Skip to main content
2025年11月15日12時01分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
人生を導き教会を生かすレビ記通読の手引き

人生を導き教会を生かすレビ記通読の手引き(1) 宮村武夫牧師

2014年5月5日08時10分
  • ツイート
印刷
関連タグ:宮村武夫
宮村武夫牧師+

レビ記1章

(1)1章全体の大きな流れ

①1、2節は序、出エジプト記との結び

②3~17節、3種の全焼のいけにえ
イ.3~9節、牛の場合
ロ.10~13節、羊の場合
ハ.14~17節、鳥の場合

牛、羊、鳥のどの場合も、同じような決まり文句で始まり終わる、非常に整った形式の文章。その中で、牛の場合は詳しく記述、それに対する羊と鳥の場合は、より簡潔な記述。

(2)1、2節

主なる神はモーセを呼び寄せ、語られる。出エジプト記でその完成を描く、神の栄光の満ち満ちた会見の天幕から(参照・出エジプト記3章4節、19章3節、24章16節)。

モーセは、主なる神のことばを聞いて民に告げる、仲保者の役割。語られて、告げられた内容は、2節に見るささげ物について。レビ記では、このささげ物が重要な位置を占めている。

(3)「会見の天幕」について確認

イスラエルの民がエジプトの奴隷から解き放たれ神の契約の民とされ、主なる神との交わりを与えられる場、それが会見の天幕。

この恵みの天幕から、主なる神は語られる。出エジプトの出来事の後、約束の地を目指す旅、その恵みの御業を記すモーセ五書。その中で、レビ記はささげ物の位置を示している。レビ記、より直接的には、そのささげ物の記述に先行する、救いの恵みの大ドラマの中で、ささげ物は正しく理解できる。

この救いの御業を忘れて、律法だけを孤立してみるなら、本来の律法の意味を誤解する危険がある。出エジプトの出来事を中心とする、神の救いの歴史の大きな文脈を見逃してはならない。出エジプトの後、約束の地への入国前に、レビ記は位置する。

(4)「あなたがたが主にささげ物をするときには」(2節)

ここに見る、「あなたがた」は、イスラエルの民全体ではなく、だれでもその人(アダム、創世記1章26、27節)、4節では、「その人」と言われている、各自・個人を指す。

「アダム」、神に創造された、本来の人間。男女の差別なく(参照・民数記5章5~7節)。イスラエルだけでなく、主なる神を礼拝するように創造された、人間・私、よろずの民を指す、広がりを内包する豊かな表現。

祭司と共にささげ物をする民の一人一人(参照・エペソ4章11~16節)。

(5)牛、羊、鳥、いずれの場合でも

①手を置く
②ほふる
③最後に焼く

牛に力があるのではない。牛でなくとも、羊でも鳥でもよい。勿論羊に、鳥に力があるのでもない。大切なのは、ささげる人の態度。悔いくずれた魂の、こころからのささげ物。

「手を置く」、ささげられる犠牲と自分が一体であることを示す意図。犠牲の故に、贖いがなされ、和解が成り立つ。

(6)ささげ物

人間からは完全な物をささげることができない。主なる神が備えてくださる、完全な犠牲、主イエス・キリストご自身。ヘブル人への手紙を味わう備え。

◇

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部修了(組織神学)。宇都宮キリスト集会牧師、沖縄名護チャペル協力宣教師。

主な著訳書に、編著『存在の喜び―もみの木の十年』真文舎、『申命記 新聖書講解シリーズ旧約4』、『コリント人への手紙 第一 新聖書注解 新約2』、『テサロニケ人への手紙 第一、二 新聖書注解 新約3』、『ガラテヤ人への手紙 新実用聖書注解』以上いのちのことば社、F・F・ブルース『ヘブル人への手紙』聖書図書刊行会、『哀歌講解説教 哀歌をともに』、『ルカの福音書 味読身読の手引き①』以上クリスチャントゥデイ、など。

■外部リンク:【ブログ】宮村武夫牧師「喜びカタツムリの歩み」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:宮村武夫
  • ツイート

関連記事

  • 【新刊案内】ルカの福音書 ―味読身読の手引き2― 宮村武夫(著)

  • 【イースターメッセージ】からだのよみがえり 宮村武夫

  • 宮村武夫氏がクリスチャントゥデイ新編集長に就任 役員、論説委員らが歓迎

  • 「終わりまで歩み」ダニエル書12章5~13節 宮村武夫牧師

  • 「永遠のいのち」ダニエル書12章1~4節 宮村武夫牧師

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(7)神様のご計画が明確になったとき 加治太郎

  • ワールドミッションレポート(11月14日):ブラジル 世界最大のカトリック国で起きている劇的な地殻変動(5)

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • 花嫁(37)鉄塔と母 星野ひかり

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • ローマ教皇レオ14世に聖書協会共同訳のミニチュアバイブルなど献呈

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 神の見えざる御手 佐々木満男

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.