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聖書の示す死後の世界 穂森幸一(15)

2015年12月25日22時25分 コラムニスト : 穂森幸一
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関連タグ:穂森幸一

愛する人を亡くした人を励ましたいと思っても、なかなか適切な励ましの言葉が見つかりません。自分の体をもぎ取られたような悲嘆は、なかなか乗り越えることはできません。アメリカの知人がSNSに投稿していた詩を紹介します。

I still miss you 私は今でもあなたに会いたい
As the days and years pass 日にちが経ち、年を経ても
I still miss you 私は今でもあなたに会いたい
As the pain of grief softens 悲嘆の苦痛が和らげられても
I still miss you 私は今でもあなたに会いたい
As new memories are made 新しい思い出が作られても
I still miss you 私は今でもあなたに会いたい
As I smile and laugh 微笑んだり、笑ったりしても
I still miss you 私は今でもあなたに会いたい
Today and everyday 毎日、今日も
I still miss you 私は今でもあなたに会いたい

もし死後の世界が分かれば、悲嘆にくれる人を励ましやすくなると思うのですが、現実的には難しいことだと思います。以前、ある国の地下教会で伝道していた人が牢獄に入れられ、拷問を受け、臨死状態になったそうです。その体験談を聞いたことがあります。水晶の川が流れるところで天使たちが賛美していて、その歌声で慰められたと話しておられました。

キリストは天国について、次のように述べておられます。

「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです」(ヨハネ14:1、2)

イエスと一緒に十字架につけられた一人の囚人が、最後のお願いをします。

「そして言った。『イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、わたしを思い出してください。』イエスは、彼に言われた。『まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます』」(ルカ23:42、43)

死んだ後の描写があるのは、ルカの福音書16章です。

「ある金持ちがいた。いつも紫の衣や細布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮らしていた。ところが、その門前にラザロという全身おできの貧しい人が寝ていて、金持ちの食卓から落ちる物で腹を満たしたいと思っていた。犬もやって来ては、彼のおできをなめていた。さて、この貧しい人は死んで、御使いたちによってアブラハムのふところに連れて行かれた。金持ちも死んで葬られた。その金持ちは、ハデスで苦しみながら目を上げると、アブラハムが、はるかかなたに見えた。しかも、そのふところにラザロが見えた」(ルカ16:19~23)

この金持ちは、ハデスの火炎地獄で苦しんでいたと記されていますが、ハデスは死者の最後の裁きであるゲヘナに移されるまで、留め置かれる場所だといわれます。

このハデスからは、アブラハムのいるパラダイスや地上の兄弟たちの生活の様子も見えるといわれます。ただ残された地上の兄弟たちに、自分からコンタクトして生活を改めるように勧めることはできないのです。神の遣わされた預言者や伝道者の教えを聞くしかないといわれます。

パラダイスにいる人々からも、ハデスにいる人々からも、地上の様子は分かるのです。私たちの側からは先に召された人々は見えませんが、彼らは私たちを見ているし、幸せに生きてほしいと願っているのではないかと思います。

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◇

穂森幸一

穂森幸一(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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