Skip to main content
2025年8月27日23時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
私たち人間の能力ではできない仕事を、あえてさせてくださる神

幼子として来られた救い主 森正行

2015年12月19日08時05分 コラムニスト : 森正行
  • ツイート
印刷
関連タグ:森正行

クリスマスの季節になりました。この度は、クリスマスのメッセージをお届けいたします。

「マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである」(新約聖書・ルカの福音書2:6、7)

クリスマスのメッセージは、私たちの価値観・人生観を一新・一変させるものがあります。「キリストが幼子として降誕した」という事実が、神のメッセージだったのです。

そのメッセージとは、「幼子のような〝弱さ〟」こそ「力強い神の保護と活動が伴う」というものです。

話し言葉で言えば、「あなたはもう自分の弱さを悲観するな。弱さの中にあり続けることを失望する必要はない。今までは知らなかっただろうが、私が幼子イエスを保護し、運び、偉大な働きに遣わしたように、あなたにもそうしよう」となります。

なぜ、救世主が幼子として登場したのでしょうか? なぜ、このようなメッセージを神が届けたのでしょうか?

それは、私たち人間が、「強さ」にあこがれ、「強さ」を求め、「強さ」を身に付け、「強く」なりたいと思っているからです。

「弱さ」「弱い姿」「力がない」ということに対しては、マイナスイメージを持ちやすく、「弱さ」に価値を見いだせないままでいたからです。

聖書は、真実を語る神の言葉です。

むしろ、「弱さ」こそ、力と知恵と愛に満ちた神が、その本領を発揮する舞台とされてきたのです。

神はそのことを、旧約聖書においてはイスラエル民族を用いて物語として紹介され、また預言者やダビデたちを用いて「神の言葉」として紹介されました。

イエス・キリストの降誕、登場も、私たちに「幼子」を見せることで、幼子にある「弱さ」こそ目に見えない神の力が伴うものとして、「弱さ」の存在価値を伝えているのです。

私たちは「力がない」「居場所がない」「関心を持ってくれる人がいない」「嫌がらせをする人がいる」ということに不安を感じ、恐れ、そうならないために対策を考え、努力し、活動します。

そんな私たちだからこそ、あえて神は、救い主の降誕に、次のようなストーリーまで盛り込まれました。

力を身に付けていない「幼子」としてキリストをこの世に送り、生まれるための部屋が無く、温かなベッドも無く、歓迎する者もほとんどいない。しかも、殺害計画まで立てられていた。

けれども、これら一つ一つの不安要素は、神の計らいにより、すべてクリアされていきました。

「ほら皆さん、皆さんも『この幼子』同様、力を身に付けなくても、自分で自分を守ろうとしなくても、神である私が、『この幼子』を守り、運び、大切な働きをさせたように、あなたがたを守り、運び、大切な働きに遣わしましょう」と呼び掛けるメッセージが込められていたのです。

「幼子」とは、母親や誰かが手厚く面倒を見なければ生きていけない存在です。幼子キリストも、夫ヨセフと母マリヤの手厚い保護の中で育ちました。

私たちもかつてはみんな幼子で、誰かの保護なしでは生きていけなかった存在でしたが、成長するにつれ、自分で考え、自分たちの力に頼り、保護される必要性が希薄になりました。

ですから、ほぼ無意識のうちに、自分たちの知恵や力に頼ってきました。

2015年のクリスマス。あなたはどう迎えますか? 神様は、現代も、私たちに「幼子イエス・キリスト」を見せています。あなたも「幼子」になり、神様に保護される側に立ち返りませんか? それは、保護されるだけではありません。あなたに、今までにない新たな人生が用意されます。

神様の祝福が、あなたとあなたの身近な人たちにありますように。

「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう」(マタイ18:3、口語訳)

「この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである」(マタイ18:4、口語訳)

<<前回へ     次回へ>>

◇

森正行

森正行(もり・まさゆき)

1961年兵庫県西宮市出身。建設専門学校卒。不動産会社、構造建築事務所にて土木・建築構造設計部門を5年間勤務。1985年受洗。関西聖書神学校卒。岡山・岡南教会にて伝道師・副牧師3年間奉仕。1995年より現在、日本イエス・キリスト教団宮崎希望教会牧師。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:森正行
  • ツイート

関連記事

  • 順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ 穂森幸一(14)

  • わが人生と味の道(20)酒びたりの生活 荘明義

  • 律法と福音(22)キリストの死因 山崎純二

  • 日本宣教論(2)はじめに② 後藤牧人

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(10)抗黙示思想 臼田宣弘

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.