イスラム伝道のエキスパート、日本宣教について語る ジーザス・ジュン・フェスティバル2015

2015年6月23日18時52分 記者 : 坂本直子 印刷
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日本の宣教についてメッセージを伝えるヒシャム・カメル博士=22日、21世紀キリスト教会広尾教会堂(東京都渋谷区)で

日本民族総福音化運動協議会が毎年開催している「ジーザス・ジュン・フェスティバル」が22日、東京都渋谷区の21世紀キリスト教会広尾教会堂で開催された。12回目となる今年は、英国にあるアラビック・コミニケーション・センター(ACC)所長で、世界宣教会議(キリスト生誕2000年フェスタ)の主講師の一人でもあるヒシャム・カメル博士が来日し、日本の宣教について熱く語った。

同協議会は、毎年東京と大阪で2回集会を行っている。東京では6月に集会を開催していることから、「ジュン・フェスティバル(June Festival)」として定着している。今年もリピーターを含め、約90人が昨年8月に献堂式が行われたばかりの広尾教会堂に集った。

集会冒頭、この日の通訳も務めた同協議会前総裁の奥山実氏(世界宣教センター・宣教師訓練センター所長)があいさつ。「イエス様は全世界に福音を伝えました。皆さんも福音宣教に励んでください。否定されても、伝えることが大切です。テレビ、ラジオ、インターネットなどを通してでもいいです。イエス様を伝えていきましょう。地域、日本、そして世界宣教に導かれることを願います」と、クリスチャン全員が福音宣教に用いられることを願い求めた。

続いて登壇したカメル博士は、エジプト生まれで、アラブ語でイスラム伝道ができる貴重なイスラム伝道のエキスパート。中近東の地下教会の指導にも当たっている。この日は、マタイによる福音書21章28節の中に出てくる「息子」「行きなさい」「今日」「一緒に働きなさい」「私のぶどう園で」の5つの言葉をキーワードにして、神に用いられる秘訣を明かした。

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集会で賛美をリードするAKP153のメンバー

カメル博士はまず、「神様は誰でもというわけではなく、《息子》を用いようとしている」と述べ、「神様は、私たちがイエス様を受け入れたならば、《息子》として上からの知恵を与え、仕えるために集めてくれる。悪魔がささやきかけても、イエス様が既に2000年前に勝利しているから恐れる必要はない」と語った。

「恐れてはいけない。聖霊様が力を与えてくれる。私たちは福音を持っている」とカメル博士。「神様あなたのために働く用意ができています」と言い、「どこに《行く》べきか教えてください」と神に祈ってほしいと訴えた。また、「《今日》なすべきことは《今日》しなければいけない。明日は何が起きるか分からない」と話し、《今日》何をすべきかを神様に祈り求めてほしいと繰り返し語った。

カルメ博士はまた、多くの人が自分のミニストリーは考えても、他人のミニストリーを考えないと指摘。自分の価値は0(ゼロ)だが、イエスのそばにいることで価値が生まれると言い、「イエス様は1、私は0。1のイエス様の隣に0の私が立てば、10になる。さらに、私の隣に0の人が立たてば、100になる。その隣に・・・というように、1のイエス様の隣に0が次々に並べばすごい数になる。このことを私たちは悟るべきだ」と、《一緒に働く》ことの意味を伝えた。

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AKP153のリードに合わせて賛美をささげる参加者たち

さらに、イエスが「《私のぶどう園で》一緒に働きなさい」と呼び掛けていることに注目。クリスチャンは、教会や教派のために働くのではなく、神の御国のために働くのだと語った。イエスが弟子を旅に出すとき、2人ずつ遣わしていることを取り上げ、「これは、私たちが一致して、イエス様のために働くことを期待しているため」と語った。

カルメ博士は最後に、教会のこれまでの戦略を変えることを提案し、教会からどう出て行ってイエスの福音を伝えればいいのかを祈ってほしいと訴えた。そして、「多くの人が救われることを期待し、イエス様の御国の建設のために祈り合い、愛し合って進んでいきましょう」と参加者を励ました。

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参加者からの祈りの課題に手を置いて祈る日本民族総福音化運動協議会の理事ら

カメル博士のメッセージ後には、献金と共に、参加者一人ひとりが書いた祈りの課題も集められた。そして、同協議会の理事らが前に出て集められた課題に手を置いて、祈りをささげた。

集会の最後には、今年から新しく同協議会の総裁に就任した手束正昭氏(日本基督教団高砂教会主任牧師)があいさつ。「日本民族総福音化運動は、超教派的運動であり、『イエスは主、われらの救い主』と告白する者ならば、誰でも参加することができます。日本、世界の救いのために祈ってくれるだけでいいです。ぜひ、この運動にたくさんの方が加わってくれることを期待します」と、この運動への参加を呼び掛けるとともに、宣教の業が広がるように祈りを求めた。

昨年に続き今回が2回目の参加だという20代の女性は、「『出ていく』ことの大切さをあらためて感じた。もっと真剣に伝道に向き合っていきたい」と感想を述べた。また、会場となった21世紀キリスト教会の教会員である女性は、「今日はイスラム伝道の話だと思っていたので、日本のリバイバルの話を聞き、新鮮な気持ちになった。聖霊様の導きに感謝している」と語った。

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