Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

「ショッピングの代わりにチャリティーを」 地域の教会が協力 “ブレス・フライデー”

2014年12月4日15時12分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカ
「ショッピングの代わりにチャリティーを」 地域の教会が協力 “ブレス・フライデー”+
メモリアル・ドライブ長老教会のメンバーが、地元のショッピングモールで常連客に「祝福バッグ(Bless Bag)」を作ることに賛同してもらおうと奮闘中。このバッグは米テキサス州ヒューストン市のホームレスに渡される。(写真:メモリアル・ドライブ長老教会)

米国では、感謝祭(11月第4木曜日)翌日の金曜日は「ブラック・フライデー(Black Friday)」と呼ばれ、さまざまな店が大安売りをする。1年で最もショッピングが行われるクリスマス商戦の初日となる日だ。「ブラック」と呼ばれているのは、多くの店で黒字が見込まれるゆえんからだ。

米テキサス州ヒューストン市では、この「ブラック・フライデー」の代わりに「ブレス・フライデー(Bless Friday=祝福の金曜日)」と称して、現地の諸教会が協力して、恵まれていない人々への慈善活動イベントを行った。過度のショッピングと物質主義へ対抗する試みだ。

同市のメモリアル・ドライブ長老教会で、コミュニケーション・ディレクターを務めるエバ・カミンスキ氏は、ブレス・フライデーは「人々がショッピングから、奉仕へと焦点を変えることにつながる」と話す。「ブレス・フライデーは、私たちの教会員やスタッフたちで切に取り組んできたものです。その魅力は、自分自身ではなく他の人に焦点を当て、キリストの名で仕え、魂を建て上げていくことにあります」

このイベントは、ヒューストン地域の諸教会が2010年に始め、以来毎年行われている。

ブレス・フライデーの発案者であるチャック・フォックス氏によれば、今年のブレス・フライデーは参加教会の幅が広がった。「今年はウエスト・ユニバーシティ・バプテスト教会と、ヒューストンのクロスポイント教会に加え、カトリック教会として初の、シアトルのブレスト・サクラメント・カトリック教会も参加してくれました」とフォックス氏は言う。

「大きく、高所得層、主に白人が占める、郊外に位置するような教会から、小さくて、低所得層、黒人の、都市に位置するような教会、さらにヒスパニック移民のコミュニティーに仕える教会など、いろいろな教会が参加してくれました」

ブレス・フライデーでは、参加教会が多様な慈善活動を主体的に行う。困窮者への昼食の提供、地元の食料庫のための物資の梱包、公園のゴミ拾い、ホームレス施設でのボランティアなどだ。

これまで数年間にわたりブレス・フライデーに参加してきた教会の一つ、ヒューストンにある聖ヨハネ教会の広報ディレクターであるアンドレア・マイヤー氏は、同教会の今年の活動について次のように説明していた。

「今年、聖ヨハネ教会はこのイベントで、ヒューストンの繁華街にあるビーコンで、ホームレスの方たちに奉仕をすることに焦点を当てています」

「ビーコンは、ヒューストンの繁華街にあるデイ・センター(宿泊を伴わない施設)で、ホームレスの方たちへ食事や日用品を提供しています。教会からのボランティアが、ヒューストンにおいて必要な支援が行き届いていない方やホームレスの方たちに、何百もの温かい食事の奉仕をさせていただきます」

マイヤー氏は、「ブラック・フライデーのような、派手に消費をするという日に、人々に他の選択肢を提供することは、キリストにおいて神様のために人生を変えることをミッションにしている聖ヨハネ教会の、非常に大切な表現方法の一つです」と話す。

「ショッピングの代わりにチャリティーを」 教会が協力、 “ブレス・フライデー”
聖ヨハネ教会の男性信徒たちが奉仕する昨年の「ブレス・フライデー」の様子(写真:聖ヨハネ教会)

メモリアル・ドライブ長老教会のエバ・カミンスキ氏も同意見だ。「これはクリスマスの季節のスピリット(精神)です。仕えること、与えること、キリストの恵みを共有するスピリットにジャンプできる一つの方法となります」

メモリアル・ドライブ長老教会は今年、複数のプロジェクトを行った。教会が所有する食料庫に貯蔵する豆と米の梱包、負傷した退役軍人のための枕作りや、海外を行き来する船乗りたちのためにクリスマスプレゼントを詰めることなどである。

「何が素晴らしいかと言えば、諸教会が、本質的に、年間を通してこの種の活動を奨励しているということです!ブラック・フライデーは、私たち諸教会が、どのように一日一日を生きていくことができるのかということに、気づかせる機会をもたらしてくれました」

ブレス・フライデーの発案者であるフォックス氏は、大規模な商業化という世の流れにもかかわらず、ブレス・フライデーが「建設的に反文化的となる方法」となったことを指摘する。「人々は、何年もブラック・フライデーの日の長蛇の列と、開店時間に勃発する暴力などに対し嫌悪感を持っていました」と同氏は言う。

「ブラック・フライデーが、感謝祭自体にも影響を与えつつある現状を見て、今人々は非常に懸念を持っています。せめて一日でも、(買い物することから)立ち止まり、私たちの恵みを数えてみることをしてみませんか」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカ
  • ツイート

関連記事

  • ニューヨークのキリスト教慈善団体、感謝祭でホームレスに配給 今年で135年

  • シカゴのメガチャーチ牧師夫人、涙の告白「受けた批判についても神に感謝する」

  • “靴箱”のクリスマスプレゼントが結んだ奇跡の愛 米少年とフィリピン少女が14年越しに結婚

  • 世界エイズデー:U2・ボノの「ONEキャンペーン」と米聖書出版社が協力

  • ブッシュ元米大統領「大統領任期中は毎日聖書を読んでいた」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.