Skip to main content
2025年12月6日19時48分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ノルウェー当局、クリスチャン家庭から5人の子どもを保護 返還求める署名に2万7千件

2015年12月11日23時55分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:ノルウェー児童虐待
ノルウェー当局、神が罪を罰することを教えたとしてクリスチャンファミリーから5人の子どもを保護
ボドナリウさん一家(写真:ボドナリウさん一家の子どもの返還を求める会のフェイスブックより)

英国に拠点を置く「キリスト教研究所」によると、ノルウェーの児童福祉局「Barnevernet」は11月中旬、ルース・ボドナリウさんとマリウス・ボドナリウさんの夫妻から3人の息子と2人の娘を保護した。子どもたちが保護された当時、夫妻はその理由がよく分かっていなかったが、弁護士は、夫妻が「急進的なキリスト教の教えを子どもたちに吹き込んだ」として告発されたことを突き止めた。

家族の試練は11月16日に、児童福祉局が両親に通知することなく、ボドナリウさんの2人の娘を学校から連れ出し、非公開の場所に移動させたことから始まった。職員は通告文を持つことなく家族の自宅に行き、2人の息子を保護し、ルースさんを逮捕した。ルースさんは乳児の息子エゼキエルくんを警察署に一緒に連れて行った。職員はマリウスさんの勤務先に行き、マリウスさんを逮捕した。

数時間の尋問の後、夫妻とエゼキエルくんは解放され帰宅を許されたが、他の子どもの帰宅は許可されなかった。その翌日、職員は再びボドナリウさんの自宅を訪問し、ルースさんが「危険」だとしてエゼキエルくんを保護した。研究所によると、夫妻はその後数週間にわたり子どもたちに連絡することを拒否され、「子どもたちは里親家庭によく適応し、両親を恋しがっていない」と伝えられた。

弁護士は、マリウスさんとルースさんが告発される理由となった罪のリストを入手した。その中には、「子どもたちに刷り込みを行っているキリスト教過激派」という指摘もあった。弁護士は両親に、当局は令状を発行しなかったこと、また母乳で育っている乳児を母親と引き離したことで法の規定を犯していると伝えた。

ノルウェー政府に対し、子どもたちを両親の元に戻すよう要求する署名運動が支援者によって始められた。すでに2万7千人以上の署名を集めている。請願書によると、夫妻は尋問の際、これ以上状況を悪化させないためには、この状況を公表することができないとも告げられたという。また、請願書には、「一家は子どもを神の知識により育てようとしている、ごく普通のクリスチャンファミリーです!」ともある。「文書で証明されたものはもちろんのこと、この家族にはいかなる虐待もありません!」

一家を支援するためのフェイスブックも開設され、この件について一定の洞察を与えている。マリウスさんの兄弟ダニエルさんは2日、児童福祉局による調査は、子どもたちへの養育やしつけの在り方と一家のキリスト教信仰の質に対する懸念をリストアップした、ボドナリウさんの娘の通う学校の校長の電話から始まったと投稿した。

ダニエルさんは、子どもたちの両親、おじ、おば、祖母が「神が罪を罰する」ことをどう捉えているかを、校長が引き合いに出したと説明した。ダニエルさんの投稿の翻訳によると、「(校長は)子どもたちが家で身体的に虐待されているとは考えていません。彼女は、両親が子どもたちを育てるに当たって、児童福祉局の『手助け』と指導を必要としていると考えたのです」という。

牧師であるダニエルさんは、調査官が2人の娘に家庭生活について聞き取りを行った際、娘たちが、耳を引っ張られたり、おしりをぶたれたりすることを恐れて両親に隠し事をしていることを認めたと述べた。しかし同時に娘たちは、罰を恐れてはいるけれど、両親を恐れてはいないことも、調査官にはっきりと伝えていたとダニエルさんは語った。

「(家庭内の)虐待の事例は多くありますし、そういった事例はもちろん罰せられるべきです。しかし、虐待が真に存在した時とそうでない時をはっきりと見分けることには大きな責任が伴います。もし適切に見分けなければ、家庭を壊すことになり得るからです」とダニエルさんは主張した。

「マリウスとルースの事例での法的文書から、身体的虐待の兆候がないことは明白です。しかし、子どもたちは罰を与えられたと述べたのです。責められるべきは誰ですか?」とダニエルさん。「ある特定の人々に、他人の家庭に介入し、それに応じて行動を起こす権威を与えた法律でしょうか。それとも、児童福祉の名において(あるいは他の何らかの利益のために)ある家庭を、ひいては子どもを破壊する一部のソーシャルワーカーでしょうか」

両親は11月27日、児童福祉局に対する申し立てが拒否されたことについての聴取の場に出頭した。しかし、フェイスブックのページによると、夫妻はエゼキエルくんを週に2回、1回につき2時間訪問する権利のみ与えられ、ルースさんは他の2人の息子に週1回会うことを許可されるだけとみられる。2人の娘に連絡を取ることは拒否された。

キリスト教研究所によると、一家は次の段階の法的手続きを取ることを決めている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ノルウェー児童虐待
  • ツイート

関連記事

  • 英国国教会、元主教の性的虐待を謝罪 「深い恥と後悔」

  • 中国の宗教:若い信者多いのはイスラム教 教会を「中国風」にとの命令も

  • 「イスラム国」、ラマダン中に物を食べた少年2人を十字架刑に

  • キリスト教に対する取り締まり強化か イラン、キリスト教徒18人を投獄

  • 10代を失う宗教 米心理学者のグループが最新研究発表

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 米最大の民間慈善財団、神学教育機関やキリスト教団体に総額1千億円超を助成

  • 東京・銀座で牧師がトーク&ライブ「メリエストクリスマス2025」 12月25日

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • ワールドミッションレポート(12月6日):ウクライナ 砲火のとどろく中で、福音は止まらない(2)

  • 人生を楽しもう 菅野直基

  • ヨハネの黙示録(10)フィラデルフィア教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.