるのです。

旧約聖書の創世記の中に、ヨセフという人物が登場します。彼について次のように記録されています。

「神がヨセフと共におられたので、彼は幸運な人となり・・・神が彼と共におられ、神が彼のすること全てを成功させてくださった」。このような人生は、特別に選ばれた人だけのものでしょうか。

イエス・キリストは新約聖書・ルカの福音書15章で一つの例え話をしています。「放蕩息子の例え話」として有名です。

ある所に2人の息子を持つ父親がいました。ある日、弟息子が財産の分け前を要求し、それを持って家出をします。すぐに散財し、全てを失ってしまいます。もはや彼を助けてくれる人は一人もいません。その時、弟息子は我に返って反省し、雇い人の一人にでもしてもらおうと父親のもとに帰っていきます。すると父親は、帰ってきた弟息子を見つけると走り寄って何度も抱き寄せ、キスの雨を降らせました。弟息子の反省の言葉を遮るようにして、父親は帰ってきた弟息子のために盛大な宴会を催します。

そこに真面目な兄息子が帰ってきて、何事が起きているかと使用人に聞きます。

弟の帰還祝いの宴会だと聞くと、急に不機嫌になり、黙って家に入ろうともしません。すると父親は出てきて兄息子をなだめますが、彼は父親に文句を言います。「私には友人と楽しめと言って子山羊一匹くださったことはありません」。それに対して父親が言います。「私のものが全部お前のものじゃないか。自由に楽しんでもいいのだよ」

兄息子は父親を誤解していたために、自分の所有物を楽しんでいなかったのです。

この例え話の最後の場面は、非常に対照的です。兄は寒い家の外で、お腹をすかして怒りに震えています。弟は、暖かい家の内でご馳走に囲まれて笑っています。

2人の間に、どうしてこんな差が生まれたのでしょうか。父親は2人を差別したのでしょうか。もちろん違います。父親は2人を同じように愛していました。この差は、自分の父親がどんな父親であるかという理解の差です。

兄息子は、自分の父親はけちな父親だと思っていましたが、弟息子は、自分の父親は良い父親だと信じたのです。ですから帰ってきたのです。そして実際、父親は、彼が思っていた以上に良い父親だったのです。

私たちが、神からの祝福を受ける秘訣がここにあります。

弟息子のように

1. 神は、豊かな方であることを信じる。
2. 神は、愛と憐れみに満ちた方であることを信じる。
3. 神の前に心砕かれて帰っていくこと。

あなたも、この神と心のベルトをしっかりかけて、神に祝福された人生を歩み始めてみませんか。

<<前回へ     次回へ>>

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
■ 峰町キリスト教会 YouTube
■ 峰町キリスト教会 Facebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:安食弘幸
  • ツイート

関連記事

  • 牧師の小窓(12) 福江等

  • なにゆえキリストの道なのか(24)仏教の全体像を知っているか~成立と変遷~(その1) 正木弥

  • 【子ども聖書クイズ30】イエスさまをひとめ見ようとして、木にのぼった人はだれ?

  • この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―(1)約束を信じた人々 小川吾朗

  • FINE ROAD―世界のモダンな教会堂を訪ねて(14)チェコの教会③ 西村晴道

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • ヒンズー民族主義者による迫害続くインド 宣教師のバス襲撃、キリスト教住民を村八分

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • ワールドミッションレポート(11月17日):メキシコ 国境を越える宣教ー米国とメキシコの国境で起きた福音の奇跡

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(253)聖書と考える「ちょっとだけエスパー」

  • ワールドミッションレポート(11月18日):米領ヴァージン諸島 祝福に潜む霊的課題と求められる福音の灯

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(253)聖書と考える「ちょっとだけエスパー」

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.