Skip to main content
2025年9月18日19時20分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

教皇、使徒的勧告「喜びの福音」 「信仰年」閉幕ミサ

2013年12月4日10時38分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ローマ教皇フランシスコ(ローマ教皇)フィリピン台風30号

【CJC=東京】カトリック教会典礼暦で「王であるキリスト」の大祝日を迎えた11月24日、バチカンで「信仰年」の閉幕ミサが教皇フランシスコによって行われた。

サンピエトロペトロ広場でとり行われた閉幕ミサには、世界各国から約6万人の信者が参加した。教皇フランシスコを囲み、カトリック東方典礼をはじめ多くの枢機卿・司教らが儀式を共同司式した。

ミサでは、初めて使徒ペトロの聖遺物(遺骨)が祭壇にもたらされた。この聖遺物箱は、普段はバチカン宮殿の教皇官邸の聖堂に保管されている。ミサ中の献金は、台風で膨大な被害を受けたフィリピンの被災者におくられる。

バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇はミサの中で、「信仰年」を締めくくるものとして、使徒的勧告『エヴァンジェリ・ガウディウム』(喜びの福音)を、5大陸の教会と社会を代表する36人に手渡した。その内容が26日発表された。

使徒的勧告は、「福音の喜びは、イエスに出会う人々の心と全人生を満たします」という言葉で始まる。教皇フランシスコは現代の世界に福音を告げるための考察を展開すると共に、2012年10月にバチカンで開催された「キリスト教信仰を伝えるための新しい福音宣教」をテーマにした第13回通常シノドス(世界代表司教会議)の成果を活かし、取り入れている。

この使徒的勧告で、教皇は「これからの教会の歩みの道のり」を、主に五つの観点から示した。

(1)「喜び」に特徴付けられる「福音宣教の新しい一歩」をしるすよう招いている。教皇はすべての信者に、自分の人生で体験したイエスの愛、その喜びと友情を新しい熱意と活力をもって他の人々に告げるよう、キリスト者の恒久の使命を強調している。

(2)福音本来の新鮮さを取り戻すことから始まる、「創造力と大胆さをもった刷新」を呼びかけている。このために教皇は、司牧・宣教上の回心と、教会がより宣教的になるための構造改革の必要を述べている。そして、この司牧的回心は、小教区、司教、教皇に至るまで及ぶべきものとしつつ、教会の合議性をより高め、より良い宣教・教会活動のために必要以上の中央集権制、聖職者主義などを見直し、地方教会の貢献を活かすと共に、信徒や女性の役割を広げることを提案している。

(3)「より開かれた、受け入れの心と慈しみある教会」へのアピール。教皇は教会の扉は開かれているべきとし、教会は慈しみの場であり、断罪の場ではない、神は赦すことにおいて疲れを知らないと記している。皆が秘跡に近づきやすいようにし、教会は「関所」ではなく、誰もが疲れた時に自分の場所を見出せる「父の家」でなくてはならないとする。福音を告げることにおいて、そこには寄添いと、尊重、同情、成熟に向けた忍耐があるべきであり、司祭の説教も単なる道徳主義・教化主義に陥らず、常に希望を与えるものであるよう願っている。

(4)「対話と出会い」。教皇は他のキリスト教教会、また諸宗教、そして無宗教の人々との対話を促している。その対話は「明確なアイデンティティーと喜び」に裏付けられたものであり、福音宣教を曖昧にするものではない。教皇は特に今日においてイスラム教との対話を、非常に大きな重要性を持つものとして注目。イスラム伝統国でキリスト教徒の信仰の自由が守られると共に、欧米においてイスラム教徒がその自由を享受できるようにと希望されている。

(5)「教会は預言的な声」であるべきであり、たとえ反対の風潮の中でも、勇気を持って話すことが要求されるとする点。教皇は教会が「貧しい人のための、清貧な教会」であるよう説いている。「強者の論理」が勝る現在の経済システムを根本から正しくないものとして訴え、切捨て、拒否される人々への関心を、政治家や教会共同体に呼びかけている。教会が守るべき存在として、特に生まれてくる子どもたちの命、家庭の絆を挙げている。

※ この記事は、CJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。
関連タグ:ローマ教皇フランシスコ(ローマ教皇)フィリピン台風30号
  • ツイート

関連記事

  • 教皇、「からだの復活」テーマにキリスト教的死を考究

  • 教皇、プーチン大統領と友好的に会談

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • 花嫁(33)愛には恐れがない 星野ひかり

  • 右も左もわきまえないやから 穂森幸一

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(28)ニコラス司教逮捕される

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ワールドミッションレポート(9月18日):パプアニューギニア イースターは1日じゃない、1カ月続くリバイバルだ

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.